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【国際】

米高校で銃撃 2人死亡、17人負傷 15歳生徒を拘束

23日、米ケンタッキー州ベントンのマーシャル郡高校で、銃乱射のため避難した生徒ら=Ryan Hermens/The Paducah Sun、AP・共同

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 【ニューヨーク=赤川肇】米南部ケンタッキー州マーシャル郡の高校で二十三日午前八時(日本時間午後十時)ごろ、銃撃事件があり、州当局によると十五歳の男女二人の生徒が死亡、生徒十七人が負傷。容疑者として男子生徒(15)が校内で拘束された。米連邦捜査局(FBI)などが動機や拳銃の入手経路を調べている。

 米メディアによると、銃撃は州西部ベントンのマーシャル郡高校の中庭で始業前に発生。校外に逃げる生徒らや、生徒を捜す保護者らで周辺は騒然となった。CBSニュースは当局者の話として、容疑者の生徒が無差別に乱射したと伝えた。

 現場は州都フランクフォートの南西三百五十キロにある田園地帯。国勢調査によると、マーシャル郡の人口は三万一千人で、98%が白人。ベビン州知事は声明で「小さく結び付きの緊密な地域社会で、こんなことが起きるのは信じられない」と述べた。

 

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