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1623話
「随分と早いわね」
「それはもう、その為にここまで用意したのですから、これで歩くよりも遅ければ困ります」
馬車の中で、窓から周囲の様子を見ながらヴィヘラが呟くと、ギメカラは笑みを浮かべてそう告げる。
ゾルゲー商会のエージェントとでも呼ぶべきギメカラは、現在レイ達と行動を共にしていた。
これは、何かあった時にゾルゲー商会の力で少しでもレイ達の利益になるように行動し、ギルムでの行動で少しでも優遇されようという考えからのものだ。
本来なら、ギメカラはレイ達と一緒に行動をするつもりはなかった。
だが、昨夜対のオーブ越しに話したダスカーとのやり取りから、激しい危機感を抱いたのだろう。
その為、少しでもレイ達の利益になるように行動し、ギルムで何かあった時にはレイ達の手を借りることも視野に入れての行動だった。
ギメカラの選択は、決して間違ってはいない。
実際、レイ達がギルムで持つ影響力は、その辺の冒険者達とは一線を画すものがあるのだから。
「それにしても……出発する時にここまで時間が掛かるとは思わなかったな」
少しだけ不満そうに呟いたのは、エレーナだ。
今まではメジョウゴから脱出した女やレジスタンスを率いての移動だった。
その移動速度は決して速くはなかったが、エレーナがそれに不満を言うことなかったのだが……下手に馬車での移動ともなれば、姫将軍の異名を持つ軍人としての一面が出てきてしまうのだろう。
そして姫将軍としては、出発する前にそれぞれの馬車に乗る時の手際の悪さが面白くなかった。
「いや、軍人とかならともかく、殆どが普通の……訓練とかもしたことのない連中なんだから、無理を言うなよ」
「だが、レイ……」
レイの言葉を聞いても、やはり不満そうな様子を隠せないエレーナだったが、今ここでこれ以上何かを言っても意味はないと判断したのだろう。
黄金の髪を掻き上げつつ、黙り込む。
「あ、あははは。やはり姫将軍の異名を持つとなれば、色々と要求は高いようですね」
一連のやり取りを見ていたギメカラが、場を和ませるように告げる。
そんなギメカラの言葉に最初に反応したのは、レイにとっては予想外なことにヴィヘラだった。
「まぁ、今日は初めての日だったんだから、しょうがないでしょ。ギルムに到着するまでにはまだ結構な時間が掛かるんだから、このまま進めば慣れてくるわよ」
「それに、このまま進めば多少なりとも人数は減ってくるだろうし……そうなれば、少しは行動しやすくなるかもね」
マリーナの言葉通り、今日ドルガナの側から出発する時、十数人の離脱者が出た。
その者達は、様々な理由があれど、これ以降はドルガナで暮らすという選択をした者達だ。
ドルガナはレーブルリナ国の中でも比較的大きな街である以上、暮らしやすいと思った者も多いのだろう。
中には、それこそ色仕掛けである程度裕福な者に取り入ったといった者もいたのだが、それはこの一行に残った者にとっては特に気にするべきことではないだろう。
(今の状況のレーブルリナ国に残るのは、自殺行為に等しい気がするんだけどな。……まぁ、自分で判断してそう決めたんだから、俺が何か言う必要はないか)
馬車の窓から外を眺めつつ、レイは考える。
そんなレイの視線の先では、馬車から少し離れた場所をセトが走っているのが見えた。
ゾルゲー商会の用意した馬車を牽く馬は、厳しい訓練を行ってきた軍馬……という訳ではない。
エレーナの馬車を牽く馬であれば、初対面でセトを見ても恐怖から暴れるようなことはなかったが、そこまで徹底的に訓練された馬は当然のように非常に高価だ。
ゾルゲー商会が用意した馬は、そのような馬ではなく普通の馬で、セトの近くにいれば怯えてしまうのは当然だった。
だからこそ、セトはレイ達から少し離れた場所を走っていた。
それでもセトの姿をレイが見ることが出来たのは、レイの乗っている馬車が一行の先頭を走っているからこそだろう。
「ギメカラが用意した護衛も、レジスタンスの連中と上手くやってるようだな」
出発の前の様子をレイが見たところ、護衛とレジスタンスの者達の間には若干緊張感があったが、険悪という訳ではかった。
どちらかといえば、お互いに距離感が分からなくなっている……という表現の方が正しいだろう。
そこに何故かリュータスがちょっかいを出し、最終的にはなし崩し的に上手くいくようになったのだ。
「そうですね。人選には色々と苦労したので、それが報われたようで何よりです。……その分、腕は決して優れている訳ではないのですが」
「その辺は気にするな。何かあっても人数がいれば大抵の相手はどうにでもなるし、最悪の場合は俺達が出ていけばいいし」
「それはそうなんですが、そうなるとレイさん達がいなくなった後に色々と問題が……やはり、腕の立つ護衛を何人か集めておく必要があるんですよね」
レイ達がずっとこの集団と一緒に行動する訳ではないというのは、前もって言われていたし、何より昨日話したダスカーにもしっかりと言われている。
そうである以上、ギメカラの立場としては何かあった時に対処出来るだけの実力者が必要となるのは間違いないのだ。
護衛が腕の立たない者ばかりだと知られれば、この集団は盗賊にとっては絶好の獲物でしかないのだから。
(その辺りは、この先に寄る村……にはそこまで腕の立つ者はいないでしょうから、街で探すしかないでしょうね。出来ればレーブルリナ国の範囲内で見つけることが出来ればいいのですが)
レーブルリナ国内であれば、ゾルゲー商会の力を使って強い冒険者を雇うことが出来る可能性もある。
だが、レーブルリナ国から出てしまえば、そのようなことは出来なくなる。
勿論一切の影響力がなくなるかと言われれば、答えは否だろう。
「そっちは……やっぱりどこかである程度腕の立つ人員を用意して貰うしかないだろうな。……そんな奴を見つけるのが、まず難しいだろうけど」
「それは……そうなんですよね。腕の立つ方で性格的に問題のない方というのは、当然ながら非常に人気が高い訳ですし」
残念そうに言うギメカラだったが、それは当然だろう。
腕が立ち、性格に問題のない冒険者というのは、誰にとっても頼れる存在だ。
それこそ、あらゆる場所から依頼で引っ張りだこになっても、おかしくはない。
「けれど、そのような冒険者が絶対に雇えないという訳ではありません。何と言っても、この一行が向かっているのはギルムですからね」
「そういうのがいるか。……今の時季に旅立てば、冬の前にギルムに到着出来るしな。それに今年は、冬越えの資金が貯まってなくても、そこまで問題にならならいし」
「そうね。増築工事は冬もよっぽと雪が酷くない限りは進めるらしいから、今年と来年、再来年辺りまでは冬越えの資金が貯まってなくても冬にモンスターを狩りに行くとかは、しなくてもいいかしら」
気温がマイナスになり、雪が降っている中で増築工事をするというのは、レイにとっては可能な限りやりたくない仕事だったが、それでも冬にモンスターを狩りに行くよりは、確実に儲かり、安全性も高い。
今からこの辺りの冒険者がギルムに行っても、そのような仕事があるのであれば、資金的にあまり余裕のない者でも例年よりは随分と稼ぎやすい筈だった。
(俺の場合は、セトがいるから冬でもモンスターを探すのに苦労しないし、移動するのも楽だけど……普通の冒険者は雪の中を歩く必要があるしな)
エルジィンに来てからの冬の生活を考えるレイだったが、実際にはセトは冬の間に運動不足の解消も兼ねて、ギルムから出て自分だけで狩りに行くといった真似をしたりもしている。
本来であれば、ギルムというのは辺境で周辺に出てくるモンスターは高ランクなものも多い。
それどころか、冬ともなればその季節だけしか出てこないようなモンスターもいる。
……だが、そのようなモンスターが相手であっても、セトであれば自分だけで容易に倒すことも出来た。
普通の冒険者にしてみれば、そんなセトの戦闘力や移動力は非常に羨ましいだろう。
また、セトは時々倒したモンスターの肉をお土産として持ってくることもあったので、そういう意味でもレイは羨ましがられている。
普通に考えれば、セトを一匹だけで外に出したり、ましてや戻ってきたセトをそのまま街の中に入れる……といった真似はしないし、出来ない。
しかしそれはあくまでも普通の場合であって、セトは普通とは呼べないだけの知名度を持つ。
それこそ、ギルムのマスコットキャラとでも言うべき存在のセトは、それを知らない者はよほどのモグリだと言われてしまうだろう。
「レイさん、向かいから商隊と思しき集団が来てますけど、どうします?」
御者の声にレイは御者台に続く扉を開け、進行方向を見る。
すると、真夏の日差しが降り注ぎ、街道の周辺の草原から漂ってくる草いきれがレイの鼻に刺激を与える。
強烈な直射日光も降り注いでいるのだが、御者台には屋根もしっかりとついており……何より、レイの場合はドラゴンローブを着ているので、その辺りは特に気にした様子はない。
そんな状況の中でレイの視線の先には、こちらに向かってくる数台の馬車の姿がある。
その数台の馬車が、どこか戸惑ってるいるように思えるのは……やはり、レイ達の集団が桁外れに大きいからだろう。
普通商隊となれば、小さければ数人から十数人……大きくても、百人かそこらといったところだろう。
だが、レイ達の一行は千人近い。
それだけの人数が移動している以上、当然のように一列になって動いている訳ではなく、街道を最大限に利用し、それでも足りない分は街道から外れて移動しているのだ。
そうなれば、当然ながら今回のように向こう側からやってきた集団とすれ違う時は色々と注意をする必要がある。
「取りあえず、隙間を空けるように合図をしてくれ。俺は向こうに軽く挨拶をして……」
「いえ、待って下さい、レイさん。ここは私が」
挨拶をしてくると、そう言おうとしたレイの言葉にギメカラが割り込む。
相手が商隊でここがレーブルリナ国である以上、ここは自分が顔を出す方がいい。そう説明するギメカラにレイは少し迷いつつも結局は任せる。
レーブルリナ国であれば、ゾルゲー商会の名前は十分に効果があるだろうし、何よりギメカラに少しでも手柄を立てさせてやりたいと、そう考えた為だ。
本来であれば、そこまでギメカラに対して気を遣う必要はなかったが、馬車を始めとした各種物資を大量に用意して貰ったこともあり、ダスカーへの紹介以外にも多少は融通を利かせてもいいのでは? とレイは判断した。
そんなレイの気持ちを理解しているのかいないのか、ともあれギメカラは馬車ではなく馬に乗っている護衛の一人を呼び、その馬に乗せて貰って近づいてくる商隊に向かう。
「大丈夫ななの?」
ギメカラの後ろ姿を眺めつつ、ヴィヘラが呟く。
だが、人当たりの良いギメカラの性格とゾルゲー商会というネームバリューを考えれば、恐らく問題はないだろうというのがレイの予想だった。
「多分問題はないだろ。向こうにとっても、レーブルリナ国で活動しているのなら、ゾルゲー商会の名前を聞けばきちんとした対応をしないといけないだろうし」
そう呟くレイに対し、本当に? と視線を向けてくるヴィヘラ。
だが、実際にレイの視線の先では、護衛の馬に乗ったギメカラが商隊の代表と思われる恰幅のいい人物と友好的に話しているのが見える。
そんな様子を見れば、恐らく問題はないだろうというのはレイでなくても理解出来ただろう。
そうして数分話をすると、やがてギメカラがレイ達の馬車に向かって戻ってくる。
そこにあるのは、いつも通りの穏やかな笑み。
とてもではないが、商隊との話し合いが険悪な雰囲気で終わった……という風には思えない、そんな笑みだった。
「大丈夫です。無事に挨拶は終わりました。向こうは、今の状況で下手に動くと色々と危ないので、私達が通りすぎるのを待ってくれるらしいです」
「そうか、助かった」
「いえ」
レイの言葉に笑みを浮かべたギメカラは、馬の上から馬車に戻ってくる。
先程もそうだったが、馬から馬車の御者台に飛び乗ってくるその様子は、ただの商人という訳ではなく、多少なりとも力を持つ身のこなしだ。
(まぁ、ゾルゲー商会を代表して俺達に接触してくるくらいだ。ただの商人って訳じゃないよな)
改めてギメカラを眺めながら、レイはそんな風に思いつつ……ギルム目指して馬車を進めるのだった。
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