『モンスターハンター: ワールド』海外レビュー
『モンスターハンター: ワールド』の海外レビューです。
- ジャンル:アクション
- 機種:PS4/Xbox One/PC
- 開発:カプコン
- 販売:カプコン
・素晴らしいビジュアル
・手応えのある戦闘
・狩りと作成の充実した流れ
・見事に成功した簡略化
悪い点:
・それでも一部プレーヤーの手に余るかも
・準備不足だと手酷くやられる
・貧弱なHDR
『モンスターハンター: ワールド』は、シリーズが待ちわびた進化だ。巨大な生物がこれほど美しかったことはないし、美しいオープンワールド・エリアと探索の手助けをする導蟲が、狩りに新たなダイナミズムをもたらしている。相変わらず容赦ない難易度の高さだし、準備不足のプレーヤーは瞬殺されてしまうだろうが、今回はそれはゲームのせいではなくプレーヤー自身のせいなのだ。一人でも集団でも、今こそ狩りに加わろう。
・驚異的なまでの奥深さとやりがいのあるゲームプレー
・美しく多彩な世界
・システムの凄まじい深み
・あらゆるモンスターが新たなチャレンジ
・引き込まれる物語
悪い点:
・準備が面倒になりがちなマルチプレー・マッチ
『モンスターハンター: ワールド』は史上最高のRPGの一つであり、シリーズで最も魅力的だ。このフランチャイズに熱心なファンが多い理由が良く分かるゲームだし、より幅広い層にアピールしようとする開発チームのたゆまぬ努力のお陰で、さらに多くのファンを獲得するはずだ。
罰されるのが好きで、スタッツを眺めるのが趣味で、素晴らしい戦闘に恋しているなら、このゲームは必携である。
・シリーズで最も敷居が低い
・豪華で生きた生態系と多彩なモンスターなど、ゴージャスなゲーム
・シリーズ最高の戦闘、収集、作成
悪い点:
・単調な作業になりがちなレア・パーツの収集
シリーズにとっての偉業であり、今世代最高のゲームの一つ。『モンスターハンター: ワールド』は、重要なニッチ・フランチャイズの心臓部に、普遍的な魅力を加味している。
グラフィック: 背景は時折味気なく見えるものの、シリーズで最も美しい
サウンド: 恐ろしい唸りからド派手なトラップまで、サウンドは自信たっぷりに重要な情報を伝え、没入感を生み出している
プレー性: チュートリアルや敷居の低さはシリーズ随一だが、初心者はゲームを隅々まで理解するのに時間がかかるかも
エンターテイメント性: 手に汗握るバトル、やりがいのあるプログレッションの流れ、素晴らしいマルチプレー体験など、シリーズ最高傑作だ
リプレー性: 高い
『モンスターハンター: ワールド』はシリーズ最高傑作であり、新参者が初めて尻尾を斬ったりロデオをしたり巨獣を退治する入門編としても最高の出来だ。ざらついたグラフィックや技術的制限は、コア・プラットフォームが容易にした洗練された体験には到底及んでおらず、このシリーズを二度と携帯機でプレーしたくなくなってしまった。
・完璧に機能するシームレスなオープンワールドのお陰で、狩りやモンスターの振る舞いが極めて自然に
・膨大な数の武器と装備品
・練り込まれたオンライン・オプション
・豊富なコンテンツ
悪い点:
・より曖昧なコンセプトの説明が相変わらず不足している
・少々味気ない背景
・気が散るコリジョン・バグと神経質な操作性
『モンスターハンター』シリーズ最高傑作であり、奥の深さ、難易度、敷居の低さの絶妙なバランスによって、既に今年最も充実したマルチプレー・タイトルの一つとなっている。
これまで私は『モンスターハンター』に夢中になったことはなかったが、今では一緒にプレーするプレーヤーが増えるよう、正式発売が待ちきれなくなっている。
・雄大な生態系
・美しくデザインされたモンスターたち
・満足感のあるクエストのクリア
悪い点:
・複雑で必ずしも説明が上手くないシステム
・学ぶことが多い
・長引きすぎることのある戦闘
ゴージャスなビジュアルからモンスターや生態系のデザインまで、カプコンはこれまでで最も優れた『モンスターハンター』を生み出した。複雑なシステムの説明不足が実に残念である。
・優れたシングルプレー・キャンペーンを囲む魅力的なナラティブ
・初心者に優しいテンポの良いチュートリアル
・包括的なマルチプレー機能
・切迫感を高める手強いAI
悪い点:
・ストレスの溜まるAIバグ
・初心者には苦痛になりそうな終盤の難易度急上昇
・友達との待ち合わせが不必要に複雑
昨年本作が発表されて以来、カプコンが『モンスターハンタークロス』よりも壮大ななにかを目指していることは明白だった。その狙いは成功しており、恐らく本作はシリーズ最大にして最高傑作だろう。比較的深みのあるナラティブだけでなく、かつては初心者には理解不能だった戦闘システムもシームレスに融合しているのである。『モンスターハンター』フォーミュラにも磨きがかかっており、全ての要素がそれぞれの役目を果たしたことで、『モンスターハンター: ワールド』はシリーズにとって意義深い進化となっている。
・壮大なバトル
・広大で開かれた環境
・伝統的な3人称カメラ・アングル
・初心者に最適
悪い点:
・平凡な物語
・物足りないビジュアル
『モンスターハンター: ワールド』はいいとこ取りのゲームに感じられる。そもそもファンを引き付けた奥の深いメカニックを妥協することなく、新規プレーヤーに優しいのだ。
隅々までが最先端に見えずとも、『ワールド』は広大なエリアやアクションRPGシステムの改善と合理化において、PS4やXbox Oneのハードウェアを最大限活用している。『ワールド』には、ほぼ終わりのない狩りと作業の繰り返しが待っている。物語は平凡ではあるが、『モンスターハンター: ワールド』は過去作を大幅に凌駕している。
・これまでで最も敷居の低い『モンスターハンター』
・戦闘は爽快で、多彩な武器が変化を付けてくれる
・多様性に富み探索し甲斐のあるロケーション
・友達となら更に楽しいゲームプレーの基本的な流れ
悪い点:
・作業が嫌いなら、あっという間に単調になってしまう
・マルチプレーにおける奇妙なデザイン決定
『モンスターハンター: ワールド』では、全ての狩りに集中力が求められる。獲物を殺すのは極めて困難なために50分の時間制限が設けられているし、仕留めるのに不可欠な労力と献身を注ぎ込むことを強いてくる。クエストが失敗に終わると、絶望的な気分にさせられる。だが、何時間も失敗を繰り返した末に仕留めることに成功すると、達成感で満たされるはずだ。不可能なクエストをクリアする頃には、モンスターの部位やご褒美はどうでも良くなっている。肩をすくめる自キャラとオトモアイルーが浮かべる小生意気な微笑みだけで、十分に勝利に酔いしれることができるのだ。