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1622話
レイ達がドルガナについた日の夜、ドルガナでは大きな騒ぎになっていた。
もっとも、騒ぎといっても悪い意味の騒ぎではなく、半ばお祭り騒ぎに近いのだが。
ドルガナは規模として考えれば街だったが、それでもレーブルリナ国という小国の街だ。
当然、一日に千人近い者達が来るということはなく、それだけでも大きさ騒ぎとなるのは当然だった。
また、ゾルゲー商会がドルガナの店から様々な買い物をして、商業的にも大きな利益となっており、更には夜になれば街のすぐ外のいきなり巨大な船が姿を現し、日中にやってきた女達――若干名男も含む――の多くがその船の中に入っていくのだから、注目を浴びない筈がない。
そもそもドルガナに住んでいる者で船を見たことがあるという者はそれ程多くはなく、砂上船が初めて見る船だという者も多い。
結果として、わざわざ街の外にまで出て砂上船を見に来る者の数も多く、それを見たギメカラは見物料を取ればよかったのでは? と思わずレイに言ってしまうことすらあった。
もっとも、夜になれば見物にきていた者達もそれぞれドルガナの中に戻っていき、レイ達は食事もすませて現在は自由時間となっている。
……なお、本来なら旅の途中ということもあってドルガナで食事をする者も多いのでは? と思ったレイだったが、実際には殆どの者が砂上船に戻ってきて食事を済ませている。
これは金銭的な問題もあるのだが、何より夜にだけ飲むことが可能な、流水の短剣により生み出される水を求めての者が多い為だろう。
ただの水なのだが、味という点で考えれば、それこそ王侯貴族ですら飲むことが出来ないような、絶品の水。
それを飲めるのであれば、街中での食事よりもそちらを優先するといった者が多く出てくるのも当然だった。
何しろ……
「レイさん! この水、売れますよ!」
普段は温厚な様子のギメカラですら、目の色を変えてそう言ってくるのだから。
流水の短剣とレイの魔力があれば出来る、天上の甘露とでも呼ぶべき水。
材料費の類も無料である以上、利益的に考えればこれ以上ない商品になるのは間違いなかった。
「悪いが、これを商売にする気はないんだ。仲間内で飲むだけで十分だしな」
正確には、もしこの水を売り物にした場合、色々と面倒なことになるといのが分かりきっていた。
それこそ美味い水を求めて貴族や……ましてや王族といった者達がレイを囲いたいと思っても、おかしくはない。
そうなれば当然レイはそれを断り、揉めることになるだろう。
そして最悪の場合、これ以上ミレアーナ王国にいることが出来なくなる可能性もあった。
いざとなれば国を捨てる覚悟は出来ているレイだったが、それでも自分から無理矢理そういう方向に持っていこうとは思っていない。
そもそも、生み出される水は大量に出てくる訳ではなく、あくまでも少しずつしか出てこないのだ。
そうであれば、もし水を本格的に売るとなれば、それこそレイが一日中水を出し続けるようなことをしなければならなかった。
「そうですか。……いや、けど、この集団からの脱落者が、ここまで少なかった理由は間違いなくこの水ですね。この水は夜だけしか配ってないんですよね?」
「そうだ」
「日中の疲れをこの水で癒やしてしまえば、もうそのまま眠りについてもおかしくありません。そうして次の日に起きれば、またこの水を飲みたいと思って一日中頑張って歩く……そして夜になれば、またこの水を飲める。そうして疲れを癒やす為に寝て……となる訳ですね」
そうなっているのは事実だが、それは別にレイが狙ってそうしたのではなく、自然とそうなっているというのが正しい。
そもそもの話、最初にレイが夜に流水の短剣の水を飲ませるようにしたのは、今日も一日ご苦労さんといった意味でしかなかったのだから。
「まぁ、水の話はともかくとしてだ。……エレーナ、対のオーブを頼む」
「分かった」
マジックテントの外、焚き火の近くでエレーナが対のオーブを起動させる。
ギメカラも対のオーブを見るのは初めてだったのか、そんなエレーナの様子を興味深そうに見守っていた。
対のオーブが起動し、やがてそこにアーラの姿が映し出される。
『エレーナ様、そちらの様子はどうですか?』
「悪くはない。……いや、ゾルゲー商会が手を回してくれたおかげで、明日からの移動速度はかなり上がるだろう。それで……レイ」
エレーナに視線を向けられたレイが頷き、アーラに声を掛ける。
「エレーナから聞いた通り、ギメカラが約束を果たした以上、こっちも約束を果たす必要がある。アーラはまだ領主の館だよな?」
『はい。いつダスカー様に連絡をする必要が出るか分かりませんので』
「丁度いい。なら、ダスカー様に代わってくれないか?」
『分かりました、少々お待ち下さい』
レイの言葉に、アーラはすぐに頷くと対のオーブの前からいなくなる。
ダスカーにとって、今は忙しい時期だ。
普通であれば、こうして用があるからといって、すぐにダスカーがやってきたりはしない。
それが可能となるのは、やはりレイが関わっているこの行動にダスカーが大きな期待を抱いているからだろう。
前もっての約束はないままにあっさりとダスカーを呼びに行かせたレイに対し、ギメカラが驚きの視線を向ける。
「凄いですね、レイさん」
「それだけ、俺達の行動にダスカー様が期待をしているって事だろうな。ダスカー様にとって、これだけの人数を迎え入れるというのは想定外の幸運だっただろうし」
『想定外ではあったが、もしかして何か怒るんじゃないかってのは、予想してたけどな』
レイとギメカラの会話に割り込むようにして対のオーブの向こう側に姿を現したのは、ダスカーだ。
「ダスカー様、忙しいところをすいません」
『いや、気にするな。それで……ゾルゲー商会の件だったな?』
「はい。ダスカー様に紹介する条件として出したものを全て揃えたので、こちらもその対価を支払うことにしました」
『そうか。馬車やそれを牽く馬を始めとして、各種物資や護衛だったな。……それを本気で揃えたのか?』
「俺の目でしっかりと確認しました。馬車も馬も、護衛も。それ以外の物資も、全て問題はないかと」
『分かった。……で? そのゾルゲー商会の人間はどこだ?』
ダスカーに促されたレイは、ギメカラに視線を向ける。
その合図に、ギメカラは緊張した様子で対のオーブの前に立つ。
「初めまして、ダスカー様。私はゾルゲー商会のギメカラと申します」
対のオーブの前で一礼をするギメカラ。
そこにあるのは、強い緊張感だ。
普段であれば色々な人物と出会ってきたギメカラだけに、人と会うのに……それも直接ではなく対のオーブ越しであることもあって、ここまで緊張することはないだろう。
だが、今ギメカラの前にある対のオーブに映し出されているのは、ミレアーナ王国の三大派閥の一つ、中立派の中心人物たるダスカーだ。
この人物との交渉次第によっては、ゾルゲー商会そのものが潰れてしまう。
また、この場を作る為に用意された多くの金銭や労力が無駄になってしまう。
そう思えば、些細な失敗も許されない交渉に、集中しすぎて困るということはなかった。
『聞いている。ジャーヤと仲間だってな?』
少し挑発的な口調で告げるダスカー。
交渉相手として存在しいているギメカラが、自分の口から出た言葉にどのような反応を示すのか……それを観察する為の問い掛けだった。
もしここで激高するようであれば、それこそ交渉すべき相手とは見なすようなことはなかっただろう。
だが……ギメカラもそれは分かっているのか、それとも本能的に察したのか、落ち着いた様子で口を開く。
「傍から見るとそう見えたかもしれませんが、ゾルゲー商会はあくかでも商会としての本分を全うしただけにすぎません。向こうが商品を欲し、十分な資金がある以上、商会としてはそれに応じざるをえません」
『ほう? では聞くが、もしお前達がギルムやってきた場合、犯罪組織が取引を持ち掛けてくれば、それに応じるってのか?』
ここで何か言葉を失敗すれば、交渉は即座に打ち切られる。
そう思い、背中に冷たいものを感じつつも、何とか口を開く。
「レーブルリナ国であれば、そのような真似も出来るでしょう。ですが、ギルムという私達にとっては全く未知の場所、未知の世界でそのような軽率な真似が出来るとは思えません」
それは深読みするのであれば、ギルムに移動して力を付けるまでは裏社会には手を出しませんと言ってるのと同時に、力を付ければ犯罪組織との取引も行うと宣言しているようなものだった。
そんなギメカラの言葉に、ダスカーはすぐに答えず、じっと視線を返す。
直接目の前にいる訳ではないにも関わらず、物理的な圧力を持っているのではないかと思えるだけの、強力な視線。
これまでに幾多もの修羅場を潜り抜けてきたギメカラだったが、直接会った訳でもないのに放たれる圧力に、我知らず後退りそうになる。
勿論ギメカラが今まで体験してきた修羅場というのは、直接的な意味で死ぬか生きるかといった修羅場ではない。
だが、その交渉が失敗すれば数十人、数百人といったゾルゲー商会で働いている者達が生きていけるかどうかという意味では、直接的な戦いよりも余程過酷な修羅場と言えるだろう。
そういう意味では、自分の命を賭けている者達と比べても、より過酷な修羅場を生き延びてきたと言ってもいい。
そんなギメカラであっても、ダスカーに対してはいつも通りに交渉が出来ないのだ。
じっっと見つめるダスカーは、特にこれといった内容を口にしている訳ではないのだが、それでも周囲の気温が下がっているような、もしくは上がっているような……そのような理不尽な体験をギメカラに強いる。
沈黙したまま、数分。……不意に対のオーブの向こう側から放たれた圧力が消える。
『なるほどな。お前達の考えは分かった。……だが、ここで俺がお前達をギルムに受け入れたからといって、何かあった時の捜査や処分といった行動に手心を加えることははないぞ?』
ダスカーの口から出た自信に満ちた言葉は、それだけ自分の部下達を信じているということを意味している。
実際、ギルムの警備兵や騎士団が持つ能力は非常に高いのだ。
ミレアーナ王国唯一の辺境である以上、そこには様々な利益が存在する。
辺境でしか生えていない素材や、辺境にしかいないモンスターの素材、肉、魔石。
また、辺境だからこそ集まってくる高ランク冒険者も、人的財産と考えれば大きな存在だろう。
そのような場所である以上、当然犯罪組織も利を得ようと集まってくるのは当然であり、スラム街を含めて大小様々な裏の組織が存在している。
それらを取り締まり、時には戦い……としている警備兵や騎士団は、当然のように非常に高い練度を誇っていた。
レーブルリナ国のような小国で大きな勢力を持っていたとはいえ、ゾルゲー商会がギルムにやってきて今までと同じように行動出来るかと言われれば、答えは否だろう。
寧ろ、そのような真似をしようとした場合、間違いなく既存の組織に食い物にされるのは確実だった。
幾らギメカラが力を付けてからそのような行動に出ると口にしても、今までギルムで生き残ってきた組織を相手に上手く立ち回ることが出来るのかと言われれば、そう簡単には出来ないだろう。
『それに、お前達がギルムで犯罪組織と繋がっていた場合、それはお前達をギルムに入れることを許可した俺の顔に泥を塗るということになる。そうなった場合……どうなるか、分かっているな?』
笑みを浮かべてそう告げるダスカーを見れば、もし本当にそのような真似をした場合、どうなるのかは容易に想像出来た。
それこそ、領主に恥を掻かせるような真似をすれば、最悪腕利きの冒険者……それこそレイのような存在を送られてきてもおかしくはない。
『それでもよければ、好きにしろ。……勿論、それが嫌ならギルムに来ないという選択肢もあるがな』
そう告げられたギメカラだったが、既に馬車や馬を始めとして様々な物資を用意したのだ。
その上でギルムに行かないというのは、それこそゾルゲー商会に対して大きな損失を与えることになる。
何より、このままレーブルリナ国にいた場合にゾルゲー商会が受ける被害を考えれば、ここで断るという選択肢は存在しない。
ならば、ギルムではなく他の場所では……と思うも、ギルム程に魅力的な場所はそう多くはない。
ましてや、増築工事をしているというのは、ゾルゲー商会にとてはこれ以上ない魅力だ。
結果として……ギメカラは、ダスカーからの言葉をしっかりと理解した上で頷くのだった。
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