ロシア革命 100年後の真実


NHK「ロシア革命 100年後の真実」ようやく観る。
なんか、不思議だねぇ……。

やっぱり小さい島国の人間である僕としては、あれだけ広大な大地を、どうやって人民に分け与え(ようと思っ)たの?ということだ。

感覚的に解らない。
北方の寒い広大な国土で、豊潤な土地もある一方、ツンドラやステップもあるのだから、どうやって平等に分配できたの?という、素朴な疑問ね。
北海道の人なら解るのかな?

まぁ結局上手く分けられなくて、コルホーズ、ソフホーズとか、集団化とかやって誤魔化し気味にやっていったのだが。


そして「革命」とは絶えず強権的で、「粛清」を伴うものだということがはっきり解る。


僕はそういうのを全部飲み込んだ上で、「革命」という言葉を使った。
革命は多くの血が流れる。
しかしそうでもしなければ、悪夢のような現状は打破できない。

「ヤマカンナイト」ではズバリ、「皆さんも血を流してほしい!」と訴えた。
それは危険なことだ。そして身を切る覚悟が必要だ。
それでも現状に我慢できない人は、僕についてきてほしい、そう呼びかけた。

そう言った「警告」を、既に発した状態での「革命」なのだ。
エクスキューズと言ってしまえば元も子もないが、でも一応、人の仁義としてちゃんと言っておいた。


でも、過度の心配は要らない。僕は歴史に学んでいる。
そして性分からか、絶えず「民意」を気にする。

過去の強権政治、恐怖政治を行った人間とは、僕はちょっと器が違う。
それだけは申し上げておこう。
逆にその分だけ、「革命後」の世界は安定しないのかも知れない。
それでも良ければ、それでもどうしても現状に我慢できないなら、ついてきてほしい。