安倍首相は「真の保守」ではない!西部邁氏が迷走政治を一刀両断


この人も今日中に取り上げておこう。
長年、小林よしのりとの「ライバル(?)」関係を築いた人。
しかしその実、よしりん先生に真の「保守」を教授した。

今日決然とこの世を去った。ご冥福をお祈りする。


 この「ポピュラリズム」か否かということで言えば、トランプはもちろん、日本はずっと前からその典型例であると言えるでしょう。今の政治活動に日本人の生活欲求が反映されているとはとても思えない状況で、ほとんどの大衆は折々のムードに流されて付和雷同的にワーキャーと騒ぎ立てているだけなので。

 太平洋戦争にしても、実はそれを引き起こしたのは日本の人民。軍部、特に海軍はうかつに開戦するとヤバイということを承知していたけれど、朝日新聞や日本放送協会(NHK)にも扇動されて、人民たちが一丸となって囃し立てた結果、あんなことになった。あれこそ、まさしくポピュラリズムでしょう。



優れた知性は現状に絶望して命を絶つ。そういう時代なのかも知れない。