ざっくり言うと
- 24日、石川県金沢市の踏切内で立ち往生したトラックと特急列車が衝突した
- トラックのタイヤが空転し、踏切内に後退していったという
- 乗客1人が首の痛みを訴えたが、トラックの運転手にケガはなかった
タイヤがスリップし踏切内に トラックと特急が衝突
踏切に後退 トラックと特急衝突
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大雪のなか、金沢市では踏切内で立ち往生したトラックと特急列車が衝突しました。現場から報告です。
(橋本星奈記者報告)
事故から約2時間半が経った現場では現在、事故があった遮断機の一部、取り換え作業が行われています。これまでに乗客1人が首の痛みを訴えているということです。トラックの運転手にけがはありませんでした。事故の目撃者によりますと、トラックは踏切を越えた手前側で信号待ちをしていましたが、雪にはまってしまったのか、信号が変わってもタイヤが空転して動かず、そのままズルズルと踏切内に下がってしまったということです。トラックの後ろ、踏切の向こう側にいたという人の話によりますと、異変に気付いた男性が非常ボタンを押して警報音が鳴っていました。列車は大きな汽笛を鳴らしながらブレーキを掛け、30キロくらいの速度でトラックに衝突したということです。現場は奥に向かって緩やかな下り坂となっています。現在、24日午後5時をまわって現場はさらに冷え込みが厳しくなってきました。道路は雪で凍ってツルツルした状態になっています。