初めましての方は初めまして、そうでない方はご贔屓に。
しぃです。今回はS7シングルレートの構築記事の公開を目的に執筆しました。サンムーンでは初めての構築記事となります。
以下、常体とする。
【使用構築】
【構築経緯】
Cal℃氏さんの前期の構築を参考に高い勝率を安定して維持できるカバルドン+ボーマンダの並びを採用した。
サイクルでの削りから最終的には抜きへと展開でき、個々のカスタマイズ性能の高さから幅広く対応できる構築となった。
【個別紹介】
持ち物:イアの実
特性:砂起こし
性格:腕白
実数値(努力値):212(228)-132-171(140)-x-110(140)-67
◇C211メガリザードンYの晴れ下だいもんじを確定耐え
(≒c147カプ・コケコのこだわり眼鏡*くさむすび)
(≒c179アーゴヨンのドラゴンZ*りゅうせいぐん)
◇A143ミミッキュの+2ミミッキュZ*じゃれつくを確定耐え
◎HP4n(呪いダメージ3回で木の実発動)
持ち物:メガストーン
特性:威嚇→スカイスキン
性格:意地っ張り
実数値(努力値):197(212)-178(52)-101(4)-x-120(156)-131(84)
→197-189-151-x-130-151
技構成:竜の舞 やつあたり 羽休め 身代わり
◇C126ポリゴン2のアナライズ*冷凍ビームを乱数二つ切り耐え
◇HB特化ポリゴン2@進化の軌跡に対してステルスロック→+1八つ当たり2回で瀕死率100%
◇C200カプ・テテフのムーンフォースを最高乱数切り耐え
◆八つ当たりで131-100ミミッキュを最高乱数以外一発(93.7%~)
◎準速ミミッキュ抜き
持ち物:水Z
特性:激流
性格:臆病
実数値(努力値):149(12)-x-89(12)-152(228)-92(4)-191(252)
技構成:身代わり 水手裏剣 冷凍ビーム ハイドロカノン
カプ・コケコ
持ち物:電気Z
性格:臆病
実数値(努力値):151(44)-x-106(4)-137(172)-107(92)-192(196)
技構成:瞑想 リフレクター 10万ボルト 目覚めるパワー氷
◆H196-D108霊獣ランドロスをステルスロック→+1目覚めるパワー氷で確定一発
◆H197-D130メガボーマンダをステルスロック→+1目覚めるパワー氷で乱数一発(87.5%~)
持ち物:食べ残し
特性:バトルスイッチ
性格:控えめ
実数値(努力値):161(204)-x-171(4)-88(76)-172(12)-107(212)
技構成:毒々 身代わり キングシールド シャドーボール
持ち物:拘りスカーフ
特性:ビーストブースト
性格:陽気
実数値(努力値):135(4)-221(156)-152(4)-x-69(132)-171(212)
技構成:スマートホーン リーフブレード 聖なる剣 叩き落とす
◆H149-B94アーゴヨンをステルスロック→+1スマートホーンで確定一発
◎最速ウツロイド抜き
【個別解説】
展開と受けを担う。1/2木の実の性能からほぼ2回以上の行動ができる場面を作り、地震による打ち合いも可能にしている。欠伸ステロを展開する際にもステロを打つタイミングを意識することも重要だと感じた。如何にしてこのポケモンの行動回数を増やすかが鍵となる。雑に扱わずに丁寧な立ち回りが必要であるポケモンである。
数値の高さからサイクルと抜きの両立ができる優秀なメガ進化枠として採用。威嚇を残す立ち回りを意識することで目覚めるパワー氷のないテッカグヤに対しても起点にすることが可能である。ステルスロック、毒との相性が非常に良く現環境最強のメガ進化であると実感した。
水の一貫のある構築に対して上から制圧することのできる点を評価した。また、水Zを使用した後のボーマンダに対して冷凍ビーム+水手裏剣で縛ることで相手の展開を阻害する事を意識して熱湯を冷凍ビームに変更した。一方で型の認知から動き辛い構築も増えてきた印象であるがそれ自体がこちらにとってはカプ・レヒレ等のカプ・コケコの起点となるポケモンを呼ぶことで一方が通る展開が可能であった。
相手のカプ・レヒレ入りに対して崩しにいくための瞑想電気Zで採用。前述の通り、カバルドンやゲッコウガが起点となる水や飛行を呼ぶために自然とこのポケモンの一貫が生まれるようになっている。また、相手の霊獣ランドロスがミミッキュZの登場によりHBベースが多くDに厚いものが少なくなっていたのも後押ししていた。リフレクターによって先に展開しておけば地面に対しても比較的安全に行動することができる。またキノガッサ、ミミッキュに対してもリフレクターで威力を低下させることが可能であり、裏の展開を補助することのできる強力な技であった。
ボーマンダの誘う受けに対して身代わり+毒の崩しを行うことができる。
また、身代わりはギルガルドが不利な炎、地面に対しても毒を入れることで以降のサイクルで身代わりを残すことで処理することも可能である。影うちが欲しい場面もあるが最終的に身代わりに落ち着いた。カプ・コケコ+ギルガルドでキノガッサにも安定して
身代わりを残すことができ、裏のポケモンに毒を入れることやシャドーボールで大きく削ることが可能であった。
重いギャラドスやレヒレ入りに対してストッパー兼抜き要員として採用した。また、サイクルでの叩き落とすは非常に強力であり、このポケモンを受けに回る鋼や霊に対して有効な一打となる場面が多く感じられた。ステルスロックとの相性も非常によく状況次第でスカーフと鉢巻を同時に扱うことのできる驚異の性能を持つポケモンであった。
【最後に】
最終日に1800から潜り始めたが安定してレートを上げることが出来た。また、事前からコツコツとレートを上げておく重要さを身に染みて感じたので来季はこれ以上の成績を残せるように取り組んでいきたい。
Special thanks!!
構築 Cal℃氏
カプ・コケコ えりちかさん