序盤は削りを意識し、中盤以降こちらの太い勝ち筋(ボーマンダ・ギルガルド・カミツルギ・ゲッコウガ)を通しに行く動きを目指した。カバルドンでの展開ができるかどうかが勝敗を大きく左右するため、成功率が上がる構成・立ち回りを心がけた。
@フィラのみ
特性:すなおこし
性格:わんぱく
実数値:212(228)-132-171(+140)-79-110(140)-67
技構成:じしん ふきとばし あくび ステルスロック
・A156ミミッキュの+2「ミミッキュz」乱数50%
A143ミミッキュの+2「ミミッキュz」確定耐え
・C179アーゴヨンの「ドラゴンz」確定耐え
C211メガリザードンの晴れ下「だいもんじ」確定耐え
@ボーマンダナイト
特性:いかく→スカイスキン
性格:いじっぱり
実数値:197(212)-189(+52)-151(4)-130(156)-151(84)
技構成:おんがえし はねやすめ みがわり りゅうのまい
・「おんがえし」でASミミッキュを確定
・+1「おんがえし」でHBカバルドン、HB奇石ポリゴン2がステルスロック込みで確定2
・C126ポリゴン2のアナライズ「れいとうビーム」を2つ切り耐え
・C200カプ・テテフの「ムーンフォース」を最高乱数以外耐え
@ウイのみ
特性:エレキメイカー
性格:おくびょう
実数値:172(212)-*-106(4)-116(4)-107(92)-192(+196)
技構成:ボルトチェンジ マジカルシャイン しぜんのいかり ちょうはつ
*DL調整
・C172ポリゴン2の「トライアタック」2発での瀕死率1.2%
・A233メガバシャーモの「フレアドライブ」での瀕死率18.8%
@ハガネz
特性:バトルスイッチ
性格:いじっぱり
実数値:157(172)-112(+252)-170-*-170-91(84)
技構成:アイアンヘッド かげうち キングシールド つるぎのまい
@こだわりスカーフ
特性:ビーストブースト
性格:ようき
実数値:135(4)-233(252)-151-*-51-177(+252)
技構成:リーフブレード スマートホーン せいなるつるぎ はたきおとす
@ミズz
特性:げきりゅう
性格:おくびょう
実数値:147-*-87-155(252)-92(4)-191(+252)
技構成:みずしゅりけん ねっとう ハイドロカノン みがわり
この構築での受けと起点作りを担っている。このポケモンにもある程度の撃ち合い性能を必要としたため、擬似的に総HPが増える1/2回復きのみを持たせた。オボンのみでないとカプ・コケコの「くさむすび」2発でまとめられてしまうが、後述のカミツルギに引いて処理しにいくか、対面で「じしん」を打つことで削りを行うことで対処していた。また、環境に合わせて性格を使い分けていて、環境にメガガルーラが多くいたと感じたので行動回数を確保できるわんぱくで使用した。リザードンYのメインウェポンが「だいもんじ」にシフトしていて、アーゴヨンの「ドラゴンz」はわんぱくでも耐えられるため、Bに努力値を多めに割いたこの調整であっても困ることはなかったが、ウルガモスを相手にする時はDに厚く振った調整の方が良いと思った。
汎用性の高いメガ枠。圧倒的な数値があるので、遂行速度の遅いパーティはこいつで強引に舞うことで崩すことが可能。特性を駆使して物理技に後出しが可能で、多少のサイクルを回すことができる。トレースポリゴン2以外を相手にする場合は出来る限りいかくを残して立ち回るようにしていた。ミラー意識でSラインを少し上げたが、これ以上Sを上げると耐久と火力のバランスが取れなくなるので注意。
・カプ・コケコ
ゲッコウガを先に展開されると負けてしまうため、ゲッコウガを上から倒せる駒として採用。このポケモンががいるといないとでは、ゲッコウガ入りへの選出画面で悩んだ時に初手にカバルドンを置くリスクが段違いである。また、後述のギルガルドと並べることでキノガッサも牽制していた。最初は「どくどく」+「はねやすめ」型を採用していたが、型を一点読みされることがあったので、同じような仕事ができ、型を読んでくるプレイングをしてきた際に大きくアドバンテージを稼げる「しぜんのいかり」+「ちょうはつ」型を使用。ランドロスへの打点になる「めざめるパワーこおり」と悩んだが、ゲッコウガに居座りつつ大きく削ることができる「マジカルシャイン」を採用した。
「キングシールド」+「つるぎのまい」ハガネz型。「つるぎのまい」を積んだ状態の圧力により「キングシールド」が強くなるのがメリットであるが、型が認知されてきたからか、不安定な択になることが多かった。ミラー意識でSを91まで上げた。DL調整は特に必要なかったが、するに越したことはない。
対ギャラドスを意識して採用。抜きエースとして使うこともあれば、大雑把に殴って荒らすこともある。炎タイプ入りの構築やギャラドス+アーゴヨンの並びに一貫する技がないので「せいなるつるぎ」を「おんがえし」に変更することも考えたが、切る技がなく、バンギラスへの勝率を意識して技構成を変更せずに使った。
一番採用理由があやふやな枠。色々試したが、霊獣ボルトロス等処理が面倒な相手を上から高火力で落とせ、初手にゲッコウガより遅くカバルドンに大きく圧力をかけてくるポケモンを初手に出させにくくする(ウルガモスなどが来たらスカーフの可能性が高め、など)役割はこのポケモンにしかできないと考え、最後まで使用した。終盤は一層水技の一貫が悪くなったように感じた。
比較的高い勝率でレートを伸ばすことができたが、終盤に一定数いた受けループへの勝率が著しく悪かったのを改善できなかったのが反省点。
使用ROM
りおえ 最高最終2210
Amethyst 最高2202 最終・。・
Crescent 最高2183 最終・。・
S7お疲れ様でした。