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1621話
そこにいた者達は、それぞれが不思議そうな……本当に不思議そうな表情を浮かべて、目の前にいる人物を見る。
視線の先にいたのは、小柄な人物。
とてもではないが、千人近い人数を率いているとは思えない人物だ。
フードを被っているので顔の全ては確認出来ないが、それでも自分達よりも年下なのは間違いないと思えた。
勿論、世の中にはドワーフのように成人しても背が小さいままという者もいるが、レイの体つきを見れば、到底ドワーフには見えない。
いや、フードを被っていても確認出来る顎からは、ドワーフらしい髭も一切生えていない。
つまり、間違いなくレイはドワーフではなかった。
そんなレイを見て、それでも侮った態度を示さなかったのは、ギメカラが人柄重視でわざわざ集めた護衛達だからこそだろう。
もしこれが、その辺にいる冒険者であれば色々と騒動が起きていたのは間違いない。
(セトを連れてこれればよかったんだけどな)
自分の外見については既に諦めているレイは、街の外で狩りをしているだろうセトを思って外壁に視線を向ける。
ランクAモンスターの、グリフォン。……正確には希少種という扱いでランクS相当なのだが、そのセトを街の中に入れるのを上層部が嫌がったのだ。
そのようなモンスターを街の中に入れて、もし暴れられたらどうするのかと。
ギメカラがゾルゲー商会の名前を出しても、結局そこは受けいれられることはなかった。
勿論レイの立場で考えれば、多少強引な手を使えばセトを街の中に入れることは出来ただろう。
そもそも、セトはレイの従魔としてギルドに登録されているのだ。
それを盾にすれば、幾ら街の上層部の人間であってもそれを断るのは難しいのだから。
もしそこで強引に断れば、ドルガナとギルドの関係は間違いなく悪くなる。
それを分かっていたレイだったが、今日これから街を利用させて貰う立場でそのような真似をすれば、自分はともかく他の面々にいらない面倒がやってくる可能性もあった。
その辺りの事情を考え、レイはセトと一時的に離れることを選択したのだ。
もっとも、離れるといっても、それはあくまでもレイが街中にいる間だけの話だ。
レイ達は千人近い人数だけに、当然街の中にある宿屋に全員が泊まれる筈もない。
……それ以前に、そもそも着の身着のままでジャーヤから出てきた者達が殆どである以上、金を持っている者は殆どいない。
中には客から贈られた指輪や宝石といった物を持ってきている者もいるかもしれないが、そんなのはほんの少数だろう。
ましてや、明日の午前九時の鐘が鳴った時にそこにいなければ置いていかれる以上、寝すごす可能性のある宿に泊まる者がどれだけいるのかは微妙なところだろう。
勿論、このドルガナに残ると決めたのであれば、それはそれでいいのだろうが。
「お前達が俺を見てどう思っているのかは、大体分かる。……そこで、だ。ちょっと模擬戦でもしてみるか。それで俺がお前達が納得出来るだけの強さを持っていれば、納得出来るだろう?」
何かあった時の判断力というのも、一行を率いるには重要だろう。
だが、やはりこういう時に手っ取り早く安心させるには、力を見せることだ。
「い、いいの? その、私達はこう見えても結構腕が立つのよ?」
レイの視線の先にいた一人の女が、そう言ってくる。
レイ達の殆どが女だということもあり、護衛の者達の中には女の数もかなり多い。
そんな女の一人が、レイを心配してそう言ってきたのだ。
女にしてみれば、レイは小柄な体格もあってとてもではないが自分達と模擬戦が出来るとは思わなかったのだろう。
(ギメカラは、俺のことを言ってなかったのか?)
そう疑問を抱くも、取りあえずこれから先のことを考えれば力を示してみる必要があった。
「大丈夫だ。こう見えて、腕に自信はあるからな」
「……そう?」
自信に満ちたレイの表情に、女もそれならばと引き下がる。
実際、レイのような人物がいるとなれば、どうしてもレイの力を侮るような者が出てくる可能性がある。
そうならない為には、やはりここできちんと力を示す必要があった。
もしレイが見かけ通りの子供であればという気遣いも、本人によって断られている。
そこまで自信があるのであれば、と。そう女が……そして他の者達が思ってもおかしくはないだろう。
「じゃあ、私からやるけど……本当にいいのね?」
最初にレイを気遣ってきた女が、そう言いながら構える。
模擬戦ということで、武器は利用せず、あくまでも素手の戦いだ。
もっとも、レイがいつものデスサイズや黄昏の槍といった武器を使えば、手加減も何もあったものっではない状態になるが。
周囲にいる他の者達も、あれだけの大口を叩いたレイがどれだけの力を持っているのかと、興味深そうな視線を向けてくる。
女がレイと戦うことに対して誰も文句を言わないのは、ここに集まっている護衛達の中で、女が一定以上の影響力を持っている証だろう。
「来い」
レイの口から短い一言が出ると、女は一気に前に出た。
まずは様子見ということなのだろう。放たれた拳は、速度も威力も女が最大限の威力や速度を発揮したもの……とは到底思えないものだった。
女も、もしレイがその一撃に反応出来ないようであれば、寸止めにでもするつもりだったのだろう。
だが……気が付けば、女の姿は空中を舞っていた。
「え!?」
何故自分がこんなことになっているのか、それは分からなかったが、それでも空中で咄嗟に身体を捻りながら地面に着地する。
ギメカラが選んだ冒険者だけあって、そのまま身体を地面に打ち据えるようなことがなかったその様子を見て、レイは自分の中にあった女の冒険者の評価を僅かに上げた。
もっとも、外見だけで相手の実力を判断している辺り、レイから見ればまだ実力不足というのは変わりないのだが。
「どうする? まだやるか?」
「あ……ううん。もう分かった。……いえ、何が起きたのかが分からないってことが分かったわ」
「そうか。……で、他の連中はどうする?」
そう尋ねるレイの言葉に、他の者達も全員が首を横に振る。
今の一連の動きだけで、レイは自分達とは違う圧倒的な強さを持っていると、理解してしまったからだ。
「なら、護衛に関しては文句ないな? 知ってるかどうか分からないが、俺達と一緒にいる女達は色々と訳ありだ。男嫌いの者も多いから、その辺りを気をつけてくれ」
そんなレイの言葉に、護衛達は素直に頷きを返す。
それを確認し、レイは色々と短い打ち合わせをすると次の場所に向かう。
去っていくレイの姿を眺めながら、護衛達は言葉を交わす。
「あんな子供が、あれだけの力を持ってるなんてね」
「そうだな。最初はこっちを侮っているのかと思ったけど……ああも実力を見せつけられると、な」
「私、投げたってのは分かったけど、どうやって投げたのかが分からなかったんだけど」
それぞれが言葉を交わし、当然のように投げられた女に視線が集まる。
「どうやって投げられたか、覚えてる?」
「ううん。殴りかかって、気が付いたらもう空中にいたもの、何がどうなればああいう風になるのか、さっぱり分からないわ」
そんな言葉に、改めてこの場に残った者達はレイの実力の高さを理解する。
何がどうやれば、あのような子供がこれだけの力を持つのか、と。
「とにかく、俺達が守るのは色々と訳ありらしいから、依頼人に見限られないようにしっかりやるとしようぜ。成功すれば、高い報酬も貰えるんだし」
そう呟く男に、他の者達も頷くのだった。
「ギメカラ、飼い葉の用意は出来てるか?」
厩舎の集まっている場所にレイがやってくると、それを待っていたギメカラは満面の笑みを浮かべて頷く。
「はい、勿論。ギルムに到着するまでの間は十分余裕が出来るだけの量を用意しましたから、ご安心下さい。もっとも、ここにあるのはそこまで多くはないですが」
ギメカラの側にいた何人かが、レイの姿を見て不思議そうな表情を浮かべる。
何故ギメカラがここまで下手に出ているのかが分からないのだろう。
先程の護衛達からも同じような視線を向けられたレイは、厩舎で働いているのだろう者達の不躾な視線を向けられても、特に気にした様子もなく口を開く。
「護衛達を見たけど、腕はともかく性格はよさそうな連中だったな。助かる」
「いえ。出来れば腕と性格、どちらも優れた方々を紹介したかったのですが……そのような者達は、そう簡単に集めることは出来ませんでした」
「だろうな」
腕も性格もいい冒険者ともなれば、当然その人気は高い。
そのような者達を大量に集めるというのは、レーブルリナ国では大きな影響力を持っているゾルゲー商会にとっても不可能だった
また、レーブルリナ国では腕が立つと言われている冒険者であっても、それは結局小国のレーブルリナ国であればこその話だ。
腕利きの冒険者が多く集まってくるギルムの冒険者と比べれば、どうしても一段、二段……もしくはそれ以上に力が劣るということは否めない。
ギメカラもそれを理解しているからこそ、腕ではなく人柄で選んだのだろう。
「それで、飼い葉だけど」
「はい、あちらの倉庫にあるのは全てこちらで購入した物ですので、遠慮なく持っていって下さい」
「悪いな。……ただ、飼い葉にしろ、食料や水にしろ、俺だけが運ぶ訳にはいかないだろ? いつまでも俺達が一緒にいられる訳じゃないんだし」
「その辺は心配いりません。きちんと物資を運ぶ為の馬車を用意しています」
「……へぇ」
物資を運ぶ分の馬車も用意していたということに、レイからは驚きと感心に満ちた声が漏れた。
実際、それだけの物資を運ぶ馬車ともなれば、それなりの数が必要となる。
ただでさえ千人近い人数の足として多数の馬車を用意する必要があったにも関わらず、物資を運ぶ為の馬車を……そして馬車を牽く馬も用意したのだ。
そうなれば、当然ながら費用も多く必要となる。
それが分かっていながら物資用の馬車も用意したということは、ギメカラが……いや、ゾルゲー商会がそれだけ本気でレーブルリナ国から脱出しようとしていることを意味していた。
(まぁ、ギルムに手を出しただけでも不味いのに、ジャーヤは色々と不味いことをやらかしているしな。沈没が確定している船にいつまでも乗りたいとは、普通は思わないか。そういう意味では、商人らしく素早く行動に出たのは褒めてもいいのかもしれないな)
勿論ジャーヤに協力していた商会である以上、本拠地をギルムに移したからといってすぐに自由に取引が出来る訳ではない。
間違いなく年単位で監視が付くのは間違いなかった。
当然ギメカラもそれは承知の上での行動である以上、その辺りに文句は言わない。……言えない、というのがこの場合は正しいか。
「そこまでやって貰えると、こっちとしても助かるな」
「商人である以上、当然の気遣いかと。……それより、飼い葉の収納が終わったら、次は食料となります。一応レイさんのことを考えて、保存食ではなくて料理したばかりのものも多く用意しましたが……構いませんか?」
「ああ、別にそれで構わない。もっとも、俺がいる時ならそれでもいいけど、何度も言ってるようにずっと俺達が一緒に行動するのは無理だ。そう考えれば、やっぱり保存食も必要になるぞ?」
「分かってます。ですが、食料も飼い葉も、街道沿いの街や村にある程度ずつ小分けにして用意してあります。なので、食べ物が悪くなったりとかの心配はあまりいらないかと」
「そうか、助かる」
ミスティリングの中に入れておけば、悪くなるということはない。
だが、パンやチーズといった代物を馬車の上に積んで移動するとなると、どうしても悪くなる可能性があった。
冬であればそのような心配はいらないのだろうが、生憎と今は夏だ。
夏の盛りと呼ぶべき時季は既にすぎたとはいえ、それでもまだ十分に暑い。
「存分に恩を感じて下さってもいいですよ。私達としても、商人である以上はこれが利益になると考えてのうえでの行動ですし」
人の良い笑みを浮かべながらそう言うギメカラは、まさしく商人といった様子を見せている。
そんなギメカラを前に、レイは取りあえずこれからのギルムまでの旅路は多少なりとも楽になるだろうと確信する。
商人である以上、恩を売れる時には最大限に売りつけ、少しでもギルムに到着した時にダスカーからの印象を良くするだろうと、そう理解出来たからだ。
また、レイ達も色々と世話になれば、自然と悪感情を抱かなくなるのは間違いない。
……もっとも、警戒だけは解くつもりはなかったが。
そう思いつつ、レイはギメカラと色々な打ち合わせを続けるのだった。
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