直撃LIVE グッディ![字] 2018.01.24

241月 - による admin - 0 - 未分類

≫今日はこの映像をお撮りになりましたディレクターにスタジオにお越しいただきましてその恐怖の瞬間についてまた、そのほかの状況についても詳しく伺っていこうと思うんですが坂上さんだったらどうします?こんなとき。
≫僕、びびっちゃいますよね。
冷静にはいられないですし。
何をしたらいいのかっていう知識もないですし。
≫しかも、安全だと思われている一般のスキーゲレンデで噴石被害が起きたわけですからやっぱり、この恐怖というのは筆舌に尽くしがたいなと思います。
今日は、「グッディ!」が独自に入手いたしましたほかの映像も併せて徹底的に検証してまいろうと思います。
また明日もよろしくお願いいたします。
≫こんにちは。
≫1月24日水曜日ですけれども。
本当にすごい映像が偶然というか、あったものですね。
≫偶然、草津白根山を取材中にゴンドラに乗り合わせて更には噴火の瞬間も遭遇しております。
まずは、この映像の一部始終をご覧いただきます。
≫勢いよく噴き上げる黒い煙。
この映像を撮った人は…。
群馬県にある草津白根山のまさに噴火した本白根山の真横にいた。
更に「グッディ!」は噴火の瞬間山頂にいた人を取材。
更にゴンドラから撮影した映像を入手。
あの定点カメラに映るゴンドラに乗っていた人が撮影した映像だ。
カメラは、まずシーズン真っただ中ゲレンデでスキーを楽しむ人々の姿を捉えていた。
このとき、ゲレンデにも山にも異常は見られない。
これはBSフジの「絶景百名山」という番組の撮影で草津白根山を訪れたスタッフが撮影した映像。
≫山岳ガイドの梅沢さんと白根山の山頂まで登り美しい山々を撮影する予定だった。
しかし、この1時間40分後噴火の恐怖に襲われることとなる。
山麓駅からロープウェーに乗ったクルー一行。
≫取材スタッフが乗っていたゴンドラは噴火した本白根山のすぐ近く。
そのころ別の取材スタッフが乗っていた真後ろのゴンドラでは…。
≫お互いの無事を確認しほっとする取材スタッフ。
山頂付近に設置されたライブカメラを見てみると画面右から灰色の煙が噴出。
このときゴンドラは動いているが高く舞い上がる雪から辺りに噴石が降り注いでいるのがわかる。
そして、その直後…。
真っ黒の噴煙が右から現れたところで画面は途切れた。
このときに停電したとみられる。
この噴煙が取材スタッフのゴンドラを覆ったとみられる。
更にBSフジの取材スタッフより下の位置で停車したゴンドラにはある家族が…。
草津町に住むスキーのインストラクター櫻井脩平さんと妻の華菜さん。
そして、撮影していたのは兄の皓平さんだ。
映像は、噴火し、ゴンドラが止まった直後から始まる。
≫自分たちのほかにも多くのスキー客がいる。
必死のSOS。
そして、噴火から14分後の午前10時13分櫻井さんは父親に電話をかけ窮地に陥っていることを訴えた。
≫パパ、愛しているよ。
それは、櫻井さんが自らの最後を感じたため出たひと言だったのかもしれない。
更に、噴火の瞬間はロープウェーを上り切った山頂にあるリフトの近くでも撮影されていた。
撮っていたのは台湾から来たスキー客。
≫危険を察知したスキー場のスタッフがリフトへの乗り込みを制止する。
しかし、すでにリフトに乗っていた客もいた。
≫噴き上がる噴煙とともに黒い塊が飛び散る。
噴石だ。
ゲレンデを見ると20cmほどの噴石がゴロゴロと落ちていた。
≫ゴンドラに閉じ込められてからおよそ24分。
ようやくゴンドラは山頂へと動き出した。
山の斜面は灰色の不気味な世界へと様変わりしていた。
≫緊急事態を知らせる音なのか。
外からは助けを呼ぶ声も聞こえてきた。
≫いる?もしかして。
声が…。
頑張ってっていう声が。
≫更に、その先には自衛隊員らしき男性と黄色いスキーウェアを着た人物が横たわっていた。
2人が倒れていた場所付近の映像を見てみると木がほとんどないことがわかる。
2人は身を隠す場所がなかったことで噴石に当たってしまったのだろうか。
≫噴火から34分。
ゴンドラはようやく山頂に到着した。
≫同じフロアにあるカフェの天井は…。
≫まだ噴石が飛んでくる危険がある。
取材スタッフは地下へとつながる階段へ誘導された。
≫真っ暗な中座り込む多くのスキー客。
ただただ救助を待つしかなかった。
噴火に襲われ停止したゴンドラに取り残された櫻井さん。
≫なんとか、山頂へ。
≫すぐさまレストランへ避難する。
≫再び噴火する恐れもある。
山頂に取り残され孤立した人たちはおよそ80人。
そして…。
≫下まで下山させますので乗ってください。
≫取材スタッフも…。
更に自衛隊のヘリも出動し全員が救助された。
総務省消防庁によるとこの噴火でスキー場で訓練をしていた自衛隊員1人が死亡。
ほかの隊員や一般のスキー客ら合わせて11人が噴石などで怪我をしたという。
「グッディ!」の取材に櫻井さんは…。
≫逃げ場が一切ない状況で襲ってきた噴火。
≫その状況で、一部始終を撮影したスタッフたちはどんな思いで救助を待っていたのか。
≫皆さんには30分以上にわたってこの映像をご覧いただきました。
あまりの映像のすさまじさそれからそこにいらっしゃった方たちの思いの壮絶さに私たち、心が乱れちゃってなかなか言葉がうまく出てこないような状況です。
本当に、こうした映像を捉えてこの惨状をお伝えになったディレクターにスタジオに来ていただいております。
≫ご紹介します。
スタジオには現場のスキー場で取材中に噴火に遭遇したBSフジ「絶景百名山」ディレクター共同テレビ所属の石塚学さんに来ていただきました。
よろしくお願いします。
≫石塚さんあの中からあれだけの映像をお持ち帰りになられたということで大変ご苦労さまでした。
≫石塚さんにはあの恐怖といってもいいでしょうあの瞬間の映像どの位置でどのようにして捉えたのかをこちらの模型を使いながらお話を聞いていきたいと思います。
まず今回火口となった部分というのは本白根山のややふもとに下ったような部分にあります鏡池といわれるところが今回の火口だったわけなんですね。
そして、ここから噴き上げていた噴煙の方向石塚さん、山麓にわたってそして、画面で言うと右側。
私が今立っている方向。
このように噴煙が広がっていたということなんですね。
噴煙、噴石の影響がありましてこのとき、訓練を行っていました自衛隊の方の姿がここにありました。
自衛隊の方、被害がありました。
1人が亡くなってしまいました。
そして7人が負傷するということもありました。
そして、更にはこのゲレンデを滑走している方更にはゴンドラに乗られている方も噴石の影響を受けて怪我をされる方がいた。
無事だった方も含めて81人がこの山頂駅に取り残されることになります。
そして、この81人は夕方、全員救助されることになるわけなんですが石塚さんも、このゴンドラに乗られているときにあの映像を撮影されていた。
そして、石塚さんのクルーにもこの噴石が襲いかかってくることになりました。
映像、ご覧ください。
噴火後の映像なんですけれどもこれは噴火したあとですよね。
≫そうですね。
だいぶ黒煙に包まれて。
≫一瞬にして真っ黒になるわけじゃないですか。
まず噴石がバーッと降ってきたときの音。
あれを聞かれたときどんな思い…?≫当たる音が結構強く感じて。
細かいものでも当たると結構、痛そうだなとまず思って。
それとやっぱり、大きいものが飛んでくるんじゃないかなという不安はありましたね。
あとは、どのぐらい噴火が続くのかというのが結構、気になって。
風向き的に黒煙に包まれるのは想像できたので。
それが長い時間続くとだいぶガスを吸うことになるのは予想ができて。
みんなで、ちょっと押さえながら待っていたら割とすぐに、それがはけたので。
そういう意味では…。
ガス、去ったあとちょっと、せき込んだりはしましたけれども。
≫どんなにおい?≫基本的には、温泉のような硫黄のにおいが強い感じで。
≫状況が空中にいるわけですよ。
しかもゴンドラはぴたりと止まってしまった。
そこに黒煙に覆われてしまったというはっきり言って、自分たちこの先どうなっていくのかわからない。
闇に包まれちゃったわけですよね。
そのときの心境ってどんなものだったんでしょうか。
≫不安しかない状態で。
ただ、どうすることもできないこともわかっていましたのでそれは、運頼みという感じで。
とりあえず、事が収まるのを待つしかない感じでしたね。
≫そのとき、石塚さんが乗られていたゴンドラは2台のカメラがあったということですよね。
じゃあ、とにかくこの事態についてはカメラを回し続けると…。
≫記録の意味で、はい。
特別、そんな指示もなくカメラももちろんそのまま回していたので。
≫本当に大変な思いをされたと思うんですけども今日も体調はお変わりなく大丈夫ですか?≫もう大丈夫です。
≫怪我も全くない?≫はい。
そうですね。
≫止まってから結構揺れたというようなことも音声の中に入っているんですが揺れたというのは噴火の風圧みたいなもので揺れたということですか?≫いや、どうなんでしょうね…。
多分ですけれども急に止まったことでその反動で揺れているんだと思います。
≫動いているのがビタッと止まっているところの反動というか。
それで、揺れたんじゃないかと。
≫そう思いますね。
噴石が飛んでくるまでに何か風を感じたという感じもなかったので。
≫取り立てて前兆みたいなこともなかった?≫そうですね。
≫突然、黒い煙というか黒煙がモクモクッと上がったのをご覧になったという。
≫噴火の音も感じませんでした。
音は気づかなかったですね。
上がっているものがあれ?っていう取材対象の方が気づいたことが本当、きっかけだったので。
≫最初、ガイドの方が見える方向で、裏でしたよね。
それから、ドンとかいう音がするのかと思ったら全然しなかったですもんね。
≫VTRを拝見していると本当に直前までお話を普通にしていらっしゃって突然あれ?という状況だったということは何も、においとか前兆とか音とかなかったということなんですね。
≫何もそこは感じませんでしたね。
≫そんなふうにモクモクモクッとなっていたという。
一瞬にして。
≫僕なんか見てたら多分、ぎゃーぎゃー言ってしゃがみ込むと思うんです。
だけど石塚さんの話を聞いていてもそのあとにガスがとか。
山のロケが数多いという場数の経験値もあると思うんですけど。
そういうのはどっかにあって…?≫そうですね、僕自身は別に噴火にあったというのは初めてなんですけど。
これまでの報道で御嶽山のことであるとか。
そこにいた人の取材とかもしていたので。
そのときの話はだいぶ参考にはなったかなと思いますけど。
≫ただ、止まっていた時間ってそもそもふもとの駅から山頂駅までこのロープウェーっていうのはどのくらいの所要時間なんですか。
本来であれば。
≫10分くらいだと思います。
≫どの辺りまで来たところで噴火を目撃されたんですか?≫たぶん3分の2ぐらいだと思います。
残り3〜4分くらいなのかなと思うんですけど。
≫じゃあ、もう山頂駅は見えていた?≫見えてましたね。
黒煙が収まったあとに窓から、ちょっと顔を出して確認したときにはその山頂駅には黒煙っていうか、噴石が降り注いだ感じがなかったので山頂駅は大丈夫なのかなというふうには思ってはいたんですけど。
実際に行ってみたらああいう大きい噴石が落ちていたということがわかり地下に一時避難するっていうことになったわけなんですけど。
≫ロープウェーが止まっちゃった…ゴンドラともいいますけど。
これは停電?≫だと思いますね。
≫停電の原因になるようなものは目撃されました?≫止まっていた状態から動き出して山頂駅に向かうまでの間にも電線が横を走っているんですけどそれがもう3本くらいはちぎれているのは確認したので。
≫石で切れたってことですか。
≫そう思います。
≫この停電によってゴンドラが止まったとします。
それから動き出すまで何分ぐらい要したんですか。
≫20分から30分くらいだったと思いますけど。
≫長くなかったですか?≫感覚としては結構短かったと思いますね。
もっと待つと思っていたので。
そういう意味ではすごく、なんというか…。
耐えられる時間というか。
あれが2時間とか待つことになると不安も相当出てくるとは思うんですけど。
≫竹山さん、後ろにも同じ一緒のクルーがゴンドラに乗っていて後ろから来ていたという。
≫山頂駅に行って80人の方が避難なさっていたじゃないですか。
そのときの状況というのは皆さん、意外と冷静なのか…。
≫とても冷静だったと思いますね。
騒ぐ人もいらっしゃいませんでしたし何かしら苦情的なことを言う方もいらっしゃいませんでしたし。
≫ただ、山頂駅も停電しているわけですよね?≫そうですね。
なので、その地下にはトイレがあるんですけどトイレは電気がつかない状態で。
≫トイレ自体の使用は可能だったんですか?≫トイレ自体は使用できる感じでした。
≫電気はないと。
暖房は?≫暖房もついていなかったですね。
≫情報はスマホか何かで入ってきていたんですか?≫非常に電波のつながりが悪い場所で。
僕も何度か連絡を試みたんですけどつながったりつながらなかったりという状況があり…。
ただ、お昼過ぎなのかニュースで流れていたという話は避難されてた方から聞いたような形ですね。
≫レストハウスの天井を突き破って落石があったという。
相当な大きさだったんですか?≫僕も現場で見ましたけどこのくらいはあったと思うので。
≫30cmぐらい?≫あったと思いますね。
ずっしりと、だいぶ重い感じで。
当たったら、おおごとな感じはすごく受けましたね。
≫ゴンドラがいったん動き出してから山頂駅に向かう間に石塚さんたちは下のゲレンデで被害に遭われた自衛隊員の姿等を捉えていらっしゃったわけですよね。
≫僕たちが撮影のためにスキー場に入ったのが大体8時ちょっと過ぎくらいで。
取材する方と一度ご挨拶してという形だったんですけど。
そのときは一番下のゲレンデの斜面でスキーのようなものを履いて訓練されている自衛隊の方々を目撃はしています。
≫その後、この映像なんですが。
これは石塚さんたちが撮影されたものですか?≫はい、そうです。
≫これは救助隊員というかゲレンデパトロールの方が負傷者のところに駆けつけてという。
どういう状況だったんですか?≫下から多分上に上がってきているので多少、収まったのを確認してどういう状況かを確認するのに上がってきたら多分、怪我人に会ったということだとは思います。
≫そうしますと、20分くらい止まったあとの映像ですから噴火から20〜30分の間に救助隊が駆けつけようとしていた?≫そうですね。
実際に噴火があったあとも火口付近から水蒸気のような白い煙が絶えず上がっていたので多分、二次災害であるとかいうことも考えつつなかなかすぐには上がってこれなかったんじゃないのかなと思いますが。
多分、収まり具合を見て上がってきたのかなという感じはしましたね。
≫噴石の被害に遭ったゴンドラの中で噴石に当たったのは2回ですか。
レストハウスに避難してからはどうでしたか。
≫レストハウスに避難してからは小一時間ぐらいだと思うんですけどできるだけ地下のほうに行ってくださいというお話があってそのぐらい、いったあとじゃあ、レストハウスに移動しましょうみたいな感じになったので。
レストハウスに移動して、窓から火口付近が見えるんですけど。
そのときには、もうだいぶ白い煙は収まり始めていたというか。
出てはいるけど、ちょろちょろとという形だったので多分、そういう状況を見て避難場所を移されたのかなという。
≫じゃあ、大きく噴石を伴うような噴火はわかっている範囲では2回くらいあったということになるんでしょうか。
≫はい。
≫でも、石塚さんの映像を見ているだけで、こっちが心臓がバクバクしている感じでそれを実際に恐怖体験を体験されて自衛隊の方が助けられますって来たときには映像を見ただけで、こっちがウルウルするような感じで泣きそうになったぐらい恐怖体験ですよね。
≫努めて皆さんが平静を保とうとしていらっしゃる姿というのがこの映像からもよくわかりますよね。
≫レストハウスに避難されたおよそ80名の中には怪我をされた方はいらっしゃらなかったんですか?≫僕が目撃した中ではいなかったと思うんですけど。
順番でもしかして先のほうの方はいたのかもしれないんですけど。
そこは、確認できていないです。
≫私たちが得た情報はヘリでまず宙づりにして避難させるということだったんですが着陸はしていないんですか山頂のほうに。
≫レストハウスから外に出られない状況だったので実際、どうだったかというのはわからないんですけど。
多分、6人ぐらいがヘリに乗って救助されるということで移動していったので多分そのどこかに降ろして乗せたんだとは思いますけどね。
≫石塚さんは、噴火がなければ山頂駅に着いてからはどこか撮影スポットか何かがあったんですか?≫僕らは山頂駅から多分、見えていたリフトだと思うんですけどその脇を上がっていって本白根山に向かって鏡池を回って本白根山頂を踏んで山頂駅に戻ってくるという予定でしたね。
≫今日は草津国際スキー場で取材中に噴火に遭遇した、BSフジ「絶景百名山」ディレクター共同テレビ所属の石塚学さんにスタジオに来ていただいています。
引き続きお話を聞いてまいります。
≫犠牲者も出てしまいました自衛隊ですが当時は、この辺りで訓練をしていたというふうにみられています。
ただしかし、実は当初の訓練のコースというのは赤色のコースで訓練を行うはずだったんです。
しかし、前の日大雪が降りました。
そのためこのコースが封鎖されてしまった。
こういった事情があって実はコースを変更して緑色のコースをたどっての訓練となりました。
火口の場所を見てください。
本来ならば火口から遠ざかるはずの赤いコースだったはずが逆に緑色、近づくコースになってしまったということになるわけなんですね。
そのときの様子を山頂の奥にあります温泉観光協会のライブカメラがこのときの様子を捉えておりました。
映像、ご覧ください。
右側が火口です。
奥に向かってふもとになっているんですが赤いベルトになっている部分ここに自衛隊の皆さんがいるということですね。
右側に火口があります。
先ほど引いた映像では、二またにコースが分かれていた。
この場所は火口に近い場所だったわけです。
右から今モクモクと黒煙が来て噴石が着地している様子も見られるんですが、判断がわからないとはいえ、石塚さんここの辺りが悲劇を招いてしまった偶然とはいえというそういった一因にもなるのかなと思うんですが。
≫そうですね。
≫さっき、石塚さんが捉えた自衛隊員の映像があったんですが倒れていらっしゃる。
それは、この辺りですか?≫もしかするともう1本、近いゲレンデな感じもしますけれど。
僕もちょっと地理関係が把握しきれてないですね。
≫でも、いずれにしても自衛隊員の方が雪上訓練をされていたゲレンデの近くと。
≫近くはすごく近くだと思います。
≫辺り一面、灰色じゃないですか。
ここは白かったんですよね。
≫白かったですね。
ちょうどロープウェーの道筋に沿って噴煙が縦1本流れているみたいに見受けられましたね。
≫この辺りは火山灰が降り積もっちゃって…。
≫石が飛んできてパンと舞い上がったときはまだゲレンデが白いんですけど。
カメラはそこのあと止まっちゃうじゃないですか。
停電で。
そこから石塚さんたちのゴンドラに黒いのが来てグレーになるわけですよね。
≫だから停電してカメラが止まっていて石塚さんたちがもう一度、映像を撮るまでの20分間の間にゲレンデは全く様変わりしちゃったという。
≫それも本当に風が吹いている方向だけ黒くなっているという感じでした。
周り、白いところは白いままで。
≫石のつぶての音がしてから真っ暗になるまで、カメラだとそんなに時間ないですよね。
≫割とすぐだったと思います。
≫倒れていらっしゃる自衛隊の方がいらっしゃったところは遮る木がなかったから危険な…。
≫どうなんでしょうね。
ゴンドラのことでいうと僕らから4つ前か5つ前ぐらいのゴンドラはだいぶガラスとかも割れてる状態だったんですけども。
頂上に近づいていくにつれて下を見るとだいぶ大きい石がいっぱい雪に落ちていた状態がすごくわかったので。
ちょうどその辺りで倒れていたのでだいぶ大きい石とかがいっぱい飛んできたんだろうなという想像はできました。
≫倒れていらっしゃる自衛隊の方それから黄色いジャケットを着ている方どんな怪我を負っている様子…。
そこまでは?≫そこまでは全然確認できず。
ただ、意識がある方と意識がない方とというのはわかったはわかったんですけど。
≫反応があったのかないのかということですよね。
≫ここからは火山噴火予知連絡会元会長井田喜明さんにもお電話で加わっていただきます。
井田さん、よろしくお願いします。
≫今回は噴火を予知できませんでしたがただ、その監視態勢はどうだったのかということを見ていきたいんですが去年の段階でこの草津白根山は噴火によるとみられる観測データが減ったということで噴火警戒レベルが1に下げられましたがただ、1882年から100年あまりで白根山で十数回の噴火があったということで日本有数の火山といわれている。
ですから警戒し続けなければいけないという意味で国内有数の監視システムが実はあったんです。
地震計。
火山性微動を調べるもの。
マグマの膨張を調べるもの噴火に伴う爆発の規模などを調べるもの。
これだけ充実しているように見えるんですが井田さん、これだけの設備は盤石なんでしょうか?これは万全な態勢とみていいんでしょうか?≫一応、万全な態勢ということができると思います。
≫ただ、今回の場合は監視対象ではないところから噴火があったということですよね。
果たして、万全といえるかどうかというのは疑問があるところですよね。
≫ちょっとそれは別問題で。
早い話が、万全な態勢で宝石店は警戒していると。
それは万全だったんだけど泥棒が隣の店に入ってしまった。
そういう感じのことですよね。
今のことをたとえて言えば。
≫隣の店にも、もしかしたら泥棒が入るかもしれないっていう警戒態勢は取る必要はないという認識だったんでしょうか。
≫その辺は難しいところですけど警戒態勢をとる必要性は薄いという認識だったと思います。
かなり泥棒が入る貴重品のあるところは重点的に警戒すると。
だけど、あまり入らないだろうと思うところまでもちろん余裕があればできるんでしょうけど。
余裕の問題ですよね。
お金も人員も限られているわけですからね。
その中では仕方がない…。
本当に噴火をしないと思っていたわけではないけど態勢としてはそちらのほうに重点を置くというのが仕方がなかったことだと私は思います。
≫多くの観測機器が白根山の周辺にたくさんあったわけですね。
一方で本白根山のほうには観測機器、赤い丸がなかった。
なぜならば過去の噴火を見てみますとこの100年ほとんどというか全てが白根山での噴火だったと。
本白根山での噴火は過去3000年噴火していないということがあって白根山側は重点的に監視されていたという事情もあった。
監視カメラも5台ほど気象庁、設置しているということなんですがほとんどが火口として予想されていた湯釜という、白根山のほうだった。
ということで唯一本白根山を向いているカメラも昨日、悪天候で見えなかった。
そういった事情もあったようです。
≫結果として今回は噴火という事態になったわけですのでここら辺はどうお考えになりますか?≫これは、余裕の問題でもちろん、あんまり可能性の高くない火山も監視対象にできればいいんですけどお金も人もかかるわけですからね。
≫本当に全てを網羅しようとすれば莫大な費用がかかるというのは本当にそのとおりだと思います。
しかしながらしてこれは、どこでもやはり火山である限りは噴火があってもおかしくないというふうな考え方のチェンジというかそれが必要な事態という教訓になっていくんでしょうか。
≫監視態勢を整えるにはお金がかかる。
だけど、登山者なり一般の人たちが活火山というのは噴火するものだという認識を持つことで多少、違ってきますよね。
警戒のやり方も。
当面、予算が限られている範囲内ではそうするしかないんじゃないでしょうか。
≫井田さん。
今回の草津白根山のように本来だったら、そんなに噴火の可能性はないけれども実際に噴火するかもしれないというふうな火山というのは、どのくらい日本に存在するんでしょうか?≫活火山は日本では110個の火山を指定しています。
ただし、110個の火山を活火山と指定するのは噴火の可能性はあるわけです。
ない火山は活火山といわないんです。
ただ、そうはいっても活動度がいろいろあるわけですよね。
それをみんな活火山というのはそうじゃないだろうということで気象庁は、更に活火山を3つに分類しています。
Aランク、BランクCランク。
Aランクの火山は非常に高い。
だけど、そういう言い方をすると重点的にAランク、Bランクと観測を強化しているんですがだからといって、Cランクが絶対噴火しないということではないわけです。
≫そこら辺が悩ましいところだと思うんですが。
石塚さん今回、草津白根山を取材するということになったときにどこかで噴火するかもしれないということは頭の片隅に置いていらっしゃいました?≫それは、正直ないですね。
去年、警戒レベルが下がって去年の夏ぐらいから何年かぶりに登れるようになってという状況があって。
湯釜の上にある白根山って冬にならないと登れないんです。
道が夏の間、ないので。
そういうこともあって今回、草津白根山を久々に登れるようになり冬にしか登れない白根を踏むという目的のもとに今回、決めたんですけど。
特別、入山規制されている山はもちろん入れないので。
そういう意味では入山規制されているところは気にして入らないということぐらいですかね。
≫そうやって考えると気象庁の出す警戒レベルの情報が私たちにとっては全て…。
≫そうだと思いますね。
≫もう1つ、今回噴火を予知できなかった理由もう1つ挙げられているわけなんです。
それが、なぜかというと前兆現象が少なかった。
火山性微動などというものが前兆現象、含まれるんですが今回の噴火が水蒸気噴火ではないかともみられています。
地下水が更に下にありますマグマによって熱せられてこの地下水が水蒸気になる。
気体になるわけですから体積が爆発的に増える。
すると、噴火が起きるという水蒸気噴火なんですが実はこの水蒸気噴火前兆現象が少ないということです。
マグマが飛び出る噴火では前兆現象が多いんですが水蒸気噴火が少ないということ。
気象庁の斎藤火山課長によりますと実は今回、火山性微動らしい観測データも実はあったが本当に火山活動に伴うのか確実な判断ができなかったというのですが井田さん、この観測データ火山性微動もあったらしいんだけどもそれでも、警戒というふうな形で発表できない。
こういった事情なんでなんでしょうか。
≫その辺の認識は僕も確かではないんですが。
火山性微動には2種類あって前提となる微動のほかに噴火に伴う…。
すごい勢いで出てきて多分観測されたのは噴火に伴う微動ではないかと思うんです。
我々、噴火微動と呼んでいますが。
噴火そのものであって前兆ではないんですよ。
ほかに前兆があったかどうか。
≫おっしゃっているのはそのときに観測された微動というのはすでに噴火しているときに観測された微動だと。
≫噴火そのものであると。
≫前兆ではない?≫前兆ではない。
ただ、気象庁は噴火というふうにすぐに認識しなかったので実際にはそれが9時59分ぐらいに起きたんだけど噴火と認識したのは10時十何分とかそのぐらいです。
多分、その微動のことを言ってるんじゃないかと思うんですけどね。
気象庁は、そのあといろんなことから判断して噴火が9時59分に起きたというふうに修正しましたね。
≫前兆はどうして、ないんでしょうか。
≫前兆は本当になかったかどうかは観測体制が本白根山に向いていなかったのであったかもしれないです。
でも、簡単に想像できることですけどマグマが上がってくる噴火だとそれこそ地殻を押し上げてくるので地震が起こったり地殻がすごい沈んだりするわけですよね。
水蒸気噴火は熱がくるだけなんです。
熱が地下水を温めて、突然ぽこっとなる。
大した変形がどこにも起こらないで起こったときにはもう噴火だったという。
そういう感じが強いです。
≫では、これについては警報を出すことは無理ということですか?≫無理じゃありません。
それでも確かに微動みたいな前兆現象が起きることはあります。
でもそれは結構、前兆が少なくもないのでうまく捕まえることで警報を出すことは原理的には可能です。
ただ、今回のように…別の言い方をすると観測網が白根山を向いていないわけですよね。
そういう観測網でそれをどこまで捕まえられたかというのは…。
今回、結局つかまえられなかったです。
≫という条件がそろった結果だったということなんですね。
≫そういうことだと思います。
≫井田さん、わかりました。
ありがとうございました。
やっぱり、そちらのほうにカメラが向いていなかったし。
≫日本というのはどこにいても素敵な温泉があるというのもその裏に、活火山とかそういう火山というのもついてくると思うんですが。
なかなか専門家でも予報とか予想をするのも難しいと思うんですよね。
さっきのお話のように、なかなか噴火が、結構眠った火山でなくて急にきても、それをどうして監視していなかったというのはそこまでの予算とかも多分、ないだろうと思いますし専門家とかも、そこまでいらっしゃるかどうかがちょっと、ここまでいろいろ、どうして予測できなかったのと責めてしまうとそういうふうになる人たちがどんどん責任が伴ってくると、なかなかやりたいっていうふうに思う人たちも少なくなっちゃうのかなと。
≫石塚さんもずっと山とのお付き合いが深いと思うんですが改めて、日本というのは温泉もあってスキーを滑ったら温かい温泉に入ってというそういう環境っていうのは常にこういう危険も伴うっていうことを、残念ながら認識せざるを得ないということなんでしょうかね。
≫そうですね。
それで言うと、僕らも山に入れば危険なことはいっぱいあると思ってはいるので。
噴火に限らず雪崩もそうですし。
そういう意味では、絶えず何かあるかもなというふうには思って入っているつもりではあります。
≫そんな生やさしいものではないという認識はお持ちのうえで付き合われていると。
≫そうですね。
≫竹山さん、どうですか?≫でも、わからないですよね。
例えば富士山登るときとか河口湖辺りに行くときとか富士山は爆発するぞと思いながら行く人っていないと思うんです。
ましてや草津にスキーに行こうというときにここ火山だから危ないぞとは思わないから。
言いようがないけどしょうがないとしか…。
今回残念ながら自衛隊の方が1人お亡くなりになりましたけど。
しょうがないしかないですよね。
これに関しては。
≫湯釜の絶景を見るとここ噴火するんだってぐらいの極めて現実感の乏しい感覚を見たりするわけですけど今日、石塚さんがお撮りになった映像を私たちも拝見して皆さんにもご覧いただいてこの山の持つさまざまな意味での危険性とか自然の脅威というものを改めてお感じになっていただけのではないかと思います。
本当に石塚さんにはお疲れのところわざわざスタジオまでお越しいただきました。
大変ありがとうございました。
そしてご苦労さまでした。
≫まだ雪が解けきらず混乱の余波が続く東京。
更に今日、次なる脅威が日本列島を襲った。
≫過去最強クラスの寒波が到来。
日本海側を中心に天候は荒れ島根県では湖畔の手すりに無数のつららが。
更に、石川県では…。
石川県宝達志水町では雪とともに農業用ハウスの骨組みが折れ曲がるほどの冷たい暴風が吹き荒れた。
そして、関東でもおとといの大雪の日を超える厳しい冷え込みに。
今朝、さいたま市ではなんとマイナス8.6度を記録。
そして、東京都心でもマイナス1.1度。
明日の都心の予想最低気温はマイナス3度。
都心でマイナス3度を記録すれば実に34年ぶりとなる。
≫過去最強クラスの寒波に備える人たち。
そうした中、過酷な寒さと闘っている人たちがいた。
今日「グッディ!」が取材したのは埼玉県川口市にある新聞の営業所。
配達する新聞の準備に追われていたが…。
≫配達を開始するのは午前0時半過ぎ。
このときの気温は0.4度。
更に気温が下がると予想される中バイクは出発した。
気温が低く氷となった雪がまだ多く残る。
タイヤにチェーンを巻いてはいるが…。
寒さの影響は意外なところにも。
普段はこの高齢者施設の門を開けて中に新聞を置いておくというが…。
≫なんと門が凍って固まってしまったようだ。
1日に配る数は200軒以上。
タイムロスを避けるためあとで来ることに。
そうしているさなかにも寒さは厳しさを増した。
午前3時で気温は氷点下1.6度に。
更に、午前5時にはマイナス2.6度を記録した。
5時間以上寒さにさらされ続けた配達員。
≫朝6時前。
後回しにした高齢者施設へ。
すると凍っていた門が開いていた。
出勤した施設の職員がなんとか開けていたようだ。
≫朝6時。
寒さの影響で、普段より遅く配達が終了した。
しかし、厳しい寒さは今日から更に本格化するとみられる。
≫なんとまた東京に雪雲がくるという話もあるので。
解説をお願いしましょう。
≫寺川気象予報士の解説です。
よろしくお願いします。
≫早速見ていきたいと思います。
東京もまた雪を降らせるくらいの冷たい空気が入ってきていますね。
≫ちょっと、私たち前回なめてましたからね。
≫今日も実はこのあと雪の可能性があるんです。
このあと午後ですね。
≫昨日、そんなこと言ってましたっけ?≫前回ほどの雪にはなりません大丈夫です。
交通に影響はありませんがパラパラ、チラチラと舞う程度なんですが、そのぐらいの極寒の空気に包まれてきます。
皆さんがお帰りの時間帯には1度を下回ってきます。
午後10時台にはもう氷点下に突入します、東京も。
明日の朝にかけて、どんどん気温が下がるというわけなんです。
明日の朝の気温見ていきましょう。
なんと明日の朝、氷点下3度が予想されているんですよ。
氷点下3度まで下がったらこれは34年ぶりの寒さになるんですよね。
しかも、これを見てわかりますように1日だけで終わらないんです。
マイナス3度が明日、金曜、土曜と続く予想で。
これ、ひょっとすると4日間続くと、55年ぶりの寒さになるということで。
≫誰も生まれてないじゃないですか。
≫そんな記録いらないでしょ…。
≫私も数字を見て驚くくらいのそんな記録的な寒さがこれから控えているということなんですよね。
そして、この寒さが週間天気で見てもこのあとも氷点下がしばらく続くことがわかるんですがいつまで続くのかが気になりますよね。
異常天候早期警戒情報というのが出ていまして実は今も異常な寒さなんですが来週にかけても異様な寒さ平年よりも、もかなり低い気温が続きますよという情報が気象庁から呼びかけられているんですね。
≫葉物野菜、だめですね。
この寒さは。
≫寒さの出口が見えないといった状況なんです。
ですから体調管理、しっかり気をつけていただきたいんですが雪も気になります。
日本海側の雪の様子を見ていきましょう。
これは現在の富山市内の様子です。
今、積雪が27cm。
昨日の時点で、富山は1cmの積雪しかなかったんです。
ここにきて一気に積雪が増えて、風も伴って氷点下の気温となっています。
このあと北陸も一気に積雪が急増する恐れがあります。
ということでこの先の雨や雪の予想を見ていきましょう。
このあと夕方3時から時間を進めて見ていきたいと思います。
このあと北陸や東北など日本海側は一気に積雪急増する恐れがあります。
そして、もう1つ注意が必要なのは名古屋周辺にもこのあと夜は雪雲が流れ込んできそうなんです。
名古屋は夕方から明日未明にかけて雪が予想されてただの雪ではなくて積雪となる恐れがあるんです。
10cmくらいの雪が予想されているんです。
こうなると怖いのが東海道新幹線。
影響でダイヤが乱れる恐れも十分考えられますので、お気をつけいただきたいと思います。
雪はこのあと夜9時以降も。
明日にかけても時間を進めて見ていきます。
明日の日中は太平洋側の雪雲の流れ込みは収まるもののまだ、やみ間なく日本海側には次々と雪雲が流れ込んで、記録的な大雪となる恐れがあるんです。
どのくらいの雪の量なのか見ていきましょう。
100cm。
めったに出ない数字なんです。
これがまず明日の朝にかけて予想されている雪の量です。
北陸を中心に100cmでそのほか東北とか関東・甲信も山沿いは80cmもの大雪が予想されています。
雪崩など一層警戒が必要になりますししかも明日にとどまりません。
今回、怖いのがあさってにかけても情報が出ていまして26日にかけても更に雪が予想されているんですよ。
北陸は、多いところは更に70cmくらいの雪が予想されているのでひょっとすると今の雪に比べて更に2mくらい一気に、ここ2日間で降ってしまう恐れもあるということですね。
≫単純に積み上がっていく感じですか。
≫同じ場所で降るとは限らないんですがそういった可能性もあるということでそのくらいの記録的な大雪になる可能性があるんですよね。
こうなると大規模な車の立ち往生ですとか集落が孤立するところも出るかもしれませんね。
そのくらい怖いとみています。
あとは更にもう1つ怖いのが、風。
今も風が強まってきているんですが特に西日本、近畿から中国北日本、北陸、北海道にかけて日本海側を中心に瞬間的に35メートルの風が吹きそうなんです。
これはどのくらいの風かといいますと通常の速度での運転が困難になるような風なんですね。
それに雪を伴うということなのでホワイトアウト、危険ですよね。
大変危険な状況になるかと思いますので警戒を、この先しばらく土曜日ごろまで日本海側雪が続きますので警戒を続けていただきたいと思います。
≫極めて低い気温にも注意ということですね。
≫これは、先週木曜日オランダでの映像。
風で飛ばされてきた自転車の男性。
なんとか踏ん張ろうとするが…。
強風で自転車が浮き上がりあっという間に車道へ。
オランダでは先週末ハリケーンの影響で突風が多発。
最大瞬間風速50メートルを記録し各地に大きな被害をもたらしたのだ。
猛烈な風で男性が転倒。
そのまま10m以上も吹き飛ばされてしまった。
また、ベビーカーを押しながら歩く女性にも突風の魔の手が。
まさに、危機一髪。
突風にあおられ街路樹がなぎ倒されたが奇跡的に女性と子どもは無事だった。
また、隣国ドイツの空港でも突風にあおられ機体が左右に。
ふらつきながらもなんとか着陸に成功。
この日、空港では風速30メートル以上を記録していたという。
ヨーロッパを襲った冬のハリケーン。
オランダ、ドイツなど合わせて11人の死者が出るなど甚大な被害をもたらした。
≫始まりました、カッツミーのピカッとNEWSボードです。
≫すごい映像でしたね。
大人の男の人が飛んでいくって…。
≫相当な風ですね。
≫この強風の影響でオランダドイツ、ベルギーなどでは合わせて11人の方が亡くなっているということです。
この10m以上吹き飛ばされた男性は怪我は幸いなかったということではあるんですけどね。
≫ちなみに飛行機は縦に着陸しないと危ないと思うけど斜めに着陸するでしょ。
強風のときはパイロットの人が斜めにバンと降りるらしいです。
そういう仕組みらしいです。
≫これが正しいと。
≫上手なんじゃないですか。
多分。
≫かなり上手なパイロットですよね。
ここまであおられて。
≫乗客の皆さんは生きた心地がしなかっただろうな。
≫克実さんは多分気を失ってますね。
≫気を失ってますね。
これもすごい映像だ。
≫それでは本日もピカッとNEWSボードまいりましょう。
克実さん、お願いします。
≫まずは、こちらまいりましょう。
≫全国でトラブル。
所有者不明の土地。
なぜ増え続ける?政府が対策です。
ご覧ください。
≫歩行者と衝突しそうになる自転車。
原因はこの不自然に突き出た家。
実は、この家の土地所有者不明の土地。
今、全国各地でこのような所有者不明の土地が増え続けていて、さまざまなトラブルになっているんです。
更に、その全てを合わせると面積は九州よりも広くなるといいます。
事態を重く見た政府は今国会に対策法案を提出する見通しですが一体なぜ、こんな事態になってしまったのでしょうか。
増え続ける所有者不明の土地ということですがそもそも土地というものには必ず持っている所有者がいますよね。
その所有者が登記簿というところに私の持っている土地ですよと名前を書いてというものですが例えば、こういったケース。
自分のお父さんが所有者だった土地があったとしましょう。
しかしその父親が亡くなる。
他界してしまったと。
息子にはもちろん、このあと相続権が与えられるんですがしかし、固定資産税税金、払いたくない。
そういった理由などで登記簿の所有者の名前を自分の父親から変更しないというケースが多い。
つまり親の名義のままその土地がずっと放置されてしまうこのケースが多い。
これで時間が経てば子どもから孫へ更に、ひ孫へとなっていくので結果的に相続人が多くなって土地売却も困難になる。
なぜ困難かというと相続人全員の同意がなければ土地の売買ができません。
亡くなっている方は別として。
海外にいる人も含めてということなので煩雑になる。
≫全員の同意が必要なんだ…。
≫相続を放棄することもできるんでしょ。
≫その辺りも含めて見ていこうと思うんですけど。
≫もともとここで放棄しているからこういうことになるわけでしょ。
≫放棄というかほったらかしてるからです。
≫法的にちゃんと放棄しますよとやっておけば…。
≫でも、親の名義だったら固定資産税は払わなくてもいいんですか。
≫相続権のある人に所有権が移りますので、それを記さないと管理する国が誰のものか、結局わからなくなっちゃうということですよ。
結果的には亡くなっている人からその子どものものに所有権は移るんだけどその子どもが、僕のものですよこの土地はと登記簿に記さないとわからないということで実は義務化されていないのでこういうことが起きているそうです。
≫この問題は戦後からずっと続いていますから。
孫も1人じゃないですから孫10人いたら、それだけ増えるわけじゃないですか。
そこには、いろんな考えを持った人がいるから。
≫ということでその所有者不明の土地トラブルどんなものがあるのか埼玉・大宮のケースご覧ください。
≫さいたま市、JR大宮駅から徒歩10分の場所にある道路で歩きづらそうにしている多くの歩行者。
それも、そのはず。
実はこの場所一部分だけ歩道が狭くなっているんです。
衛星写真で見ると一目瞭然。
≫その原因となっているのが所有者不明の土地に立つこの空き家。
17年前市が歩道の拡張工事をした際土地の所有者がわからず買収できないまま残ってしまったとのこと。
そのため、市はこの家に手をつけられず歩行者は車道ギリギリを歩かなくてはならないのです。
≫放置しているんだったらいいんじゃないですかって言えないんですかね?≫いいような気もしますけど…。
≫でも、俺の土地で何かやってるのかと言う人がいるかもしれないですからね。
≫それが、まさに全員の同意が必要という難しい部分なんですがほかに、長野県飯田市のパターン。
狭くなる道とあります。
急に狭い県道とありますが緑色の部分県道なんですけれども先に行くとぐっと狭くなっていますよね。
地元の方、下り坂で、この場所はスピードも出やすいので事故が起きたこともある。
不安だと話をしている。
どういうことか。
上から見たこの場所です。
上から見てみると通常2車線なんです。
ところが所有者不明の土地が赤い部分不自然にせり出しちゃっているのであの部分だけ1車線になっているというようなことが起きている。
実はこれを調べてみますと明治以降登記変更が一切されていなくて調べてみると相続人が100人以上はいるんじゃないかと。
≫なんか30秒ルールみたいなの作ればいいですよね。
30秒間、手を上げなかったらいないも同然みたいな。
≫多分、この土地の持ち主の権利がある人もこの土地を持っていると知らない人もいっぱいいると思うんですよ。
≫これは迷惑だよね。
だって道路でしょ。
≫ほかのケース。
東京の品川なんですが空き家で大混雑とあります。
品川区の住宅密集地ですが緊急車両が通れないんです。
これ、道幅がおよそ150cm。
人1人が自転車で通るのがいっぱいという距離。
地元の方はこう言っている。
もしここで火事や地震が起きたら対応が遅れそうで不安と言っているんです。
どういうことか。
上からこの道、見てみましょう。
オレンジ色の縦に3本走っているのが幅150cmの道ですが赤い丸の部分が所有者不明の土地とみられるところなんです。
少なくとも4つぐらいあるということで街の再開発もできない状況が続いていると。
実は、区の取り決めで緊急車両が通るには最低でも道幅は4m以上必要なんです。
こうしたいんだけれどもしかも古い家屋があったらより心配。
でも、手をつけられないよという状況があるそうです。
道路整備も進まない。
≫法律を変えないとだめですよね。
≫税収の対象にも、もちろんなってないわけじゃないですか。
だから、一定期間、誰も名乗り出なかったら没収という。
≫ただ、民法上はそうではないというのが今の現実。
≫そこを改正するということですね。
≫これから、まさに国はどうしていこうか。
新法案ではこんなことが検討されています。
方針としてですが1つ目、相続登記の義務化。
必ず1代上の方が亡くなって自分のものに所有権が移った段階で必ず登記簿に自分の名前を書きましょう義務としましょうということ。
あとは、土地の所有権の放棄というものを可能にしましょう。
僕この土地、いりませんと意思表示をできるようにしましょう。
そんな中で例えば新法案。
3月の通常国会で提出というのがこういったものですね。
例えば企業などが都道府県知事にこの場所は公共性があるなっていう土地利用をしたいと申請をしてもし、これが認められれば所有権不明の土地であったとしてもその場所に公園ですとか保育施設を作ることができるという新法案を通常国会に提出しようとしています。
建物がある場合はまた少し問題は1つ膨らむんですが例えば空き家だったりした場合はこういったものを作ってもいいんじゃないかと。
≫これは、こういう公共の利益に資するものしかだめっていうことですか?≫都道府県知事が認めないと作れないということで。
≫じゃあ、なんでも作れるわけではないと。
≫今まで、検討する方針の2つが適当だったというのが不思議なぐらいですよね。
ちゃんと義務化をもっと前から、するべきだったんじゃないのかなと。
≫明治から何もなくて100人ってこれ自体がはあ?という話ですよね。
≫でも、私の知り合いにいますよ。
ここ、あなたの先祖の土地ですよって突然お知らせがきて本当にビックリしたという。
自分の郷里の山林が自分のものだったって。
そんなもの、今もらってもどうしようもないので本当に放棄したいという。
≫そういったものも含めて方針が掲げられるということです。
≫続いてまいりましょう。
≫開幕まであと16日。
ピカッと!!平昌のコーナーです。
今日のピカッと!!平昌はモーグル男子金メダル候補堀島行真選手。
≫本日のピカッと!!平昌オリンピック。
なんと、あと16日ですよ。
すぐですよ。
ということで皆さんもご存じでしょう。
今日は男子のモーグルです。
フリースタイルスキーモーグル男子。
堀島行真さん。
行真、どうですか?≫格好いいですね。
≫まだ、キラキラネームじゃないですね。
二十歳ですけれどもね。
大体、モーグルというのはどういうものなのか皆さん、ご存じだと思いますがもう1回見てみましょう。
≫きれいにひざがそろってる。
≫ターン、ターン。
≫エアですね。
最終的にタイムということですね。
≫60点、20点、20点の合計の100点からマイナスされるそういう競技らしいんですけど何回転したんだろうか、今。
≫ターンっていっても…。
≫安藤さんが食いついたターンについて説明していきたいと思いますけど堀島君の武器なんですけど。
コーク1080。
この間もスノボで1080ってありましたけどせんはちじゅうと読むんじゃないんです。
テンエイティーでございます。
3回転して360度、横にしながら体を水平にしながら横3回転するという。
さっきの映像でやってたのがそうなんですけどあまりにも速くてわかりませんがあれがターンですね。
ターン技術が60点。
今、水に着水しておりますが。
≫これはエアです。
≫エアの練習風景ですが練習のときに履いているエアのジャンプ用のスキー板なんですけどこれはモーグル界のレジェンド上村愛子さんから譲り受けた特注の板だと。
それで1日50回以上このコーク1080の練習に励んでいると。
≫夏場の練習はああやって水でやるんですよね。
≫この間の世界選手権で優勝しているわけです。
最大のライバルといわれているのがミカエル・キングズベリー。
キングズベリー選手なんですがこの方は、ワールドカップ昨シーズンから13連勝中で歴代最多の48勝なんですよ。
ところが、今月21日。
この間ですよ。
カナダのワールドカップで優勝してるんです。
≫勝ったんだ。
≫キングズベリー選手を抑えて。
だから、平昌ではメダルが期待できるというわけです。
≫今乗りに乗っているわけね。
≫行真君が。
さっきも言いましたけどモーグルのコブ。
コブっていうのはモーグルって、ノルウェー語で雪のコブという意味らしいです。
コースがありますよね。
1コース左右で合わせて約55個のコブ。
これを越えていくわけです。
実際、コブを越えるときのスピードが41キロ。
大体、車で普通に走っている感じですかね。
コブが一体どのくらいのものか見てみましょう。
すごい中から出てくるのかと…。
≫でも、雪だったらこんな感じですもんね。
≫コブを模したものなのね。
≫これは50cm、幅は2mある。
中は見ないでください。
≫なるほど、これがそういうものなんだ。
これを皆さんイメージして高さ50cm幅2mぐらいのコブ。
これが55個ぐらいあるということなのでもう1回、映像ご覧ください。
まずエアから。
≫これがいわゆる60点を占めるターンです。
コブを攻略していくターン。
これが最も配点が高いんですね。
上半身にほぼ、ぶれがありません。
下半身がほとんどコブから離れないんです。
≫これは実際の堀島選手のバーチャル映像です。
≫あまりのことで、私たち理解してなかったんですけどどういう理解をしたらいいんですか?≫コブを越えるときの衝撃を下半身だけで吸収している。
スキー板がなるべく雪上から離れないようにしてコブを攻略してターンしていく。
ここが、1つのポイントです。
≫ひざがついているかついていないかで全然、スコアも変わる…。
≫逆のサスペンションみたいなことですよね。
≫跳ね返されたとき抑え返す力です。
≫続いては報道センターから最新のニュースです。
伊藤さん。
≫お伝えします。
国会は、安倍総理大臣の施政方針演説に対する各党の代表質問が衆議院本会議で始まりました。
≫最初に質問に立った立憲民主党の枝野代表は森友学園問題で財務省の理財局長として手続きは適正だったとの答弁を繰り返した佐川国税庁長官について虚偽答弁は明々白々だと指摘し即時更迭を求めたのに対し安倍総理は続投させる意向を示しました。
また、枝野氏はアメリカ軍のヘリコプターによる事故が相次いでいることに関し政府を追及しました。
安倍総理は安全確保は大前提だと強調し日米で連携して安全性の確保に取り組む姿勢を示しました。
来月9日から行われる平昌オリンピックを控え日本選手団の結団式が都内で行われました。
≫結団式では選手団の主将を務めるスピードスケート女子の小平奈緒選手が決意を表明したほかノルディックスキージャンプ女子の高梨沙羅選手らが参加しました。
また、結団式には秋篠宮さまも出席し競技の場に臨んでは日ごろの練習の成果を存分に発揮しすばらしいパフォーマンスを見せていただくことを願っていますと選手らを激励されました。
こちらからは以上です、安藤さん。
≫いよいよっていう感じですよね。
安倍総理も出席するという。
開会式に。
≫開会式出席というところで与党内いろいろな声があるようですが韓国との関係とは≫続いては寺川さんのお天気マニアです。
なっちゃん。
≫このあと記録的な寒さが始まりそうです。
現在の渋谷の様子見ていきましょう。
路面、すっかり雪が解けたかのように見えるんですがまだ日陰では積雪東京7cm残っているんです。
しかも明日にかけても強烈な冷え込みが続きますので路面の凍結に引き続き注意をしてください。
そして日本海側では嵐が続きそうです。
今も暴風雪警報と大雪警報が山陰から東北の日本海側各地に出ているような状況でこのあともしばらくこの警報は続く見通しです。
では、明日の全国のお天気見ていきましょう。
特に日本海側の地域はこの先、記録的な大雪となる恐れがありますので増え続ける雪に一層の警戒をしていただきたいと思います。
明日にかけて東北や北陸周辺ですね。
日本海側、平地でも1mを超えるような大雪となる恐れがあります。
そして先ほどもお伝えしましたがかなり風が強まります。
その風に伴って今夜から明日朝ぐらいにかけて名古屋周辺にも雪雲が流れ込んで東海道新幹線などに影響が出る恐れもありますので注意が必要です。
明日の日中は太平洋側の雪は弱まるかと思いますが西日本などでも今日も雪が降っていますが今夜から明日にかけては普段、雪に慣れていない地域でも雪の積もるようなところが平地でもありそうですから路面の凍結に各地で警戒をしてください。
そして、記録的な寒さが続く見通しなんです。
氷点下が続くことで注意すべきことはなんなんでしょうか。
ズームして見ていきましょう。
調べてみました。
まず、水道管が凍結する恐れのある氷点下4度を下回ると水道管が凍結したりといった恐れがあるんですが今回はそのくらいのレベルの寒さになりそうです。
ですから、直接外気に触れないようにして毛布などを巻きつけるとよいということです。
そして運転される方はサイドブレーキも凍結してしまう恐れがあると。
そのくらいの寒さになりそうです。
サイドブレーキは使わずに輪留めで車輪を固定しておくのも1つの方法だということなのでそのくらいの対策が必要なほどこの先は寒さが続きそうです。
週間天気を見ていきましょう。
東京は氷点下3度が土曜日ごろまでは続く見通しで日本海側は土曜日ごろまでは大雪でその先もしばらく寒さと雪は続く見通しです。
≫先日の大雪で東京は、まだ日陰なんかは雪が残っているところに今日の6時から7時くらい東京を含めて、関東にまたバラバラバラッと雪が舞うのではないかということですが2018/01/24(水) 13:45〜15:50
関西テレビ1
直撃LIVE グッディ![字]

首都圏でも氷点下に…今季最強寒波が列島を襲う…記録的寒さで体に異変▽大雪が地面に残って路面凍結の危険▽パニック…噴火動画独自入手で見えた噴石雪崩の恐怖

詳細情報
番組内容
 人気俳優・高橋克実とキャスター歴30年超・安藤優子がお届けする“今知りたい情報に徹底的にこだわり、知りたいだけ、めいっぱいお届けする情報番組”。
 お伝えするのは事件・事故・政治・社会問題などはもちろん、芸能ニュースから海外ニュースまでオールジャンル。時には白熱し、時には涙し、時には思いっきり笑い…、午後のお茶の間のゆったりした時間に今話題のニュースをしっかりとチェックできる情報番組です。
番組内容2
また、午後はニュースがまさに動いている時間帯。その“現場の今”にこだわり、徹底的にLIVEでお伝えし、スタジオでは曜日ごとに登場する芸能人パネラーや、各分野で活躍する専門家ゲストが、様々なニュースに斬り込みます。
 人気コーナー「カッツミーのピカッとNEWSボード」では高橋克実が気になるNEWSを曜日パネラーと共に、他ではなかなか見られない切り口と軽妙なトークでお伝えします。
出演者
【MC】
高橋克実 
安藤優子 

【進行キャスター】
三田友梨佳(フジテレビアナウンサー) 

【情報キャスター】
倉田大誠(フジテレビアナウンサー) 

【フィールドキャスター】
立本信吾(フジテレビアナウンサー) 
酒主義久(フジテレビアナウンサー) 
大村正樹 
広瀬修一 

【気象予報士】
寺川奈津美

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:12420(0x3084)