蹴球探訪
異端のレジェンド 土屋征夫 41歳9カ月“J1最年長出場”(5月25日)
【ドラニュース】平成の怪物・松坂、竜で完全燃焼誓う2018年1月24日 紙面から
竜の松坂が誕生だ! 昨季限りでソフトバンクを退団した松坂大輔投手(37)が23日、ナゴヤ球場の屋内練習場で中日の入団テストに臨み、一発合格で1年契約を結んだ。推定年俸は1500万円、背番号は「99」に決まった。1軍スタートが内定した春季キャンプでは日米両球界の経験を尊重され、自己流調整が認められる見通しだ。 極寒の名古屋にサクラが咲いた。報道陣シャットアウトの非公開で午後1時30分にスタートした入団テストは約40分で終了。合格通知がスピード発行され、竜の松坂としての第一歩を刻んだ。 「まずは第1関門。ホッとしています。久しぶりの緊張感でした。今が100%ではないですけど、十分投げられるというのは伝わったのかなと思います」 首脳陣や球団幹部が見守るブルペンではルイス通訳兼ブルペン捕手を立たせ、カーブ、スライダー、チェンジアップを交えて22球。キャッチボールを含めた34球でも、森監督を「このまま、ずっと(キャンプでも)見たい。(今は)無理しなくていい」と納得させるのに十分だった。 自宅のある米国で昨秋から自主トレを続け、20日に帰国。22日夜にはナゴヤ球場の屋内練習場で隠密の最終調整を行い、テストに備えた。首脳陣から一発合格を与えられた右腕には、同時に春季キャンプの1軍切符も発券された。 しかし、横一線ではない。日米通算164勝の実績があっても、若くはない。事実上の自己流調整が認められる。通例となっている2月1日のブルペン入りや、今季チームで通達されている同日のフリー打撃登板、実戦のタイミングについて、指揮官からは「自分でいけると思ったタイミングでいってくれ」と白紙委任を受けたという。 とはいえ、マイペースで進めるほど余裕のある立場ではないことは自覚している。キャンプ地の沖縄・北谷で26日から行われる選手会合同自主トレにも参加を志願。28日前後にも現地に入り、キャンプインに備える。 オススメ記事ピックアップ Recommended by
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