春日野 さくら かすがの さくら
春日野 さくら プロフィール
- 初出作品:ストリートファイターZERO2
- 出身地:日本
- 格闘スタイル:リュウの見よう見まね
- 生年月日:197X年3月15日
- 血液型:
- A
- O(私立ジャスティス学園)
- 身長:
- 157cm(ZERO2、V)
- 158cm(上記作品以外)
- 体重:
- 42kg
- 52kg(V)
- スリーサイズ:80・60・84
- 好きなもの:体育(特に陸上系)、白いごはん、ストリートファイト
- 嫌いなもの:数学、弟のゲームの相手
- 特技:英会話、料理(見てくれは最低)
- 職業/所属:アルバイト(ゲームセンター勤務)
- キャッチコピー:
- あふれる思い止められない(ZERO3)
- 闘う女子高生(ジャスティス学園)
- スーパー女子高生(CVS)
- 開花宣言(IV)
- 春爛漫(V)
- CV:
- 笹本 優子(ZEROシリーズ、EXシリーズ、ジャスティス学園、ポケファイ、MVCシリーズ、CVSシリーズ、CFJ、ナムカプ)
- 福圓 美里(IV以降の日本語版)
- ブリトニー・リー・ハーヴィー(IV以降の英語版)
『ストリートファイター』シリーズのキャラクター。数多くの作品に外部出演している。
ある日リュウのストリートファイトの光景を見て彼に憧れを抱き、技を見よう見まねで習得してリュウともう一度会うためにストリートファイトの旅に出た[2]。
リュウへの憧れから、白いハチマキと赤い手甲をしており、『ストリートファイターZERO3』以降の作品では、技だけでなく腕を組み風に吹かれるリュウの代名詞的な勝利ポーズも真似ている。ストリートファイトの際に学校の制服であるセーラー服を着ているのは、対戦相手に礼をつくそうという気持ちからである。スカートの下には学校指定の赤いブルマーを穿いている。
火引 弾とは知り合い。勝手に一番弟子呼ばわりされているが、実際は技の基本と気の練り方を教えてもらった間柄。これらは後述する中平 正彦の漫画『さくらがんばる!』で使われた設定がゲームに逆輸入されたもの。
千歳 ケイと共に登下校し、同じ高校に通う神月 かりんからライバル視されている。親友であるケイとはお互い下の名前を呼び捨てし合っている一方で、かりんとは緊張感があるのかお互いに「さん」付けで呼んでいる。
初出作品の『ZERO2』では興味から面白半分にストリートファイトを行なっていたが、エンディングでリュウに弟子入りしようとするものの「一人でも強くなれる」と言われて断られ、その後はリュウと同様に真の強さや闘いの意味をも探求していくことになる。
『ZERO3』のエンディングではベガのセリフから「殺意の波動」の存在を知り、ベガに殺されそうになるも、寸前のところでリュウに助けられる。
『ストリートファイターIV』の家庭用ではBLECE(ブリース)を破壊しようとしているリュウを目撃する。リュウ側では分からなかったが、こちらではBLECEの破壊に成功している。
なお時間軸的には『ZERO』シリーズの時代設定を考慮した場合は、年齢が20代前半ぐらいになっていると思われるにもかかわらず、相変わらずセーラー服を着用している。
『IV』におけるさくらの年齢は明確にされていないが、映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』で併映された短編アニメでは報道陣から「君、本当に女子高生?」と聞かれ、本人は「ノーコメント」と発言している場面がある[3]。
『ストリートファイターV』でもいぶきのストーリーモードではセーラー服姿のままで登場する。だがシーズン3の追加キャラクターになった際の設定では、高校を卒業してゲームセンターでアルバイト中の大学生となっている。「自分らしい強さ」を探すため、アルバイトで旅費を稼ぎながら世界各国を飛び回って修行をしている。
現在はストリートファイターシリーズを代表するキャラクターの1人となっているが、初登場時は「硬派な世界観のストリートファイターに合わない」と苦情が相次いでいた[4]。
また、夏と将馬の絶えない喧嘩に心を痛めており、夏に忠告もしている。
このほか、何故か同作のみ血液型の設定がO型とされている。
『CAPCOM VS. SNK』シリーズの殺意の波動に目覚めたリュウに対する勝利メッセージから、殺意の波動についても知っていると思われる。
VS.シリーズでは殺意リュウのパロディとして日焼けしたさくらがいる。全体的に能力値が上昇しており、春獄殺などパロディ技を持っている。
『ポケットファイター』のエンディングでは夏休みの間に念願のリュウとの修行を実現。
半分バカンス気分のさくらはとても楽しんでいたが、リュウはかなり迷惑がっていた。
後に、中平によってさくらを主人公に据えた漫画『さくらがんばる!』が描かれ、その設定の多くが本編に影響を与えて逆輸入された。その最終回では成長して体育教師になっており、『カプコンファイティングジャム』のミッドナイトブリスを喰らった姿はこれを再現したものである。『IV』の勝利メッセージでも体育教師を将来の夢としており、『スパIV』ではエンディングでこの姿が見られる。
また『さくらがんばる!』の特別編では草薙 京と出会っており、彼との戦いが描かれている。この作品には京以外にも矢吹 真吾がゲストキャラクターとして登場している。
小足からの連続技を起点に、リュウなどとは違い接近してラッシュを仕掛けるのが強いキャラクターである。
COMBO:近距離立ち強P≫波動拳(弱波動掌)の連続技も、ガードクラッシュ値を下げやすく強い。
牽制はリーチの長い立ち強Kとしゃがみ中K、飛び込みはめくりやすいジャンプ中Kと攻撃判定の強いジャンプ強Kを主に使う。
対空は基本的に出掛かりの弱い弱咲桜拳(紅桜拳)よりも、しゃがみ強Pや垂直ジャンプ中Pのほうが簡単。
めくりジャンプ中Kが強力で、そこからの投げか連続技の二択などが強い。『ZERO』や『カプエス』でもめくりジャンプ中Kからの起き攻めがメインダメージ源である。
作品によっては、弱春風脚(春風連脚)や桜華脚も強い。
ノーゲージの無敵技が無いため守りが弱いが、ガードキャンセルやZEROカウンターなどで多少カバーできる。
牽制向きの必殺技に乏しく、地上で蹴り技中心に立ち回り、隙を突いて連続技や投げを狙うスタイルはむしろ春麗に近いとも言える。
『ストIV』シリーズでも牽制向きの技は少ない。
だがEX咲桜拳や打点の低い攻撃をかわせるセービングアタックによって防御能力がある程度強化された。
また、弱春風脚による固めやループ、EX春風脚を駆使した簡単で高火力な連続技など、更に攻撃的な性能になった。
どの作品でもノーゲージでの防御面は厳しく、いかに攻勢を保つかが勝負の鍵を握る。
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概要編集
玉川南高校[1]に通う現役女子高生。弟に春日野 つくしがいる。自宅は東京都世田谷区の庭付き一軒家で、『ストリートファイターZERO2』のホームステージとして背景に登場する。ある日リュウのストリートファイトの光景を見て彼に憧れを抱き、技を見よう見まねで習得してリュウともう一度会うためにストリートファイトの旅に出た[2]。
リュウへの憧れから、白いハチマキと赤い手甲をしており、『ストリートファイターZERO3』以降の作品では、技だけでなく腕を組み風に吹かれるリュウの代名詞的な勝利ポーズも真似ている。ストリートファイトの際に学校の制服であるセーラー服を着ているのは、対戦相手に礼をつくそうという気持ちからである。スカートの下には学校指定の赤いブルマーを穿いている。
火引 弾とは知り合い。勝手に一番弟子呼ばわりされているが、実際は技の基本と気の練り方を教えてもらった間柄。これらは後述する中平 正彦の漫画『さくらがんばる!』で使われた設定がゲームに逆輸入されたもの。
千歳 ケイと共に登下校し、同じ高校に通う神月 かりんからライバル視されている。親友であるケイとはお互い下の名前を呼び捨てし合っている一方で、かりんとは緊張感があるのかお互いに「さん」付けで呼んでいる。
初出作品の『ZERO2』では興味から面白半分にストリートファイトを行なっていたが、エンディングでリュウに弟子入りしようとするものの「一人でも強くなれる」と言われて断られ、その後はリュウと同様に真の強さや闘いの意味をも探求していくことになる。
『ZERO3』のエンディングではベガのセリフから「殺意の波動」の存在を知り、ベガに殺されそうになるも、寸前のところでリュウに助けられる。
『ストリートファイターIV』の家庭用ではBLECE(ブリース)を破壊しようとしているリュウを目撃する。リュウ側では分からなかったが、こちらではBLECEの破壊に成功している。
なお時間軸的には『ZERO』シリーズの時代設定を考慮した場合は、年齢が20代前半ぐらいになっていると思われるにもかかわらず、相変わらずセーラー服を着用している。
『IV』におけるさくらの年齢は明確にされていないが、映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』で併映された短編アニメでは報道陣から「君、本当に女子高生?」と聞かれ、本人は「ノーコメント」と発言している場面がある[3]。
『ストリートファイターV』でもいぶきのストーリーモードではセーラー服姿のままで登場する。だがシーズン3の追加キャラクターになった際の設定では、高校を卒業してゲームセンターでアルバイト中の大学生となっている。「自分らしい強さ」を探すため、アルバイトで旅費を稼ぎながら世界各国を飛び回って修行をしている。
現在はストリートファイターシリーズを代表するキャラクターの1人となっているが、初登場時は「硬派な世界観のストリートファイターに合わない」と苦情が相次いでいた[4]。
他作品編集
『ジャスティス学園』シリーズに登場する若葉 ひなたと鮎原 夏は親友で、ゲームでは独自に事件を追っている。攻略本などで描かれたサイドストーリーやイラストでは、下校時によく3人で行きつけのケーキ屋デルフォンヌでケーキを食べている様子が描かれている。また、夏と将馬の絶えない喧嘩に心を痛めており、夏に忠告もしている。
このほか、何故か同作のみ血液型の設定がO型とされている。
『CAPCOM VS. SNK』シリーズの殺意の波動に目覚めたリュウに対する勝利メッセージから、殺意の波動についても知っていると思われる。
VS.シリーズでは殺意リュウのパロディとして日焼けしたさくらがいる。全体的に能力値が上昇しており、春獄殺などパロディ技を持っている。
『ポケットファイター』のエンディングでは夏休みの間に念願のリュウとの修行を実現。
半分バカンス気分のさくらはとても楽しんでいたが、リュウはかなり迷惑がっていた。
漫画作品編集
中平 正彦の漫画版『STREET FIGHTER ZERO』では、新宿でたまたまリュウとベガの戦いに巻き込まれたのがきっかけで出会ったことになっている。後に、中平によってさくらを主人公に据えた漫画『さくらがんばる!』が描かれ、その設定の多くが本編に影響を与えて逆輸入された。その最終回では成長して体育教師になっており、『カプコンファイティングジャム』のミッドナイトブリスを喰らった姿はこれを再現したものである。『IV』の勝利メッセージでも体育教師を将来の夢としており、『スパIV』ではエンディングでこの姿が見られる。
また『さくらがんばる!』の特別編では草薙 京と出会っており、彼との戦いが描かれている。この作品には京以外にも矢吹 真吾がゲストキャラクターとして登場している。
BGM編集
- Blossoming Schoolgirl
- 『ZERO2』のBGM。他作品でもアレンジ使用されている。
- 落ち物パズルゲーム『スーパーパズルファイターIIX』の家庭用特典に、この曲のボーカルアレンジとしてさくらが歌う「この思いを伝えたい」が収録されている。後に『ハイパーZERO』のサウンドテストにこの曲が再録されている(SOUND TEST No.113C)。
- Precious Heart
- 『EX plusα』と『EX3』のBGM。
- Breeze
- 『ZERO3』のBGM。
性能編集
技の構成自体はリュウと似ているが、いずれも癖が強い。小足からの連続技を起点に、リュウなどとは違い接近してラッシュを仕掛けるのが強いキャラクターである。
COMBO:近距離立ち強P≫波動拳(弱波動掌)の連続技も、ガードクラッシュ値を下げやすく強い。
牽制はリーチの長い立ち強Kとしゃがみ中K、飛び込みはめくりやすいジャンプ中Kと攻撃判定の強いジャンプ強Kを主に使う。
対空は基本的に出掛かりの弱い弱咲桜拳(紅桜拳)よりも、しゃがみ強Pや垂直ジャンプ中Pのほうが簡単。
めくりジャンプ中Kが強力で、そこからの投げか連続技の二択などが強い。『ZERO』や『カプエス』でもめくりジャンプ中Kからの起き攻めがメインダメージ源である。
作品によっては、弱春風脚(春風連脚)や桜華脚も強い。
ノーゲージの無敵技が無いため守りが弱いが、ガードキャンセルやZEROカウンターなどで多少カバーできる。
牽制向きの必殺技に乏しく、地上で蹴り技中心に立ち回り、隙を突いて連続技や投げを狙うスタイルはむしろ春麗に近いとも言える。
『ストIV』シリーズでも牽制向きの技は少ない。
だがEX咲桜拳や打点の低い攻撃をかわせるセービングアタックによって防御能力がある程度強化された。
また、弱春風脚による固めやループ、EX春風脚を駆使した簡単で高火力な連続技など、更に攻撃的な性能になった。
どの作品でもノーゲージでの防御面は厳しく、いかに攻勢を保つかが勝負の鍵を握る。
使用技編集
特殊技編集
必殺技編集
スーパーコンボ他編集
脚注編集
- ^ただし『ストリートファイター』シリーズ本編では高校名が明示されておらず、この校名は『ジャスティス学園』シリーズや『ナムコ クロス カプコン』で登場した名称。
- ^なお、普通の女子高生が世界中を旅できる理由に関しては外部登場作品で「ファイトマネーを貯めた」「神月財閥が支援している」と説明されている。
- ^キャラクターデザイナーのイケノによれば、あくまでも自分の中での「僕設定」として「『ストIV』のさくらは、ダンとともに世界を回っていたため高校を留年しており、年齢的にはハタチを超えているものの現役の女子高生という設定だった」とインタビューで語っている。
- ^『ZERO2』が稼動していた時期に、「戦う女子高生」をコンセプトにしたTVアニメが多く放送されており、そこから誕生したのではと言われている。これに安田 朗は「このキャラは君たちが一生懸命作ったキャラクターより人気が出るだろう。その理由をそれぞれ考えてくれ。」と発言している。