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【格闘技】

村田、沖縄合宿で英単語も勉強中

2018年1月17日 紙面から

夜明けのクロスカントリーコースを走る村田=沖縄県国頭村で

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 ボクシングのWBAミドル級王者・村田諒太(32)=帝拳=は16日、前日に続いて沖縄県国頭村で行っている走り込み合宿を公開。IBFスーパーフェザー級王者・尾川堅一(29)、元世界2階級王者・粟生隆寛(33)とともに夜明け前から山中のクロスカントリーコースを約12キロも走り込んだ。

 合宿メニューは連日、朝6時半からの午前練と午後3時からの午後練の2部。午前と午後の間は約5時間ほど空く。村田は、この時間も無駄にしない。ホテルの室内で英語を勉強中なのだ。

 「今の自分に足りないのはボキャブラリー。受験生が使うような赤いシートで意味を隠したり、書き取りをしたりして英単語を覚えてます」

 村田は将来的に東京ドームで試合をしたいというが、実現には海外での高評価も必要。そのためにはラスベガスなど海外戦も避けては通れない。そこでさらにアピールするため、語学力を上げるつもりなのだ。

 「自宅だとなかなかできない。本なんか開いてたら息子が『パパ何してんの』って来ますから」と、村田。沖縄合宿で下半身とともに頭脳も鍛え、4月に予定される初防衛に臨む。(藤本敏和)

 

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