様々な分野で活躍する一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム、今月はリンクアンドモチベーションの小笹芳央会長にご登場いただく。
「モチベーション」を切り口としたコンサルティングサービスを提供し、数多くの企業変革をサポートしてきた。コンサルティングに講演にと多忙を極める小笹会長は、どのように心身の健康を維持しているのか。第1回は、身体の健康管理について伺った。
リンクアンドモチベーションは、「モチベーション」にフォーカスしたコンサルティングサービスを提供しています。モチベーションの維持・向上には、心と体の健康が密接に関わっています。また、心身の健康には、働く職場の環境や人間関係、仕事に対する納得感や充足感なども大きく影響します。
ですから私たちは、「エンプロイーエンゲージメント」を高めることが重要だと考えています。エンプロイーエンゲージメントとは、企業と従業員の相互理解度。相思相愛の度合いとも言えますね。エンプロイーエンゲージメントを高めることは、心身の健康やモチーベションの維持・向上、ひいては労働生産性や企業価値を高めることにつながるのです。
こうしたことを発信している以上、自社がロールモデルとなるのはもちろんのこと、自分自身の心と体の健康を維持することは、経営者としての責任の一つだと思っています。
食事は決まった時間にとって、生活リズムを一定に
創業以来、多忙な生活を送っていますが、「風邪気味かな?」と感じることがごくまれにある程度で、仕事を休むほど体調を崩したことはありません。それは、生活のリズムを一定に保っているからだと思います。
特に、食事はほぼ決まった時間にとっています。朝は起床後の8時過ぎ、昼は12時から1時。夜はほとんど会食ですが、お相手によって開始時間を3段階に設定しています。基本は6時30分として、年配の方なら少し早めの6時から、若手の方なら7時からといった感じで調整しているんですね。
食事を規則正しい時間にとるのは幼い頃からの習慣です。大学時代は仲間と麻雀に明け暮れて不規則になるようなこともありましたが(笑)、今ではこの一定のリズムが崩れると、体の調子も崩れるような気がします。
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