サイバーエージェントは1月23日、2018年4月以降に新卒入社するエンジニアを対象に、一律の初任給制度を撤廃すると発表した。個々人の能力に応じた給与体系に変更し、評価は独自基準で行うという。
近年、ネット産業では若手エンジニアのスキル向上が目覚ましく、一律で定めた基準では正しく評価できなくなったとしている。「会社の技術力を向上させ市場競争力を高めるべく、能力別給与体系を構築した」(同社)
高度な技術や実績、成果を持つ学生を対象にした「エキスパート認定」制度も導入。査定対象は、技術的スキルや実績、AIなどの要素技術研究成果、執筆論文、同社での就業経験(インターン、アルバイト)など。研究の将来性や事業との相乗効果などを鑑み、独自の基準で評価する。
能力別給与体系は、最低年俸が450万円(月37万5000円)。エキスパート認定は、最低年俸が720万円(月60万円)。
18年4月以降に新卒入社するデザイナーも能力別給与体系を採用する。
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