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松坂に特別待遇なし きょう入団テスト

2018年1月23日 紙面から

練習中、白い歯をこぼす松坂=2017年10月3日、タマスタ筑後屋内練習場で

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 中日は23日に昨季限りでソフトバンクを退団した松坂大輔投手(37)の入団テストをナゴヤ球場屋内練習場で行う。23日の名古屋は厳しい冷え込みが予想される。右肩の故障から復活をかける松坂にはかなり厳しい条件となるが、屋内練習場の受け入れ態勢は普段通り、特別扱いはなし。背番号も代名詞だった「18」ではなく「99」が用意されている。大物が自力でドアをこじ開けるのを待つ。

 平成の怪物にとって、運命を左右する大事な1日。不死鳥のごとくよみがえるチャンスをつかめるか否か。20日に帰国した際、松坂は「しっかり投げられるところを見せることができるようにやりたい」と口にしていたが、入団テストは厳しい条件の下、行われることになりそうだ。

 23日の予想最高気温は9度(名古屋地方気象台22日午後5時発表)。テストを行う午後2時はそれより低くなりそう。雪が舞うほどではなくても、かなりの冷え込み。通常でもヒンヤリとする屋内練習場。いくら「屋内」と言っても“極寒”である。

 投げるには厳しい環境と言えるが、松坂1人のため特別対策をとることはない。暖房器具の急きょ設置など、寒気対策をとる予定は今のところない。

 ブルペン投球時は西山球団代表が「そこは遠慮してもらいます」と話していたように、他選手はブルペンには入れない。森監督をはじめ、コーチ陣、球団幹部の視線を松坂は一身に浴びる。その時間帯、屋内練習場にあるトレーニングルームを中日の選手たちが出入りする。遠目からもブルペンはのぞけるため、選手の視線も集めながらの投球を強いられる可能性もある。

 

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