電力需要増 東電が節電呼びかけ

東京電力は首都圏などで気温が下がって電力の需要が増え、供給の余力が少なくなっているとして、暖房の温度を低めに設定することや使っていない照明を消すといった節電への協力を呼びかけています。

東京電力によりますと、首都圏などでは22日、暖房向けの電力需要が増え、午後5時から6時までの1時間の電力需給は、5368万キロワットの供給力に対し、電力需要が供給力に占める割合、いわゆる「使用率」は、95%となって、需給状況が厳しくなったということです。
東京電力は、22日の需要のピークは過ぎたとしていますが、家庭やオフィスなどでは無理のない範囲で、空調の温度設定を低くすることや使っていない照明を消すといった節電への協力を呼びかけています。
また東京電力は、23日も需要のピークが予想される午前9時から10時までの時間帯は5097万キロワットの供給力に対して、使用率は93%と需給状況がやや厳しくなることが見込まれるとして、出来る範囲での節電への協力を呼びかけています。