498/498
第484話 今一度、西へ
―――リゼア帝国・首都跡地
セラがダハクと共に闇竜王の下へと向かい、ジェラールと合流したリオンは雷竜王の下を訪れている頃だろう。俺は俺で狂飆の谷にいるとされる風竜王を目指し、西大陸に辿り着いたところだ。
思うところがあって、大陸間の移動にはデラミスからリゼアに架かる十字大橋を利用させてもらった。デラミスを経由する際、コレットがとても仲間になりたそうにこちらを見ていたが、お前お前で忙しい筈だろうと見なかった事にした。大丈夫、コレットは鋼の精神を持つ聖女様だ。それくらい非常になっても、何とか我慢してくれるだろう。
「随分と長い橋でしたね。 ……良い意味で」
「これでもリゼア側の関所がもぬけの殻だった分、手間は省けたんだけどね。でも、お姉さんは満足です」
今回俺と一緒に行動するのはエフィルとアンジェの親友コンビ。デラミス側の砦を越えた辺りで俺の両脇にて布陣をし始めた2人は、今もガッチリと左右の腕をホールド。セラやジェラールの目がないのを良い事に、ここぞとばかりに密着している。これまで手を繋ぐのも困難を伴ったアンジェは、あの出来事以降これまでの遅れを取り戻すかの如く、隙あらばこんな感じでくっつこうとするようになった。エフィルはエフィルで、アンジェがそうするのならばと真似をする。結果、橋を渡る間ずっとこの体勢で歩く事になってしまったのだ。
確かに良い思いをした。だが、俺だって橋を渡る最中に桃色な事ばかりを考えていた訳ではない。この十字大橋を渡ろうと思い立ったのは、前世の前世、要は魔王時代の俺の記憶を何か思い出さないか確かめる為だった。
夢の中でメルフィーナから聞いた大昔の話、そこで俺はメル、舞桜と共にこの橋を渡った。数百年レベルで時代を経てしまっているが、ここを訪れればもしや、と思ったんだ。話に聞いた通り十字大橋には両国の砦が橋の上にあり、区間毎にキャンプを行う事ができるスペースがあった。唯一状況が異なる点といえば、リゼアの砦は首都が壊滅したせいか、全てが無人の状態で解放されていた事くらいだろう。ただ、この場所を訪れても収穫はゼロに等しいものだった。メルフィーナの話以上に思い出せる情報は何もなかったし、注意深く観察しても見覚えを感じるものは皆無。途轍もなく長くて凄い橋、それが十字大橋に抱く俺の感想だ。
まあ、そうだよな。前世の記憶さえ何もない俺なんだ。前世の前世の記憶なんて、そんな突拍子もないものを思い出せる筈がない。
「ただ、ちょっと残念だったな……」
「ケルヴィン君、何が残念だったのかな? 確かに私のは、エフィルちゃんに比べれば残念かもだけどさぁ」
「……待て、アンジェ。誤解なんだ。決してその事を言ったんじゃない。だから首に当てたナイフをどけてくれ」
「その事って何の事かな? アンジェお姉さん、具体的には何も言ってないよ?」
そんなちょっとした事から始まる、今日の超実戦的な模擬戦。俺は弁解しながらアンジェのナイフから首を護り、アンジェは執拗に俺の首を攻める。ああ、言っておくが別に喧嘩してる訳じゃないぞ? どっちかと言えば、腕を組むよりよっぽどいちゃついてる行為に近いかもしれない。俺はアンジェと戦えて満足、アンジェは俺の首を堪能して満足とウィンウィンな営みなのだ。その間できるメイドなエフィルは、何も言わずとも周囲警戒に務めてくれている。
「「ふう……」」
「満足されましたか?」
「「うん」」
栄養補給完了、これより西大陸へ降り立つ。
「これは酷いな」
「何も残っていませんね……」
十字大橋の先には直ぐに首都があった。いや、首都であった場所か。リゼア帝国の象徴である難攻不落の城、栄華を極めた街並みが、つい先日まで俺の眼前に広がっていた筈なのだ。しかし、今ここから見えるのは無数の瓦礫に焼け焦げた大地のみで、とてもこの場所に西大陸最大の国があったとは思えない。
「帝王サキエルはリゼアを裏切る数日前に、大々的な避難命令を首都中に公布したみたい。唐突な事で国中が混乱したらしいけど、そのお蔭で犠牲者は最小限に食い止められたんだって。その分、建造物や抵抗者は徹底的にやられたんだけどね……」
「避難命令、か…… 詰まり、クロメルや残りの使徒達の目的は虐殺とは別にある訳だ」
「単に西大陸の戦力を低下させるのが目的、ではないという事ですね」
ここまで破壊を徹底する理由か。リゼアに何かが隠されていて、それがクロメルにとって邪魔だったとか? 例えば、まだ発見していない神柱――― あー、それならトリスタンに使役させるか。リゼアの内情に詳しい奴に話を聞くのが得策なんだろうが、今は竜王が最優先だ。だって、風竜王が俺を待ってくれているんだもの。
「ご主人様、あそこに武装した集団がいます。何か作業をしているようです」
「こんなところにまだ人がいたのか…… エフィル、ちょっと『千里眼』借りるぞ」
アンジェはエフィルが指摘する前から気付いていたのか、もうそちらの方向を向いていた。悪食の篭手にエフィルのスキルをコピーして、どれどれと俺も拝見。
「んー?」
黒を基調とした鎧、兜を装備した兵士達が、瓦礫を漁っている? 人数にして数百人、結構な規模だ。部隊長らしき者はマントも羽織っており、それも黒、帯剣する剣の柄や鞘までも黒で統一。ちょっと親近感。
「あれ、リゼアの兵隊だね。リゼアの軍服って全体的に黒っぽいんだ」
「なるほど。だけど、1人だけ違う格好をした奴もいるな。ほら、ちょうど部隊の中央付近にいる」
黒の軍服に交じって、どう見ても軍人ではない輩が指揮を取っているようだった。男はきっちりと七三に分けた髪型で眼鏡、少々ふくよかかな? と、思ってしまう体型をしている。彼だけは白い制服らしき衣服、あの中だと逆に目立つなぁ。
「白の制服はリゼアの文官だね」
「ああ、色で部門別に分けているのか。分かりやすくて良いな」
だがそうなると、なぜ軍人の中に文官がいるのか、という疑問が新たに生まれてしまう。
「あっ」
「ん、どうした? エフィル?」
「申し訳ありません。あちらに気付かれたようです。数名、こちらに向かって来ます」
おっと。遮蔽物はないが距離は結構あったからと、堂々と構え過ぎてしまったか。向こうにも千里眼持ちか察知系スキルに特化した兵士がいたのかもしれない。
「どうする? 今なら私達の正体も分からないだろうし、余裕で逃げられるよ?」
「いや、これも何かの縁だ。何をしているのかも気になるし、ちょっとだけ話を伺おう。別に俺らが悪い事をしていた訳じゃないしな」
という事で、この場でリゼア兵が来るまで待つ、待つ――― とろいから、こっちから出向こう。タッタッタっと。
「そこのお前達っ! ここは立ち入り禁止区域だぞ! ここで一体何をしているっ!?」
出会い頭、先頭の兵士にそう叫ばれてしまった。いや、立ち入り禁止とか知らないよ。橋から普通に通れちゃったよ。
「あー、俺達は十字大橋を渡って西大陸に来たばかりなんだ。立ち入り禁止とか初耳で―――」
「なっ、デラミスから来ただとっ!?」
「封鎖した砦を抉じ開けて来たというのか! クソッ、こんな時期にっ……!」
兵士達の敵意が明確に増している。おかしいな、選択肢を間違えたか? この兵士達と戦うのは本意ではない。が、降りかかる火の粉は払わねば。ついでにリゼアの強さを測らねば。抵抗の意思はないと笑い掛けながらも、殴る準備だけはしておく。
「待って、待ってください! 双方、矛を収めるように!」
と、折角構えていたのだが、兵士達の背後から戦うなとの声が上がった。先ほどのふくよかな文官だ。見掛けに寄らず、軽快に走っている。
「よ、よろしいのですか、代行殿? この者達、見るからに怪しいですぞ?」
「良いんです。私が責任を持ちますから、どうか抑えてください。ああ、すみません。突然の事で驚かれたでしょう? 私の名はエドワードと申します。東大陸の冒険者、ケルヴィンさんですね?」
そろそろ6巻の特典が発表されるんじゃないかなと。
オーバーラップ様のホームページにて確認されたら、活動報告にも記載したいと思います。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた
◆書籍⑧巻まで、漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテストプレイ。長期間、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全193部分)
- 20301 user
-
最終掲載日:2018/01/13 21:00
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!
え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全303部分)
- 25980 user
-
最終掲載日:2016/01/01 00:00
ありふれた職業で世界最強
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全301部分)
- 32217 user
-
最終掲載日:2018/01/20 18:00
LV999の村人
この世界には、レベルという概念が存在する。
モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。
また、誰もがモンス//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全357部分)
- 20515 user
-
最終掲載日:2018/01/21 21:00
レジェンド
東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1619部分)
- 26860 user
-
最終掲載日:2018/01/22 18:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )
◆カドカワBOOKSより、書籍版12巻、コミカライズ版6巻発売中! アニメ放送は2018年1月11日より放映開始です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願い//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全563部分)
- 30702 user
-
最終掲載日:2018/01/21 19:41
マギクラフト・マイスター
世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1770部分)
- 20594 user
-
最終掲載日:2018/01/22 12:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~
書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!
魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする
だが、創造の魔王プロケルは絶望では//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全213部分)
- 22079 user
-
最終掲載日:2018/01/19 18:46
異世界はスマートフォンとともに。
神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全460部分)
- 20148 user
-
最終掲載日:2018/01/15 20:15
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全286部分)
- 23848 user
-
最終掲載日:2015/04/03 23:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを
ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全221部分)
- 23171 user
-
最終掲載日:2017/11/30 20:07
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-
世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。
弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全178部分)
- 24985 user
-
最終掲載日:2017/12/28 04:15
人狼への転生、魔王の副官
人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。
元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全415部分)
- 19736 user
-
最終掲載日:2017/06/30 09:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全116部分)
- 22413 user
-
最終掲載日:2018/01/09 00:01
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。
あらすじ ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全824部分)
- 24436 user
-
最終掲載日:2017/12/24 00:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~
とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。
彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。
そうして導き出された//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全174部分)
- 22032 user
-
最終掲載日:2018/01/19 02:02
八男って、それはないでしょう!
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全205部分)
- 26351 user
-
最終掲載日:2017/03/25 10:00
奪う者 奪われる者
佐藤 優(サトウ ユウ)12歳
義父に日々、虐待される毎日、ある日
借金返済の為に保険金を掛けられ殺される。
死んだはずなのに気付くとそこは異世界。
これは異//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全241部分)
- 20970 user
-
最終掲載日:2018/01/15 18:00
二度目の人生を異世界で
唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。
「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」
これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全389部分)
- 25863 user
-
最終掲載日:2018/01/22 12:00
再召喚された勇者は一般人として生きていく?
異世界へと召喚され世界を平和に導いた勇者「ソータ=コノエ」当時中学三年生。
だが魔王を討伐した瞬間彼は送還魔法をかけられ、何もわからず地球へと戻されてしまった//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全404部分)
- 21019 user
-
最終掲載日:2018/01/21 11:00
境界迷宮と異界の魔術師
主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1360部分)
- 24306 user
-
最終掲載日:2018/01/22 00:00
蜘蛛ですが、なにか?
勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全534部分)
- 23149 user
-
最終掲載日:2018/01/15 22:46
賢者の孫
あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。
世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全126部分)
- 26828 user
-
最終掲載日:2017/12/24 06:11
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~
地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。
運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。
その凡庸な魂//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全363部分)
- 24270 user
-
最終掲載日:2018/01/07 20:00
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む
魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。
彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全133部分)
- 22633 user
-
最終掲載日:2018/01/17 09:12
とんでもスキルで異世界放浪メシ
※タイトルが変更になります。
「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
異世界召喚に巻き込まれた俺、向//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全400部分)
- 28453 user
-
最終掲載日:2018/01/16 22:30