インターネットの情報は8割は嘘である!?

今の時代誰でもインターネットを利用する時代です。さらにスマートフォンの普及でどこにいても情報を手に入れることができる社会になりました。まさに情報化社会です。

日本でのインターネット普及率は1997年末で9.2%、そして2013年末になると82.8%と爆発的に増えています。

現在ならさらに普及率は上がっているでしょう。さらにツイッターやフェイスブック・ブログなども普及してきており、誰でも情報を発信できる環境になりました。その分嘘の情報間違った情報が蔓延するようになり、インターネット利用者は確かな情報を見極める必要が出てきました。

例えば

ウィキペディア

このサイトは一般の利用者が自由に内容を書いたり編集できる辞書のようなサイトですが、誰でも編集できるという特性から間違った情報を書き込んでしまう投稿者が後を絶ちません。さらにこのウィキペディアと言うサイトは一般的な知名度も高いので公式な情報だと勘違いしてしまう利用者も多くいます。酷い人は授業で習った内容よりもウィキペディアの方を信用する学生もいるそうです。

ここまで信頼度の高いウィキペディアなので引用されることも多くさらに間違った情報が広まってしまうサイクルができてしまっているのが現状です。

この様に間違った情報・古くなった情報がそのまま残ってしまうことで相対的に嘘情報が増えてしまうのです。

他にも

間違った情報ではなく、騙すつもりの嘘情報もあります。

主にお金儲け・恋愛系の情報で嘘が多いです。手口としては有料でノウハウを売り、その通り実施すれば大金が舞い込んできます・恋人ができます、と言う物です。とは言っても恋愛系はまだ信頼できるものが多いです。

一方お金儲け系のノウハウは騙しにかかっているものが他に比べて圧倒的に多いです。こちらの記事で解説しています。

誰でも簡単に月30万稼げる方法などと言って進めてきますが嘘です。無料のメルマガなどもありますが登録しても有料ノウハウの購入や高額セミナーへの参加を進めてくるだけなのでほとんど意味はありません。

そもそも稼げる方法を見ず知らずの人間に教えるメリットなど皆無です。

もしあなたが毎月100万円稼ぐ方法を知っていたとして、その情報をただで教えようとしますか?私ならお金をもらっても教えたくありません。そう、お金の得る方法を説明しても自分に何も得にならないからです。

つまりあなたにとっておいしい話をする人は

  • あなたを騙して儲けようとしている。
  • あなたが得することで自分も得する。(アフィリエイト)

のどちらかです。嘘の情報に惑わされないように気を付けなければいけません。

しかし中には本当のことを書いているサイトもあります。

本当のことを書いているのですが、詳しく書かれていないことがほとんどです。

どこのサイトを見てもお金儲けの具体的な方法を書いている所はありません。どんなサイトを作って、どんな記事を書いて、何を紹介すれば売れるのかを全て教えてくれる人はいません。教えてしまえばライバルが増えて自分の収入が減ってしまう可能性があるからです。なので赤の他人にお金儲けの話をするのはメリットがないだけでなくデメリットだらけと言うわけです。

話を戻して

ではなぜ嘘情報に信じてしまう人が多いのか?

結論を言うと自分にとって都合のいいことは信じてしまいます。嫌いな芸能人がスキャンダルを起こしたという情報を見つければ「やっぱりな。そんなやつだと思ってた。」と思うはずです。自分にとって都合のいい情報で自分を納得させてしまうのです。その方が楽だから、自分が正しいと思えるからです。しかしこの思考は危険です。現実を直視しない事になるので、いつかその現実を受け入れなければいけない時が来たときそのギャップを埋める作業が必要になります。この作業が意外と大変、特に自分の人生に関することなら。。

一方自分に都合の悪い情報は認めたくないものです。結局、違う結論の情報を探してそっちを信じてしまうのです。

しかし○年△月×日に大地震が起こるとどこかのサイトに書いていて、バカバカしいと思いながらも読んで不安になったことはありませんか?現在の科学技術では地震予知は不可能なのですがこのような予言を信じてしまう人は一定数います。自分にとって都合が悪い情報なのに信じてしまうのはなぜなのでしょうか?

この様な情報を見た人は「信じたくない」と思います。これは「疑う」とは違います。この情報は嘘だと「信じる」のです。

どうすれば嘘情報に惑わされないのか?

ネットにあふれる情報の真偽を確かめる方法!

以下警視庁のホームパージより引用

① 強調表現、不安をあおる表現や急がせる表現が多い

その情報が本当であれば、事実のみを記載すれば十分です。しかしウソの情報は、強調表現や不安をあおる表現で信じ込ませ、急いで拡散させようとします。

<デマに含まれやすい表現の例>

強調表現: 非常に、かなり、すごく、絶対、全て、必ず、重大な …等

不安をあおる表現: 危険な、悪質な、大変な …等

急がせる表現: 即、大至急 …等

② 生命や金銭に関わる内容

避難情報や災害情報等、生命に関わる内容も多く悪用されます。また、「無料だったサービスが来月から有料になる」「有料サービスが期間限定で無料になる」等、金銭に関わるものも悪用されやすいので、必ず情報源を確認しましょう。

③ 情報源が記載されていない

本当のように記載されていても、リンク(情報源のURL)や根拠が記載されていない場合は、必ず自分で検索して情報源を確かめましょう。官公庁や企業に関するものであれば、公式ホームページや公式ブログ等を確認してください。

また気象情報など、内容によってはテレビやラジオ等を確認することも有効です。

④ 伝聞形式で書かれている

記載されている情報に、「らしい」「みたい」「だそうです」等の伝聞形式が含まれている場合も注意が必要です。「友人が」「知り合いが」「芸能人が」など情報源があいまいな場合は、当事者と直接話をしたり、公式ホームページを検索するなどして確認するようにしてください。

⑤ 拡散を勧めている

拡散を勧める書き方には、大きく分けて、悪意によるものと善意によるものの2パターンがあります。どちらであっても、情報源を確かめ、無闇に拡散しないことが重要です。

<悪意ある拡散の要求の例>

・ 「見てから○時間以内に×人に回さないと不幸になります」

・ 「この情報を止めた人は特定され、襲われます(捕まります)」等

<悪意ある拡散の要求の例>

・ 「ペットショップがつぶれたので、もらってくれそうな人に広めてください」

・ 「被害を未然に防ぐために、知り合い全員に共有してください」等

その他、特殊な場合として、情報源そのものが虚偽であるサイト(いわゆるジョークサイト)であることがあります。常識的にありえない内容でも、信じてしまう人もいます。もし皆さんがこのような情報を受け取った場合は、情報の真偽を確認する習慣をつけましょう。

②は詐欺にも利用されます。1クリック詐欺や振り込め詐欺など犯罪者が多様するワードです。

③は掲示板でよく見られる書き方です。適当に書いた内容に多いです。

④⑤ツイッターなどのSNSで見ることが多い書き方です。

誰でも情報の発信源になれる時代。発信者として気を付けたいこと

インターネットが普及してしばらく、今や個人がメディアのような役割を果たすことができるようになりました。そしてその分情報も増え、無責任な情報も増えてきているのも事実です。現在はインターネットでの書き込みはほぼ匿名なので他人を傷つける言葉・嘘情報が蔓延しています。

匿名と言ってもあまりに悪質な書き込みは通報され、最悪の場合逮捕もあり得ます。実例がいくつもあります。インターネットに書き込むということは世界中に発信するということ、冗談では済まされないこともあります。

ここで発信者として気を付けることは

  • 他人を誹謗中傷しない。
  • 定かでない情報を拡散しない。
  • 書き込んだ後の反響を考える。

このことを意識できていれば他人に憎まれることなくインターネットを利用できます。

結論

インターネットを利用する場合は確かな情報源があるかを気にするだけで間違った情報に惑わされることが少なくなります。

ブログや掲示板は情報源を掲載していないことが多いので他にも検索してみることをおすすめします。

様々な情報を擦り合わせて考えるようにしましょう。

そして発信者は他人を蔑む言葉と定かでない情報は書かないことが大切です。

顔が見えないだけで画面の向こうには世界中の人々が見ていると意識しなければいけません。

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コメント

  1. Ha より:

    正しいな。嘘と嘘を見分けられないネット民。「2ちゃんなどネットの常識は真実が多い」と洗脳されてる若者もいれば(リアルにはほとんどいないが)「一般メディアは正しい」と思ってるシニアもいる。シニア世代は新聞に嘘が少なく信用されていたので納得出来てしまうものの、ネットに洗脳された若者の馬鹿さには唖然としてしまう。

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