患者様の個人情報が記録されたUSBメモリの紛失について
青梅市病院事業管理者兼
青梅市立総合病院長 原 義 人
このたび、当院の職員が患者様の個人情報が記録されたUSBメモリを紛失いたしました。
今回の事故で御迷惑をおかけしました患者様、関係者ならびに市民の皆さまに深くお詫び申し上げます。
今後、このような事故を繰り返すことのないよう、再発防止策を講じ、皆さまの信頼回復に全力で努めてまいります。
記
1 紛失したUSBメモリに記録されていた情報
平成26年1月から平成29年12月までに、当院診療局心臓血管外科で手術を受けられた患者様延べ333名分の個人情報(氏名、手術日、術者、病名、術式、転帰)。
なお、患者様の性別、生年月日、住所および電話番号は含まれておりません。
2 事実経過
(1) 平成30年1月5日(金)
当該職員は、過去に自身が執刀した手術症例をまとめるため、必要な情報をUSBメモリ内に保存し、自身のショルダーバッグに入れ、自宅へ持ち帰りました。
帰宅後、作業を行おうとしたところ、USBメモリがショルダーバッグ内に見当たらないことが発覚しました。
(2) 平成30年1月5日(金)夜~平成30年1月9日(火)
自宅や当該職員の院内執務室等の捜索を行いましたが発見されず、1月9日にUSBメモリの紛失について病院長へ報告するとともに、遺失届を青梅警察署へ届け出ました。
3 被害の報告
現在のところ、本件に関し、情報流出等の被害報告は受けておりません。
4 今後の対応
(1) 紛失した個人情報の患者様に対して
該当する患者様全員に対し、文書による報告と謝罪の発送手続きを開始しております。
なお、本件に関する問合せ窓口(専用ダイヤル)を設置し、対応して参ります。
(2) 再発防止に向けて
保有する患者様の個人情報の保護については、かねてより職員に対し、厳正な取扱いの周知徹底を図ってきましたが、このような事故が起きたことを重く受け止め、個人情報の適正な管理について、全職員に向けて、あらためて厳重な注意喚起を行いました。
今後も職員への情報セキュリティ研修等を通じて、法令を遵守した個人情報の適切な取扱いに万全を期していく所存であります。
(3) 当該職員の処分について
青梅市病院事業就業規程にもとづき、今後適切に対応して参ります。
5 本件に関する問合せ先(専用ダイヤル)
土日祝日を除く午前8時30分から午後5時まで
青梅市立総合病院
電話番号090-6722-7522または
電話番号090-6722-7523