時代の流れなんだろうが。
売れるためのレイアウト
こうすれば部数が上がった
などなどのまとめを最近よく見る
そりゃ売れないよりは売れたほうがいいからそうなんだけどね。
175といわれるジャンルジプシーや、限定商法などなど、ありとあらゆる手で売れようと宣伝する同人サークルの増えたこと
……ちがう。
戻ったのだ。
大手サークルは売り上げで売り子を引き連れ、海外旅行に行き、自分プロデュースのビデオ!を出し、某大手サークルに至っては、二次創作本人の声優呼んでイベントしたりしていたあのとち狂った時代
ここまで騒がれていながらも一般世界ではまーったく知られていなかった時代
最近あの頃のことを思い出す
どのサークルもほっとけば売れはしたが、もっと売れよう売れようと必死だった
最近、鬼太郎の再アニメとか、昔のリバイバルが増えたと話題だが、同人誌も一周回ってバブルのころに戻っている気がする
男性向け事情は知らないが、そんな中、女性向けサークルでいつも大手ジャンルで壁にいた漫画家さんが、どマイナージャンルにはまっていきなり消えたことがあった
最近はコミケのWebカタログのせいで、ジャンルが変わろうがサークル名が変わろうが追いかけられてしまうので、新しいスペースに行ってみたら、いつもシャッター前だったサークルさんが島中で売っていて衝撃だった
買った本は、愛の感じられるいい話で、感動した
このサークルさん、おそらくうん百万円単位の売り上げを失ったはずなのに、それでも移ったんだなあ。
最近の商業主義に染まりつつある同人界の中でも、こういうサークルさんがまだまだいるのだからそう捨てたものじゃないのかも