117/117
第七話:回復術士は忍び込む
今週はヤングエースアップ様でコミカライズの最新話が更新されてます。読んで、応援ボタンをぽちっと!
https://web-ace.jp/youngaceup/contents/1000049/
食事のあと、ラナリッタの領主アフルと打ち合わせを行っている。
エレンには残ってもらい、セツナたちは先に部屋に戻らせた。
今の議題は明日のジオラル城強襲ではなく、ジオラル王を倒したあとのことだ。
巨大な悪を倒してそれですべてがうまく行く。なんて甘くはない。むしろ、その後のほうが大変なぐらいだ。
ジオラル王国が存在したからこそ、人間同士の戦争は起こらず平穏を保てていた。……認めたくはないがこれは事実だ。
ジオラル王国という強大な支配者の圧力がなくなれば、野心をもった連中が暴れ出すのは目に見えている。それは一国、二国の問題で収まらない。一歩間違えれば、戦乱が世界中に燃え広がっていくだろう。
人間は欲深い。俺はそのことを誰より知っている。
人の善意や理性に期待すれば待っているのは破滅だ。ジオラル王が倒れたあと、欲深い連中を押さえつける何かが必要だ。
その点では、即座にフレイアを即位させ、新生ジオラル王国を名乗るというプランはありだ。
新生ジオラル王国になるとはいえ、ジオラル王国は残る。
今のジオラル王国のような無茶はできないため、いずれは舐められて抑えが効かなくなるが時間稼ぎにはなる。
ただ、そうするにも問題は多々ある。
ジオラル王は、黒い力を公に振るうようになってからというもの、自らに逆らう家臣たちを殺しすぎた。わずかな生き残りも次々に離反してジオラル王国を去っている。
……すでに国としての機能が壊れている。税の徴収や法の執行すらろくにできていないらしい。
もし、フレイアが即位しても、ジオラル王国は極度の人材不足でまともな運営ができない。外から人を引っ張ってくる必要がある。だが、信用できる人間を見つけることはひどく難しい。
そのあたりは、アフル領主がやってくれると断言してくれた。
ラナリッタの領主であれば、各方面に顔が効く。
思いのほかスムーズに話は進んでいく。
エレンが口を開いた。
「他国を押さえつけてる方法は必要ですね。平和を愛する新生ジオラル王国では、いつかは野心的な国の反発を許します。……今のジオラル王国の強請りに近い援助要請って、あれはあれで優秀なシステムなんですよね。他国を適度に締め付けて、消耗させて、戦争の余力を奪えます。新生ジオラル王国は、クリーンなイメージを守らないといけないので真似できないのが辛いです。悩ましいですね」
考えていることは俺と同じだ。
エレンも、ただフレア王女と俺を祭り上げて新生ジオラル王国を誕生させるだけでは不十分だと感じている。
「だな。ジオラル王国の強請りは我欲にまみれたものだったが、反乱の芽を摘むという点では優秀だった」
ジオラル王国は人類を魔族から守るために、ありとあらゆる国から、資金、物資、人材、技術を徴収していた。
あれは平和維持のためと考えると理にかなっている。
そうすることで、他国が反乱できない状況を作り出していたのだ。
「こういうのはどうだ? 『人類は手を取り合うべきだ。新生ジオラル王国は平和のため戦争根絶を宣言する。戦争を引き起こした国は、ジオラル王国は正義の鉄槌を下す』と宣言するんだ。俺たちの力を誇示することで抑止力になる。勇者が三人居れば、それだけで一軍を凌駕する」
「一歩間違えば、いろんな国から袋叩きになりますが、その路線で行くしかないですね。……ジオラル王国がケアルガ兄様のものになったら、いっそのこと、どこかの国をそそのかして暴れさせて、見せしめに叩き潰すぐらいはやりたいところです。ケアルガ兄様に逆らうとどうなるか。バカな人たちは言葉ではわかってくれませんし」
エレンが可憐に微笑む。
その仕草と言葉があまりにもミスマッチで異様だ。
アフル領主の表情が引きつっていた。
「……君たちだけは敵に回さないようにしよう。君たちは過激ではあるが、理性的で利害が一致する限りはしない限りは共に歩ける」
「アフル領主、俺は俺から奪う奴を許しはしません、ですが俺から奪うとことはないですよ」
それは俺のルールだ。
あくまで俺は復讐者であり、正義でないといけない。
でなければ、あのクズどもと同じになってしまう。
「【癒】の勇者ケアル様、今後のことはわかりましたが、明日はどうやって少人数で王城に強襲するつもりですか?」
「王城の脱出路から侵入する。王城というものには必ず、王族が逃げるために隠された脱出路がある。それはジオラル城も変わりはしない。そして、その脱出路のことを王族であるフレア王女は知っている」
……正確には、フレイアの記憶を【回復】したことで得た俺は知っている。
本人の記憶は消しとばして残していない。
脱出路を通れば、最小限の消耗で王城に忍び込める。
「危険ではないでしょうか? ジオラル王とてフレア王女があなたに付き従っていることは重々承知、ならば脱出路も警戒されているはず」
「そうだろうな。だが、王は脱出路の存在を自国の兵だろうと知られたくないはずだ。兵を配置するにしろ、ごく一部の信用できる兵しかおけない。その上、脱出路は道幅がせまく、王の手駒は数の利を活かせない。城下町を突っ切って、真正面から王城の門をくぐるより何十倍も安全だ」
エレンが横でこくりと頷く。
これはすでに二人でさんざん話し合ったことだ。
「なるほど、言われてみればその通りです。もう一つ懸念があります。ジオラル王が城にいる確証がない。ジオラル王を討つことができなければ城を占拠できても意味はない」
俺は小さく笑う。
アフル領主は根本的に勘違いしている。
「それは違います。最優先は【賢者の石】が届く前に、あのバカげた禁呪を潰すことです。禁呪を発動されれば、その時点で終わりだ。幸い、禁呪の発動に必要な装置を動かすことはできない。あれはジオラル王城にあるということが重要な意味を持つ。禁呪を潰せば、後からでもジオラル王は処理できる」
黒い騎士だけであればさほど脅威ではない。
ジオラル王本人もだ。
そして、口にはしなかったがジオラル王不在はありえない。
ジオラル王はあの禁呪に執着している。
今の状況で、王城を離れることはありえない。
「確かに。……私もまだまだ青い。最優先事項すら見落としていた。【癒】の勇者ケアル様。私は私なりにできることを行っていきます。凡人らしく、地に足を付けて貴方たちを支えましょう。ですから、どうか、この国を、いえ人類を救ってください」
「任せてください。俺は勇者ですから」
それからいくつか確認して打ち合わせが終わる。
部屋に戻ってゆっくりと眠ろう。
風呂場でたっぷりと愛したし、これ以上フレイアたちと体を重ねるのはよしておこう。
◇
翌朝、朝食を取り、俺たちは屋敷出発し街を出る。
ラナリッタを出るとき、多数の民衆に声援を受けて送り出された。
こういう勇者らしいイベントは久しぶりだ。
一周目では、フレアたちのおまけとしていろいろ経験したが、二周目ではほとんどなかった。
思い出せるのは、フレア王女が俺を迎えに来て、村のみんなに送り出されたときぐらいか。
「ケアルガ様、みんなの応援で力をもらいましたね」
「ん。セツナも気合が入った」
「負けたくないって心の底から思えるわ」
「ケアルガ兄さまは大人気です」
「グレンは、声援よりお肉がいい」
それぞれに思うところはあったようでいい顔をしている。
街から出ると竜騎士たちと合流し、竜に跨る。
「竜を入れ替えたのか?」
二日間世話になった竜ではなかった。
顔つきや大きさが違う。
「よく気付きましたね。実は、こいつがケアルガ様を乗せたいとわがままを言いましてね。きっと、ケアルガ様に恩返しをしたいのでしょう」
「GRYYYYYYYYYYYYYY」
竜が咆哮をあげる。
子ギツネモードになっていたグレンがびっくりして毛を逆立てる。
「俺たちのほうこそ世話になっていて感謝している。最後の仕事、しっかり頼む」
竜が返事の代わりに翼を広げた。
言葉よりも行動で示す。
こういうのは嫌いじゃない。
俺たちは竜に乗ると力強く羽ばたき天に舞う。
……この戦いが終われば客としてではなく騎手として乗せてもらいたいものだ。
こいつとなら気持ちよく空を飛べるだろう。
◇
竜たちは空を舞う。
そして、ジオラル王国の上を通り過ぎる。
目的地はその先だ。
ジオラル王国の裏手には巨大な滝がある。
そこに下ろしてもらう。
滝の近くにある森の中を歩いていき、なんの変哲もない大樹の根元を掘ると、巧妙に隠されていた取っ手つきの蓋が見つかった。
錬金魔術で解錠すると、地下への入り口があり、足を踏み入れる。
隠し通路の出口は滝の裏側で豪快な水しぶきが目の前に広がる。そして、その反対側にはトンネルがあり城へと続いている。
「ケアルガ様、こんなところに出るんですね。ここから先が王城の地下に繋がっているなんて驚きです」
「王族御用達の緊急脱出ルートだ。見つからないように工夫を凝らしているさ」
脱出ルートを使うのは、城が落ちそうになったとき。
城からの追っ手が、城内の脱出ルートを見つけて追ってきたとしても、ここに出たとき滝から飛び降りたと考える。
実際は、ここから森に出る隠し通路があるとは疑わない。
そのためにわざわざ隠し通路を分割している。
「みんな、何があっても俺から離れるなよ。ここから先は分岐が呆れるほど多い。正解のルート以外は即死トラップの嵐だ」
これも脱出ルートの定番だ。
時間稼ぎをしつつ、敵の数を減らすために、山ほど分岐を作り、罠を仕掛ける。
王族の命を守るため、当代一の技師が技巧の限りを尽くした罠の数々。まともに挑めば、俺でも無事に抜けられるか怪しい。
ちなみに、この脱出ルートを作った錬金術士は王の命によって殺されている。
理由は簡単。正解のルートと罠のすべてを知っているから。
ここまで来ると偏執狂の領域だ。
幸い、フレア王女の記憶は正しく、三十分ほど歩いているが一つも罠は見かけない。
「ケアルガ兄さま、こんなジオラル王国の秘中の秘、よく調べることができましたね」
「苦労はしたが、なんとか手に入った。さて、敵に会わずに城までたどり着ければ力を温存できると思ったが、そうはいかないみたいだ。お仲間が現れたようだ」
設計者を殺してでも秘密を守りぬいたこの脱出路。
秘密を守るために兵士を配置しないという見込みは、甘かった。
黒い靄に包まれ、理性のかけらもない生きた死体たちが道を阻む。
黒い騎士たちなら秘密もくそもない。絶対服従、外に秘密が漏れることもない。
そして、俺が仲間と言ったのは相手が勇者だからだ。
ひと際目を引く、筋骨隆々な大男の手には勇者を示す紋章が、黒い闇に呑まれた今も輝いている。
「グレン、おまえの炎を貸せ。強敵だ」
「しょうがない、力を貸してあげるの。ご主人様はグレンがいないと何もできないの」
文句を言いつつも、グレンの炎が俺の剣を包む。
目の前にいる勇者の得物は斧。【斧】の勇者か。
肩慣らしにはちょうどいいだろう。
理性を失った不死身の勇者ぐらい一蹴できなければ、理性をもったまま不死身になった【砲】の勇者ブレットには勝てない。
瞬殺して、自信を付けさせてもらう。
俺は燃える剣を強く握りしめ、強く踏み込んだ。
いつも応援ありがとうございます。面白ければ、画面下の評価をいただけると嬉しいです。
12/1に角川スニーカー版の二巻が発売しております! なろうでできないエロや凌辱、書き下ろしもある文庫版もぜひお楽しみください!
12/1 角川スニーカーから回復術士のやり直し 二巻が発売
書き下ろしは過去での妹姫との出会い!
そして二巻もなろうでは書けないエロと凌辱をしおこんぶさんのイラスト共にお送りします!
限界を超えてアウトな一冊、是非、ご予約を!
↓の画像をクリックで特設ページに!
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!
異世界迷宮で奴隷ハーレムを
ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全221部分)
- 17927 user
-
最終掲載日:2017/11/30 20:07
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。
あらすじ ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全824部分)
- 16425 user
-
最終掲載日:2017/12/24 00:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~
書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!
魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする
だが、創造の魔王プロケルは絶望では//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全213部分)
- 23248 user
-
最終掲載日:2018/01/19 18:46
カット&ペーストでこの世界を生きていく
成人を迎えると神様からスキルと呼ばれる技能を得られる世界。
主人公は二つのスキルを授かり、それをきっかけに英雄と呼ばれる存在へと成り上がる。
そんなありきたり//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全254部分)
- 15889 user
-
最終掲載日:2018/01/10 06:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全286部分)
- 18865 user
-
最終掲載日:2015/04/03 23:00
Re:ゼロから始める異世界生活
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全443部分)
- 17106 user
-
最終掲載日:2017/06/13 01:00
蜘蛛ですが、なにか?
勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全534部分)
- 18689 user
-
最終掲載日:2018/01/15 22:46
望まぬ不死の冒険者
辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全394部分)
- 16486 user
-
最終掲載日:2017/12/25 18:00
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!
え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全303部分)
- 19768 user
-
最終掲載日:2016/01/01 00:00
私、能力は平均値でって言ったよね!
アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。
自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全257部分)
- 17148 user
-
最終掲載日:2018/01/19 00:00
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む
魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。
彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全133部分)
- 18175 user
-
最終掲載日:2018/01/17 09:12
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全116部分)
- 16581 user
-
最終掲載日:2018/01/09 00:01
レジェンド
東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1618部分)
- 16122 user
-
最終掲載日:2018/01/21 18:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~
地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。
運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。
その凡庸な魂//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全363部分)
- 16701 user
-
最終掲載日:2018/01/07 20:00
ありふれた職業で世界最強
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全301部分)
- 24682 user
-
最終掲載日:2018/01/20 18:00
村人ですが何か?
飯島竜人は異世界に転生し、リュート=マクレーンとなった。
転生先の肉体の最適職業は村人で、家も普通の農家で普通に貧乏だった。
ゴブリンやらドラゴンやらが闊歩する//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全96部分)
- 16014 user
-
最終掲載日:2017/12/27 00:00
そのおっさん、異世界で二周目プレイを満喫中
中年冒険者ユーヤは努力家だが才能がなく、報われない日々を送っていた。
ある日、彼は社畜だった前世の記憶を取り戻し、かつてやり込んだゲーム世界に転生したと気付く。//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全67部分)
- 17152 user
-
最終掲載日:2018/01/19 18:32
賢者の孫
あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。
世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全126部分)
- 19180 user
-
最終掲載日:2017/12/24 06:11
LV999の村人
この世界には、レベルという概念が存在する。
モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。
また、誰もがモンス//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全356部分)
- 17621 user
-
最終掲載日:2018/01/15 13:59
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-
世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。
弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全178部分)
- 15585 user
-
最終掲載日:2017/12/28 04:15
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~
とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。
彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。
そうして導き出された//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全174部分)
- 22615 user
-
最終掲載日:2018/01/19 02:02
とんでもスキルで異世界放浪メシ
※タイトルが変更になります。
「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
異世界召喚に巻き込まれた俺、向//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全400部分)
- 22996 user
-
最終掲載日:2018/01/16 22:30
二度目の人生を異世界で
唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。
「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」
これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全388部分)
- 17496 user
-
最終掲載日:2018/01/15 12:00
八男って、それはないでしょう!
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全205部分)
- 19012 user
-
最終掲載日:2017/03/25 10:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )
◆カドカワBOOKSより、書籍版12巻、コミカライズ版6巻発売中! アニメ放送は2018年1月11日より放映開始です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願い//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全562部分)
- 22359 user
-
最終掲載日:2018/01/14 20:42