蹴球探訪
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【ドラニュース】竜、23日入団テスト 松坂は準備万端2018年1月21日 紙面から
一発合格へ準備は万端だ。昨季限りでソフトバンクを退団した松坂大輔投手(37)が20日、中日の入団テストを受けるため、成田空港着の航空機で自主トレ先の米・ロサンゼルスから帰国した。23日にナゴヤ球場の屋内練習場で非公開のテストに臨む右腕は「しっかり投げられるところを見せられるようにやりたい」と表情を引き締めた。 行き交う空港利用客の間がポッカリと空き、松坂がカートを押して現れた。その表情が締まって見えるのは、ロサンゼルスの日差しだけが理由ではない。23日の入団テストに向け、順調にトレーニングを消化してきた証拠だ。 「不安はない? 今のところは、そうですね。しっかり投げられるところを見せることができるようにやりたい」 平成の怪物も、日本球界復帰後の過去3年間は1軍登板わずか1試合にとどまった。西武、メジャーで日米通算164勝。実績、知名度は申し分ない。ただ、懸念されるのは2015年8月に手術した右肩の状態。7イニング無安打無失点と好投した昨年3月25日の広島とのオープン戦(ヤフオクドーム)を最後に実戦から遠ざかっている。 3年契約が切れた昨秋は、ソフトバンクからコーチ兼任で復調を目指すプランを打診されたものの、現役一本にこだわり自由契約となった。まだ通用するのか…。球界に懐疑の声があることは事実だ。 そこに救いの手を差し伸べたのが中日。西武時代から親交のある森監督や友利国際渉外担当らが米国自主トレ中の投球映像などを確認し、入団テストが実現した。 完調に近い状態へ仕上げるには、まだ早い。テストを受ける時期として難しいことは間違いない。「僕は言われたところでやるしかない」と松坂。それでも、自らに選択権がない以上、20年目となる今季もユニホームを着続けるためには、現在の「普通」の状態を示すことが必要になる。 オススメ記事ピックアップ Recommended by
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