トップ > 石川 > 1月19日の記事一覧 > 記事

ここから本文

石川

発達障害 食で改善を 北陸の有志団体 提案へ金沢で来月講演会

講演会を企画している大谷直美さん=七尾市直津町で

写真

 発達障害など子どもに関わる問題について、食を通じて改善を図ろうと取り組む北陸地方の親世代の有志でつくる団体が二月、金沢市で講演会を開く。関係者は「多くの人が関心のある問題。足を運んで考えてほしい」と話している。

 企画するのは、七尾市直津町のセラピスト大谷直美さんが代表を務め、問題に関心のある北陸三県の親たちが集まる「ハッピーミネラル」。食事にミネラルを取り入れることで、発達障害や食物アレルギーの改善につなげようと取り組んでいる。

 講演会では、療育を目的とした支援施設の開設者や、農福連携で障害者の雇用創出を目指す団体代表者など四人のパネリストがそれぞれの分野から話す。

 文部科学省が二〇一二年に、東日本大震災の被災地である東北三県を除いた全国の公立小中学校の児童、生徒約五万四千人を対象に実施した調査では、全体の6・5%に発達障害の可能性があるという結果が出た。

 大谷さんは昨年九月にも羽咋市で同様の内容の講演会を開催したところ、大きな反響があり、今回さらにパネリストを増やして企画した。「子どものいる親たちの関心がとても高く、困っている人も多い。この機会に食を見直すことの大切さを考えてもらえれば」と話している。

 講演会は二月十一日午後一時半から、県地場産業振興センター(金沢市鞍月)で開く。当日券は三千円、高校生以下は無料。前売り券は二千五百円で、家族や知人など複数人で申し込むと一人二千円になる。(問)大谷さん080(6352)0122 (松村真一郎)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

今、あなたにオススメ

  • ジブリ流のスケッチ 背景作家、中学生に助言

    (2018年01月21日)

  • <先生! 教育の場をたずねて> 福島市・渡利中 菅野俊幸教諭(50)

    (2018年01月21日)

  • 130人の目に さらされた SNSいじめ 悪意拡散

    (2018年01月18日)

  • 福祉農園のトイレ資金集め 帯田祥尚(名張通信部)

    (2018年01月21日)

  • 「ワールド100選」展 北陸の工芸 技光る

    (2018年01月21日)

  • パッと咲いた 九谷焼の花 能美 295点の小皿で表現

    (2018年01月20日)

  • リボ払いにしなきゃよかった

    PR 株式会社キュービック

  • 冬の乾燥に悩む40代女子が大絶賛!

    PR サラヤ株式会社

Recommended by