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滋賀コハクチョウ、優雅に羽休め 長浜の琵琶湖岸
暦の上で最も寒いとされる二十四節気の一つ「大寒」の二十日、県内の朝方の最低気温は、長浜市で氷点下一・三度と平年並みに冷え込んだ。 同市湖北町の琵琶湖岸では、シベリアからはるばるとやって来た多くのコハクチョウが越冬中。早朝、寒気の中で翼を広げたり、群れをつくって泳いでいた。湖北野鳥センターによると、今冬の湖全域での飛来数は、十七日までに五百九十五羽と例年よりやや多め。二月初旬にピークを迎えるという。湖岸にはカメラを持った愛鳥家らが訪れ、愛知県豊田市の主婦別府英子さん(71)は「自然相手で撮影は難しいけど、優雅に飛ぶ姿を撮りたい」とファインダーをのぞき込んでいた。 (横田信哉)
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