トップ > 滋賀 > 1月21日の記事一覧 > 記事

ここから本文

滋賀

コハクチョウ、優雅に羽休め 長浜の琵琶湖岸

琵琶湖岸で羽を休めるコハクチョウ=長浜市湖北町で

写真

 暦の上で最も寒いとされる二十四節気の一つ「大寒」の二十日、県内の朝方の最低気温は、長浜市で氷点下一・三度と平年並みに冷え込んだ。

 同市湖北町の琵琶湖岸では、シベリアからはるばるとやって来た多くのコハクチョウが越冬中。早朝、寒気の中で翼を広げたり、群れをつくって泳いでいた。湖北野鳥センターによると、今冬の湖全域での飛来数は、十七日までに五百九十五羽と例年よりやや多め。二月初旬にピークを迎えるという。湖岸にはカメラを持った愛鳥家らが訪れ、愛知県豊田市の主婦別府英子さん(71)は「自然相手で撮影は難しいけど、優雅に飛ぶ姿を撮りたい」とファインダーをのぞき込んでいた。

 (横田信哉)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内