「プリンセスかおり」をPR

鳥取県が開発した新しい品種の米をPRする催しが鳥取市で開かれています。
この催しは県の農業試験場が開発した「プリンセスかおり」という品種の米をPRしようと開かれ、鳥取市内の会場ではカレーライスや香辛料を使った炊き込みごはんなど4種類のメニューが販売されています。
「プリンセスかおり」は東南アジアなどで見られる米粒が細長い品種の米と、粘りのある日本の米をかけあわせた新しい品種で香ばしい香りともちもちした食感からカレーなど香辛料を使ったエスニック料理にぴったりだということです。
会場では訪れた親子連れなどが好みのメニューを選んでおいしそうに味わっていました。
香川県から観光で訪れた70代の農家の男性は、「米がカレーにしっかりなじみ初めて味わう食感でした。とてもおいしかったです」と話していました。
県の塗師木太一課長は、「来場者のみなさんには香りが良くいろんな料理と合うおいしさを楽しんでもらいたいです」と話していました。
会場ではお米の販売も行われ、催しはきょう(20日)午後3時まで鳥取市にある農産物の直売所「わったいな」で開かれています。