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こんにゃく芋の育つまで

こんにゃく芋のできるまで(3年間)

こんにゃくができるまでの流れを描いた図(5月上旬に植え付けて、6月発芽、7月開葉・新芋の誕生、8月上旬全開・新芋の成長、8月中旬新芋の成熟・種芋は縮小、8月下旬生子の数の定着・種芋の消滅、10月成熟芋の完成、11月収穫)

種イモを植え付ける

春になると、秋に収穫して貯蔵しておいた種イモを畑に植え付けます。
1ヶ月ほどで小さな芽が出てくるまで様々な作業をしなければなりません。

生育環境をととのえる

土の中の種イモは酸素が必要なので、かぶせる土をやわらかく耕したり、土の量を調節したりします。
また、雑草や直射日光から守ったり、雨で土が流されないように、藁や枯れ葉をかけます。

種イモから新イモができる

種イモから芽が出て葉が開くまでの約1ヶ月の間に土の中では種イモの上に新イモが出来ます。
そして、種イモから養分を吸い上げてどんどん大きくなります。
反対に種イモはだんだん小さくなり、ひからびてしまいます。
1ヶ月たち、地上に開いた葉が枯れて倒れると、新イモの成長も止まります。(9月〜10月)

イモを掘り上げる

葉が倒れてから日数がたたないうちにできたイモを堀り上げます。
キズや水濡れに弱いので、良く晴れて乾燥した日に作業をします。

畑に種イモを植え付ける様子

種イモを畑に植え付ける

こんにゃく畑の刈り敷きの様子

刈り敷きをし種芋の堆肥にする

畑に生えたこんにゃくの葉

こんにゃくの葉がひらく

こんにゃくの葉は一枚

こんにゃくの葉

こんにゃくの葉は、とても変わった構造をしています。
何枚もの葉が茂っているように見えますが、実は葉はつながっていて一枚だけの葉(小葉)からできているのです。ですから、一部が傷つくと、全体が痛んでしまいます。