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境界迷宮と異界の魔術師 作者:小野崎えいじ
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番外595 解呪儀式に向けて

「おお、待たせてしまったかな?」

 ベシュメルクに通じる転移門が光を放ちパルテニアラとガブリエラ、それからスティーヴン達が姿を見せる。

「いえ。僕達も通信機で連絡を受けてから動いたので、丁度転移港に来たところですよ」

 工房に向かうと連絡が入ったので、それに合わせて俺達も迎えにいったわけだ。実際、俺達の到着とパルテニアラ達の来訪はほとんどタイミングが同じだった。

「お元気そうで安心しました」
「うむ」
「エレナ様も」

 エレナが微笑んで挨拶をすると、パルテニアラとガブリエラも笑顔で応じる。

「こんにちは!」
「久しぶり、お兄ちゃん、お姉ちゃん」
「ああ、二人とも元気そうだ」

 カルセドネとシトリアもスティーヴン達に嬉しそうに挨拶をして、子供達とも笑顔で再会を喜び合っていた。

 というわけで再会を喜び合った後に何台かの馬車に乗り込み、パルテニアラ達と共に工房へと向かう。馬車が工房に到着すると、工房にいた面々もパルテニアラ達の来訪を喜び、挨拶を交わした。

 ベシュメルクの面々とヘルフリート王子、カティアとは接点が多いわけではないが、グロウフォニカの宴の折に紹介しているので初対面ではない。

「これはヘルフリート殿下とカティア様。婚約が公に発表されたようで、何よりです」

 ガブリエラが丁寧に祝福の言葉を口にする。

「ありがとうございます。僕は工房の関係者ではありませんが、今日は所用がありまして。皆様がこれからいらっしゃると聞き、挨拶をと思った次第です」
「そうでしたか。今日は頼まれていた触媒や素材を届けに来たのです。内密な話というわけではありません。お気遣い有難く思います」

 通信機もあるのでお互いの用事が重なった事は事前に話も通してあるが、改めてそんな風にやり取りを交わすヘルフリート王子とガブリエラである。
 時計については――多少話をしても大丈夫だろうとヘルフリート王子と話もしている。魔道具部分については伏せるわけだが、エレナも工房と接点が多いし、ベシュメルクに関しても秘密が多いので、お互い開発中の事柄については内密に、という共通認識を作るのは簡単な話であった。

「以前から開発を進めていた新たな方式の時計型魔道具が完成したので、それをみんなで見ていたところなのです」
「ほほう」

 ヘルフリート王子がそう言うと、パルテニアラが興味を示す。
 というわけで魔道具部分については明かせない事なので秘密にして欲しいと前置きをしつつも、ヘルフリート王子の懐中時計をベシュメルクの面々にも見せたりして。

「ふうむ……。これはまた……時計の作りも素晴らしいが、細かな時刻が分かるというのは中々用途が多いように思える」
「そうですね。待ち合わせや行動の開始、終了を合わせるといった用途だけでなく、実験や研究等々……様々な場面で使えるかなと思います。ここからは魔道具部分のない、一般流通用の時計の開発に動く事になるかなと。こうした小さなものだけでなく、大きな時計を建物に取り付けて、街のどこからでも確認できるようにする、というのも面白そうですね」
「それは……楽しみですね。時計の見た目も素敵ですから」

 パルテニアラの言葉にそう答えると、ガブリエラもにっこりと笑う。そんなガブリエラの言葉にカルセドネ達もにこにこしながらこくこくと頷いていた。

 さて……。そんなわけで懐中時計をみんなで見て盛り上がったところで、パルテニアラ達がベシュメルクから持ってきてくれた荷物を見せてもらう。

「目録通りのはずだ。確認してくれ」

 スティーヴンとイーリスや子供達が運んできた荷物を机の上に丁寧に並べていく。
 魔人化の解呪を行うという事で、触媒を色々と用意してもらったのだ。
 術を用いるのと解くのは表裏一体である。そういう意味では最も呪法対策の技術研究が進んでいる国もまたベシュメルクに他ならない。

 魔人化の解呪については循環錬気や片眼鏡を用いてテスディロスやウィンベルグ、オルディアの魔力反応を見ながら、エレナやパルテニアラと相談をして儀式に必要な物品に目星をつけ、更に俺達の使える手札を見回しと……それらによって得られた情報を元に迷宮核でシミュレートを重ねる事で道筋をつけて進めていった。

 ウィンベルグは未覚醒の魔人、テスディロス、オルディアは覚醒魔人という違いはあるが迷宮核によれば、確立した手順で解呪を行えば未覚醒、覚醒を問わず心身に悪影響は出ないだろう、という予測結果が出ている。

 そんなわけで後は必要な素材、触媒を揃えて実行を視野に入れる、という段階に入ってきているのだ。迷宮核によるシミュレートの信頼性は高いが、やはり相手もいる事だけに万全を期したいというのが本音ではある。
 だが目途がついているのに足踏みしている、というのもな。魔人化の解除はしなければならない事で……信頼性の高い予測結果が出ている以上はそれを信じて俺自身も力を尽くすべきなのだ。

 そんなわけで目録に抜けがないか、集まった品々の品質はどうかといった事を諸々確認していく。

「そうですね。目録通り揃っています。品質も良いようですね」

 ペガサスの羽根であるとか、クラウドエルクの角であるとか……中々貴重な物も多い。魔物というよりは幻獣、霊獣、聖獣という括りで語られる魔物達の素材を集める必要があって、解呪に使えるそれらの品々を保管しているのがベシュメルクでもあるわけだ。

「クラウドエルクの角は保管してあったものですか?」

 グレイスが首を傾げる。クラウドエルクは大きな鹿に似た、結構高位の魔物だ。かつてはウラノスという名前のクラウドエルクがパルテニアラの使い魔としていたらしいが。

「いいや。改めてスティーヴン達と共に森にクラウドエルクを探しに行った」
「それは大変だったのでは……。お手数おかけしました」

 俺の言葉に、パルテニアラはどこか嬉しそう笑みを浮かべて答える。

「ふふ。実はそうでもなくてな。寧ろ探しに行って良かったというべきか」
「翻訳の魔道具があったからな。森のクラウドエルク達はウラノスの子孫達でな。ベシュメルク王家との絆を言い伝えていたよ」
「悪い王と良い王がいるから、王家から用事を頼まれた際は相手を見極めろというような口伝もあったようですね」

 スティーヴンとガブリエラが言う。それはまた。パルテニアラの嬉しそうな様子にも納得がいくというか。

「向こうも妾本人が現れた事に喜んでくれたというか、ウラノスを知っていたことに喜んでくれたというか……。群れの中で最も力のある者が我らの力になると意気込んで王城にやってきてな。今回は同行しなかったが、」

 なるほど……。クラウドエルクはその穏やかな気質から民間でも敬われているらしいし、もしかしたらパルテニアラと一緒にいたウラノスが精霊化していて本人と会えるかもなどという予想も立てていたが、実際は子孫達が覚えていてくれたわけだ。
 そうして意思疎通できたのも翻訳の魔道具があればこそ、というところはあるが……パルテニアラにしてみるとかなり嬉しい出来事のようで何よりである。

「クラウドエルクの角も自然に生え変わるものらしくてね。気前よく良いものを貰うことができたわ」

 イーリスが笑みを浮かべる。うむ……。机の上に置かれたクラウドエルクの角も、かなり強い魔力を宿している。
 持ってきてくれた他の触媒の数々も品質は上々。後はこれらに祝福をかけたりして準備を進め……月女神の力が増大する次の満月に解呪の儀式を行う、ということになるだろう。

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