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絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 作者:鬼影スパナ

ドラゴンなクエスト

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鍛冶の町コーキー 3

 宿で一泊した俺は、ゴゾーの実家への挨拶もそこそこにしてカンタラの実家へ行ってみることにした。だってゴゾーんち、普通に冒険者だったんだもの。ワタルは昨日の酒盛りをまだ続けており、シキナはまだ酔いつぶれていた。貴族のお嬢様が寝ゲロしてたのは見なかったことにしてやろう。

 で、カンタラの実家への目的としては観光? 観察かな。本場の鍛冶を見てみたいという好奇心でもある。
 ちなみにお供はイチカとロクコだ。
 ニクは置いてきた。この散歩には(二日酔いで)ついてこれそうにない。

「にしても……にしし、なぁーご主人様ぁ」
「近い近い。なんだ今日は距離が近いな、どうかしたのか?」
「えー? そんなぁまぁ、なぁ? ま、ご主人様が言いたくないっちゅーなら良いけど」
「ちょっとイチカ? 近いわよ。そんなくっ付いてたら歩きにくいでしょう」

 ロクコが俺とイチカの間に割り込む。そしてロクコが抱き着いてきたので歩きにくさは増したがよくやった。なにせ俺は何も知らないので。イチカがなんか今日は機嫌よくて馴れ馴れしい理由を全く何もこれっぽっちも微塵たりとも心当たり無いので。

「もちロクコ様が正妻やっちゅーのはわかっとるからな! うんうん、ウチら奴隷は抱き枕やで。アイテムのようにご主人様のご自由にお使いくださいってなもんや。……ペットがじゃれるようなもんやし、そんぐらいならええやろ?」
「なるほど、ペットね! ならいいわ、私もフェニ達を手や肩に載せたりしてるもんね」

 ロクコのペットである不死鳥のフェニとジュエルタートルのダイア。イチカはあれと同列ということか。
 ……あ、しっくりくる。その扱い、結構しっくりくる。
 なんだろう、ニクの方が犬っぽくてペットらしいところあるのにイチカの方がペットっぽいとは。ニクは抱き枕だからか。


「で、ここがゴゾーが言ってたカンタラの実家か……」

 裏口から来たわけだが……せわしなくドワーフ達が出入りし、カンカンと金属を叩きつける音がする。炉から出る煙がもくもくと立ち上る様が外からでも良く見えて、なんかここにいるだけでも暑苦しさが伝わってくるようだ。

 しかし今更だが、鍛冶屋の仕事場なんて見せてもらえるだろうか。
 いやまぁカンタラのところでは見せてもらってるけど、その実家というか師匠というか、よりハイレベルな仕事場というわけで……まぁ大事な仕事場なわけだし、部外者が見せてもらえるかは分からない。
 ダメと言われたらそれはそれで諦めるつもりだ。そこまで見たいわけでもないしな。
 せいぜい見せてもらったところで、メニューさんの機能で録画してゴーレムである程度再現したりネルネの作業の参考になるかもしれないってくらいだしな。

 ぶっちゃけオリハルコンの加工も【クリエイトゴーレム】でできるし、加工場を再現して【クリエイトゴーレム】に依存せずに量産アイテムを生成できるようになるかなってくらいの利点しかない。

 ……あれ、カンタラので十分じゃね? やっぱり見る必要ない? いやいや、この世界の基準を知るためにサンプルは多いに越したことは無い。

「ねぇケーマ、入らないの?」
「あいや、今更だがなんて入ったもんかなぁと。……よし、行けイチカ!」
「え、ウチ? まぁ先触れと考えたら妥当やな。行ってくるで。……すんませーん! カンタラはんの家ってここで合ってますかぁー!」

 と、イチカは挨拶に向かうと、白髭で杖をついたドワーフが1人出てきて対応してくれた。

「ん? カンタラならウチのガキだけど、おまえさんは?」
「あー、ウチはゴレーヌ村ってとこのモンなんやけど。カンタラはんにはいつもお世話になっとるから挨拶にきましたねん。いやぁ、ウチの武器もカンタラはんに面倒見てもらっとってなぁ」
「何? ちょっと見せてみろ」

 イチカは腰に差してた短刀……ゴーレム包丁をドワーフに渡す。
 ドワーフはそれを手に取り、かざしたり指で弾きチンと鳴らした。

「ほぉ、魔剣か。しかもこりゃ確かにカンタラが見てるみてぇだな」
「分かるんか。凄いなぁさすがドワーフの鍛冶屋や」
「フン、こんくらい当たり前だ。あいつは俺の息子だ、手前のガキのことくらい分かるさ」
「ほぉほぉ。じゃああんたがウンタラはん?」
「おうとも、儂がウンタラよ」

 と、ドワーフ改めカンタラの父、ウンタラはがっはっはと笑った。

「カンタラは元気にやってるみたいだな。どうだい駆けつけ1杯」
「おっ、ありがたく頂戴するで。けどその前にウチのご主人様たちを紹介してええか? ゴレーヌ村の村長なんやけど」

 おっと、俺達の出番だ。というかイチカ、よく行けと言われてすぐに初対面の人とあれだけスラスラ話せるもんだ。手慣れてる感あるな。

「えーっと、初めまして。いつもカンタラにはお世話になってま」
「おう、お前が村長さんか。なんかひょろっこいな、冒険者の村だと聞いてたんだがそんな細くて大丈夫か?」
「大丈夫やって、ご主人様こう見えて凄腕やから。ここに来る途中も両手の指で数えきれない量の盗賊をほぼ一人で足止めして大活躍やったし」
「そりゃ本当か! よし、腰の剣を見せてみろ、楽しみだ」

 食い気味に体をばしばし叩かれた。しかもイチカの一言でなんかハードルが上がる。そういえば俺、この腰に差した魔剣シエスタは武器として全然使ってないな……と。むしろコレ武器として使えないわけだし、いっそ杖を持ち歩くべきかなぁ。

「あ、魔剣なんで気を付けてくださいね」
「おう。どれど……れ……っと、あぶねぇ!」

 ウンタラはシエスタを少し鞘から抜いてすぐ戻した。冷や汗でもかいたのか、手の甲で額をぬぐった。

「なんだこいつ。少し抜いただけで意識が飛びかけたぞ……これを使いこなせるとは、見かけによらない相当な使い手だな。しかしその剣、どうやって手入れするんだ?」
「あー……」

 そういや特に手入れしたことないな。まぁ、何かを切ったりしてないし魔剣だから特に必要なさそうではあるけど……『手入れされたい?』と魔剣に思念を飛ばしてみる。指輪サキュバスのネルに送るように。すると『ん』と返事があった。えーっと、多分肯定の意味で。

 そうか。こいつ(シエスタ)、ちゃっかりダンジョンのネームド一覧に載ってたモンスター枠だもんな。意思疎通もできておかしくないよな。

『……えっと、じゃあ手入れ頼むから、その間は眠気飛ばさないでくれる?』
『ん』

 だからその「ん」は肯定なのか否定なのか……ああうん、念話だから分かるよ? 肯定ね。こいつ、単に無口なだけか。昔のニクを思い出す無口っぷりだな。いや、耳や尻尾が無い分それ以上か。

『ちなみに、普段眠気飛ばす時に敵だけに向けて飛ばすとかできる?』
『……ん』

 あ、こっちは否定の意だな。このだいぶ残念そうな感じ、敵味方どころか使い手とそれ以外、みたいな分け方もできないようだ。念話ってよく分かるな。

 まぁともかく、オンオフの切り替えはできるようなので剣の手入れをウンタラに頼むことにした。

「……しばらくの間眠気飛ばさないようにしたんで、手入れ頼めますか?」
「何!? ……おぉ、本当に抜いてもなんともない。やはり相当な使い手のようだな」

 改めて剣を抜き、にやりと笑うウンタラ。
 本人(本剣)との交渉の結果だから何とも言えない。剣と心を通じ合わせてる、と言えばそれっぽくは聞こえるけどね? 心を通じ合わせる(念話)だからね。

「ねぇケーマ。私のも手入れしてもらいたいかも!」
「え? お前のその腰に差したレイピア……使ったことあったっけ?」
「がはは! お嬢ちゃんのそれは護身用だろ、使わねぇに越したことはねぇな!」

 この前戦おうとしてた時もクロスボウ使うくらいには完全に飾りだけどね。ま、ロクコが剣で戦う機会が無い方がいいのは事実だ。


 尚、お土産にフェニの卵殻とイグニの鱗を渡したところ、鍛冶場の見学は快く許可してもらえた。火属性のアイテムはいい耐火煉瓦の素材になるらしいからな。
 あまりものとトリモチについてたヤツだけど、喜んでもらえて何よりだ。

「タダで何でも作ってやる! 店にある武器とかで好きなのを持ってっても構わん!」

 と、血走った目で熱烈に言い寄られたので、特に欲しいものはなかったけど……ナイフ、いや、オフトン教の聖印でも作ってもらおうかな。

(えるしっているか 今回も書下ろしが 9割
いやむしろ6巻より多いかもしれん)

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