Mac用パッケージマネージャー「Homebrew」がv1.5へアップデート。3月1日にはpythonパッケージがPython 3.xへアップグレード。

スポンサーリンク

 Mac用パッケージマネージャー「Homebrew」がv1.5へアップデート。2018年3月1日にはpythonパッケージがPython 3.xへアップグレードされるそうです。詳細は以下から。

Homebrewのアイコン。

 Mac用パッケージマネージャー「Homebrew」を管理しているGitHubのMike McQuaidさんらは現地時間2018年01月19日、Mac用パッケージマネージャ「Homebrew v1.5」へアップデートするとともに、2018年03月01日以降にHomebrewでpythonのパッケージ(Formula)の扱いを変更すると発表しています。

Today I’d like to announce Homebrew 1.5.0. The most significant changes since 1.4.0 are deprecations of formula APIs and some Homebrew organisation formula taps.

Homebrew 1.5.0 – Hacker News

スポンサーリンク

Python 3.xがデフォルトに

 公式ブログによると現在Homebrewでは“python”のFormulaに「Python v2.7.x」を割り当てており、”brew install python”を実行すると同バージョンがインストールされるようになっていますが、

Homebrewのパッケージ(Formula)

On 1st March 2018 the python formula will be upgraded to Python 3.x and a python@2 formula will be added for installing Python 2.7 (although this will be keg-only so neither python nor python2 will be added to the PATH by default without a manual brew link –force). We will maintain python2, python3 and python@3 aliases.

Homebrew 1.5.0 – Hacker News

Homebrewのメンテナンスを担当しているAlyssa Rossさんによると2018年03月01日以降は“brew install python”で「Python 3.x」がインストールされ、それに伴いPython v2.7を扱う”python@2″というパッケージが用意されるそうですが、Homebrewでは今後もpython2/3およびpython@3エイリアスが維持されるそうです。

 また、Homebrew v1.5ではHomebrew/science tap(tapはサードパーティのリポジトリ)が、3月31日にはHomebrew/php tapがアーカイブ化され、新たにPostgreSQLデータベースをアップグレードするための”brew postgresql-upgrade-database”コマンドの追加などが行われているそうです。

:)