本日のお国は・・・
スウェーデン、チリ、オーストリアです!
じゃがいもとアンチョビのグラタン
「ヤンソン・フレステルセ」
焼きあがったときの香りは悶絶もの。生クリームのミルキーさにアンチョビの塩っ気。スプーンが止まらず、美味しさがずーっと口の中に残ります。ホワイトソースをつくるまでもなく意外とかんたんなので、ぜひお試しを。
■材料 (2人分)
A 牛乳 … 1カップ(200㏄)
生クリーム … 1/2カップ(100㏄)
塩・胡椒 … 少々
玉ねぎ … 1/2個(薄切り)
バター … 大さじ1(12g)
じゃがいも … 3個(拍子切り)
アンチョビ … 1缶(50g)
■作り方
1 鍋にAを入れ、沸騰直前まで温める。
2 フライパンにバターを熱し、中火で玉ねぎをしんなりするまで炒める。
3 耐熱皿にじゃがいも(半量)を入れて、2とアンチョビをのせ、さらに 残りのじゃがいもをのせ、1を注ぐ。
4 200度のオーブンで 30分、焼き色が付くまで焼く。
ひき肉のとうもろこしグラタン
「パステル・デ・チョクロ」
グラタンの表面にとうもろこしペーストを使った料理。こんがりと焼けたとうもろこしの香りは、グラタンなのに、日本のお祭りが懐かしくなってくる味なんです。不思議ですね。甘みも豊かで、お肉との相性もいいです。
■材料 (2人分)
A とうもろこし(缶詰) … 200g
バター … 大さじ1(12g)
牛乳 … 1/4カップ(50 ㏄)
塩 … 小さじ1/2
胡椒 … 少々
B 合びき肉 … 200g
玉ねぎ … 1/4個(みじん切り)
にんにく(みじん切り) … 1/2かけ
オリーブオイル … 大さじ1
クミン … 小さじ1/2
砂糖 … 小さじ1
塩 … 小さじ1/2
胡椒 … 少々
■作り方
1 Aをフードプロセッサーにかけて、粒が少し残るくらいまで混ぜる。鍋に入れて、中火で5分煮る。
2 ボウルにBを入れて、よく混ぜる。
3 耐熱皿に2を敷き詰め、1をまんべんなくかけて、200度のオーブンで40分焼く。
鶏肉と野菜のクレープグラタン
「パラチンケン・ミト・フーン」
何が入っているのかな? クレープのような皮に野菜やお肉が隠れた包み焼き。野菜が蒸され、甘みが引き出されています。中の具材は秘密にして、食卓に出して楽しみましょう。
■材料 (2人分)
卵 … 1個
薄力粉 … 100g
牛乳 … 1と1/4カップ(250㏄)
塩 … 小さじ1
胡椒 … 少々
サラダ油 … 大さじ1
玉ねぎ … 1/4個(薄切り)
A 鶏むね肉 … 200g(細切り1㎝)
にんじん … 1/4本(いちょう切り)
ブロッコリー(ゆで) … 100g(一口大)
バター … 20g
塩・胡椒 … 少々
ミックスチーズ … 300g
■作り方
1 皮をつくる。ボウルに卵を入れ、泡立て器で混ぜる。薄力粉を加え、牛乳を混ぜながら足す。塩・胡椒を加え冷蔵庫で1時間寝かす。
2 フライパンに油を熱し、1を広げる。弱火で表面が乾くまで焼き、裏返して焼き色が付くまで焼く(クレープはおたま1杯分が1枚)。
3 具をつくる。フライパンにバターを熱し、中火で玉ねぎをしんなりするまで炒める。Aを加え、火が通るまで炒める。ブロッコリーを加え、塩・胡椒を振り、さっと炒める。
4 皮の半分に具材をのせて、折り包む。上にチーズをのせ、230度のオーブンで10分焼く。
いかがでしたか? 吐く息が白くなるほど寒い日に、さっと仕込んだタネを耐熱皿に流し込んでオーブンでピッ。ストーブの前で暖まりながら待ちましょう。「ピー」と音が鳴ったら、大きなグローブで熱々のグラタンを掴んで食卓へ。テーブルの向こうの家族の顔が見えなくなるほど湯気が立ち上ったオーブン料理を「ハフハフ」言いながら頬張る。冬の食卓の幸せな1シーンですよね。
お休みの日にでもじっくり時間をかけて作ってみてくださいね。