任天堂から発表された「Nintendo Labo」が大きな話題となっている。
そのキャッチコピーは
「あそびの発明」
であり、既存のニンテンドースイッチとダンボールを使い
「コントローラーから作る」という試みだ。
今まで(特に任天堂が得意としてきた)、特殊なゲームで使用する専用コントローラーを自作することができる。
動画でバイクやピアノの作成過程が紹介されているので、実際に目にしたほうが感覚はつかめるだろう。
「Toy-Con」を”つくる”
今回のニンテンドーラボは2006年に「Wii」からはじまった
「体を動かしてゲームを楽しむ」
という文化がより進化した例と言えるだろう。
コントローラーの核となるニンテンドースイッチについては下記を参照してみて欲しい。
・HD振動
・モーションIRカメラ
などの、Wiiよりも遥かに進化した技術が結集されているのだ。
そして、驚きなのはSwitch発表時には公にされていない技術であるということ。
今の展開をはじめから計画した上で組み込んでいるとしか思えないのだ。
高い技術それ自体を誇るのではなく、そこから生まれる可能性を全て
「遊びの可能性」
に昇華させてる点が素晴らしい。さすが任天堂だ。
Nintendo Laboは、今後はどうなってゆくのだろうか?
発売日は2018年4月20日なのでまだ3ヶ月あるが、一気に話題が高まっているニンテンドーラボ。
「コントローラーを自作する」
言葉で書くと一言であり、先ほど書いたようにバイクになる、鍵盤になるなどの使い方があるわけだが
これはあくまで任天堂が初めにサンプルとして提示したものだ。
しかし、今後はダンボールだけでなく、ヒモも販売する予定になっているらしい。
つまりニンテンドーラボの可能性はまだまだこれから。
おそらく任天堂自体も知らないような、新しい遊び方が開発されてゆくに違いない。
遊び方を提示しているわけではなく、可能性を提示しているのだ。
さらなる「遊び」を作るのは、YouTuberなどのインフルエンサーとなる可能性は高い
実際に工作をし、身体を動かし、体感する。
この過程がピッタリなのはYouTuberではないだろうか?
すでにHIKAKINや禁断ボーイズ、フィッシャーズなどの有名YouTuberはニンテンドースイッチのプレゼント企画を行っている。
今後、ニンテンドーラボ関連の面白いコンテンツを創り上げてゆくだろう。
クリエイターの発想と任天堂の挑戦により何が生まれてゆくのか、楽しみだ。