絶望モモンガ様(勇者ガゼフ編完結/本編完結) 作:思いつきと実験
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通勤中に書いた。後悔はしていない。
文章のスリム化をしてガンガン進めていきたい(マテ
安定のさすデミだと思ってください(コキュートスと、ヴィクティムの口調がめんどくさいからなんて言ってないよ?
動き出す守護者たちの葛藤文章のスリム化をしてガンガン進めていきたい(マテ
安定のさすデミだと思ってください(コキュートスと、ヴィクティムの口調がめんどくさいからなんて言ってないよ?
モモンガが深い眠りにつかれている事実はアルベド、デミウルゴスの判断により最小限の人員、ガルガンチュアを除いた全守護者と、セバス、プレアデスのみに伝えられていた。
伝えられた残酷な事実に誰もが涙を流すことを止められなかった。
同時に、モモンガの慈悲深さにと負ったであろう心の傷の深さに深く共感していた。
だからこそ、この集められたメンバーだけに事実を伝えられたのだろうと誰もが察する。
ここにいる者は皆モモンガを護るために選抜された者なのだ。
忠誠心と戦闘力が高く、己の思考で動ける者。
かつ、外の世界に出ても違和感がない人間種に擬態できる者という意味でも彼らが最も適切であろう。
アルベドとデミウルゴスはあの後外の世界で外貨や、アイテムなどを手に入れるために隠密性の高いエイトエッジアサシンなどのモンスターを各地に情報収集として向かわせていた。
アルベドもデミウルゴスも人間を嫌悪してても舐めてはいない。
かつてアインズ・ウール・ゴウンを追い詰めたユグドラシルのプレーヤーもまた人間である。
それを見ていた彼らが警戒をしないはずはない。
だが、それは良い意味で裏切られた。
報告によれば本来あるはずのナザリック周囲にあったはずの毒の沼地はなく、辺りに広がっているのは未知の光景。
そして、報告があった人間種はあまりにも脆弱な者ばかりであった。
だが、中には強い者もいることは間違いはない。
ナザリックの守護者たちが負けるとは思えないが、傷付けばモモンガ様が目覚められた際に悲しむであろう。
ゆえに、デミウルゴスはまずは情報収集と地盤を固めることを優先した。
「セバス、貴方にはエ・ランテルという街に行き、名声を得て地盤を固めていただきたい」
エ・ランテル。
このナザリックの先にある異世界の人間の街であり、今アンデットの集団の襲撃によって滅びを迎えそうになっている。
報告によれば既に街は半壊し、多くの死者を出しながらギリギリのところで攻勢を食い止めている状況である。
そこに旅の実力者が救ったとなれば名声を得るのは容易である。
襲撃に来ているアンデットはどれも低レベルでしかなく、最も手強い戦力がスケリトル・ドラゴンである。
ナザリックの戦力から見れば塵にも等しい脆弱さであり、同時にその程度のモンスターに対抗できない人類ならば付け入る隙は十分である。
ここで恩を売ることはこれからの計画にとって都合が良かった。
「かしこまりました。
その敵勢戦力はいかがいたしますか?」
「首謀者の召喚士は捕らえてニューロニストに尋問と情報収集をさせます。
ナーベラル、あなたはそのサポートをお願いします」
一礼するナーベラル。
その表情にはなぜ人間を助けるのだという嫌悪が見えているが、デミウルゴスの考えた至高の御身のための計画のためと、その思いを噛み殺した。
「容疑者の死体が消えれば怪しまれるのでは?」
「それはスケリトル・ドラゴンと一緒に吹き飛ばしだとでもすればいいでしょう」
多少の無理があろうと貴方ならば可能でしょう?と、デミウルゴスはセバスに返す。
スケリトル・ドラゴンなど、セバスが本気を出して殴れば粉々に消え去り、クレーターと共に周囲を吹き飛ばすレベル差である。
いざとなればナーベラルの魔法でも良いのだ。
それほどまでにレベル差とは理不尽である。
「セバス、貴方には先に釘を刺しておきます。
必要以上の人類への肩入れは止してください。
全てはモモンガ様のために私たちはあるのだということを忘れないでください。
何があろうと耐えてください。
お願いします」
それは悪魔らしくない真摯な思いが込められた言葉だった。
デミウルゴスは険悪な相手でしかないセバスに頭を下げる。
それがどれほどのことか、守護者たちは動揺を隠せない。
「かしこまりました。
私の全てはモモンガ様のためにあることを誓いましょう」
拳を握りしめ、心から誓う。
今は眠っていても、王座にて眠る至高の御身はナザリックの全てである。
眠られた原因は我らが不甲斐ないからだ。
護られていた恩を今返さなければいつ返すのだ。
矜持は捨て、全てはナザリックのために。
セバスの決意は固い。
今だけは創造主であるたっちみーの言葉よりも優先すべきだと心を固める。
デミウルゴスは内心で笑う。
そう、セバスならばこれで縛れる。
そこにはある種の信頼があった。
主人をダシに使ったことに心を痛めながらも、不安要素の排除はなったと計略の前進を確信するのであった。
漆黒の剣全滅
※ツアレ救済フラグ消滅しました。
補足:
セバスの縛りはあくまでもモモンガ様がいるからこそ可能。
そして、罪悪感の利用ゆえです。
デミウルゴスは高すぎる忠誠心のせいで、このやり方には内心で血反吐吐いてます。