五木寛之の百寺巡礼 「黒石寺(岩手県)、富貴寺(大分県)、瑞巌寺(宮城県)」
2018年1月19日(金) 22時00分~22時54分 の放送内容
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北上川東岸に佇む日本最古の寺の一つ「黒石寺」、国東半島に広がる寺院群の一つ「富貴寺」、風光明媚な松島に立つ古刹「瑞巌寺」を訪ねる。
番組内容
- 黒石寺
- 北上川東岸に佇む黒石寺。1200年以上前、蝦夷(えみし)と大和朝廷が長く激しい攻防を繰り広げた戦跡から程近い。東北最古の寺の一つで、寺名は中興の祖である慈覚大師円仁が付近の山の黒い蛇紋石に因んだもの。蝦夷のリーダー、阿弖流為(あてるい)の死から60年余り後に祭られた薬師如来坐像に、五木が感じたものとは?また、真冬に本堂前で裸の男たちが蘇民袋を奪い合う千年も続く奇祭「蘇民祭」も紹介。
- 富貴寺
- 富貴寺は国東半島に広がる寺院群の一つ。古来、自然崇拝が広がっていたこの半島に仏教が渡来し、神と仏が共存する神仏習合の地となった。六郷満山と呼ばれた仏の里は中世に最盛期を迎える。富貴寺は往時の面影を色濃く残し、その大堂は阿弥陀堂建築の傑作として国宝に指定されている。大堂の西側には白山神社。富貴寺の住職が代々経文を唱えてきたという社の前で、五木は日本人に宿る根源的な信仰の姿を実感する。
- 瑞巌寺
- 瑞巌寺は日本三景の一つ、風光明媚な松島に立つ古刹。総門を過ぎて参道を東に逸れると、巨岩を繰り抜いたやぐら“洞窟遺跡群"が並ぶ。ここは墓所であり、納骨所。松島は古くから亡き人の供養をする霊地で、その信仰が境内にも残っている。戦国時代に荒廃した寺を再興したのは仙台藩主、伊達政宗。聖観世音菩薩立像を祭る本堂は国宝。部屋ごとに絢爛豪華な襖絵が設えられ、豪壮な堂宇に桃山美術の粋が凝縮されている。
出演者
- 旅人
- 五木寛之(作家)
初回放送日
2018/1/19
番組概要
「寺」…そこには“現代の日本人が忘れかけた大切なもの"との出会いが待っている…。作家・五木寛之が、日本列島の北から南まで百の寺々を巡りながら、日本人の原風景を見つめ直した「百寺巡礼」。この人気番組が時を経て、レギュラー番組として復活!「寺」の長い歴史の中で培われてきた情緒と物語を、五木寛之独自の視点でひも解いていく。
番組ホームページ
<番組ホームページはこちら!> www.bs-asahi.co.jp/itsuki_100ji/
制作
BS朝日、ViViA