代表辞任を表明。民進党 蓮舫(れんほう)氏の人柄・学歴・経歴は?
ニュースキャスターから政界へ
蓮舫氏は1967年11月28日東京都の生まれで現在49歳です。青山学院幼稚園、青山学院初等部、中等部・高等部、青山学院大学法学部を卒業しました。
青山学院大学在学中に「1988年度クラリオンガール」に選ばれ、芸能界デビュー。青山学院大学法学部を卒業後、バラエティ番組などを経て、1993年〜1995年まで、報道番組「ステーションEYE」のメインキャスターを務めました。
1995年〜1997年には北京大学に留学を経験。帰国後は仕事の場をテレビ・ラジオや講演・執筆活動に移しました。
2004年の参議院議員選挙で初当選
蓮舫氏は2004年の第20回参議院議員選挙に出馬し、924,643票を得て初当選を果たします。
当選後は総務委員会、文教科学委員会、厚生労働委員会理事、予算委員会委員を歴任。年金問題、少子化対策、子育て支援政策などに取り組んできました。
蓮舫氏が注目を集めた1つのきっかけに、「世界一になる理由は何があるんでしょうか? 2位じゃダメなんでしょうか?」という台詞があります。2009年、政権交代を果たした民主党(当時)の「仕分け人」として、次世代スーパーコンピュータ開発の予算削減を行った際の発言で注目を集めました。
2010年には行政刷新担当大臣に就任。2010年の第22回参議院議員選挙では得票数1,710,730票を得て再選を果たします。その後は内閣府特命担当大臣、内閣総理大臣補佐官を歴任した後、2015年には民主党代表代行に就任するなど、要職を歴任しました。
2016年の第24回参議院議員選挙では得票数1,123,145票を得て3期目の当選を果たしました。2016年の9月には民進党の代表に就任しています。
蓮舫氏の二重国籍問題
二重国籍問題は昨年9月の民進党代表戦を前に浮かび上がった問題でした。その後、沈静化したかに見えましたが、今夏の都議選の結果を受け、政党支持率が上がらない要因として二重国籍問題をあげる声が上がったため、証明書類の公開を表明するに至りました。
2017年7月18日の記者会見では、2016年9月の時点で台湾籍を喪失する手続き「国籍喪失許可証書」が発行されていること、2016年10月の時点で日本国籍選択宣言により日本の戸籍の上では二重国籍が解消していることを公表しましたが、その後も蓮舫氏の対応をめぐり、議論が巻き起こっていました。
選挙ドットコム編集部
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