【オワコンSNS】マストドンはなぜ流行らなかったのか?

始まる前からオワコン

こんにちは。雑記系ミニマリストのintegalです。今回は現代の情報ツールであるSNSについてでも語っていきますかね。

もちろん、メジャーな奴らの話(TwitterとかFacebook)ではなく、始まる前からオワコンになるんじゃね?って感じのSNS、Mastodonについてです。

Mastodonについて

簡単に言うとtwitterの亜種です。twitterはフォローした人の投稿のみタイムラインに流れますが、Mastodonでは登録している人全員の投稿がタイムラインに流れます。

いろいろな人の投稿がどんどん流れてくるのでtwitterよりもリアルタイム性が高いです。また、文字制限も500字になっているのでtwitterでたまにある「もうちょっと書きたいんだが…」がないのも特徴です。

スポンサーリンク

インスタンスについて

Mastodonにはインスタンスという概念があります。これは「〇〇について語りたい」とか「××について情報共有したい」というためにサーバーを分けることができます。

ハッシュタグのサーバー版みたいなもので、これによって公式サーバーだけでなく個人サーバーでよりニッチな話題向け用のグループを作成したりできるわけです。

また、これらのインスタンスが分かれていても連合を組んでいて、違うインスタンス同士でフォローできるし、連合タイムラインなんていう全てのインスタンスの投稿をまとめたタブもあります。(かなりカオスです)

そのため、掲示板にtwitter要素を含んでいるのがmastodonの位置づけとなるわけです。

始まる前に終わるかもしれない、それがMastodonである

ここからが本題です。Mastodonは出た当初の2016年4月半ばでは「ユーザー数が世界一位に」とか「急拡大するMastodon」といった如何にも流行るぞという感じでメディア露出していたのです。

が、最近のニュースだと以下のように変わってしまいました。(2017年8月くらいの検索結果)

ニッチなインスタンスが増えたとか生まれた理由とかビジネス概念とか正直つまらないニュースばかり。楽しそうな話題だったり成長しているっていう報告が全然ないという状況です。

いろいろと他のブログを見たりtwitter監視したりtwitch監視したりしてましたが、全然話題に上がらないです。何故、結局流行らないで弱小SNSとして終ろうとしているのか、ちょっとまとめていきます。

ただの一般人がただただ呟いているだけ

試しにユーザー数が比較的多いmstdn.jpで捨て垢でも作ってしばらくタイムラインを見てみてください。御覧の通り誰だかよくわからない人達がただただ書き込んでいるだけなんですよね。

だから最初は一緒になって何か書き込んでいるだけでも楽しいかもしれないが、それは上っ面なので深い楽しさは得られない。

著名な人が書き込んでいるわけでもないからリプライする気にもなれず、何となくの会話をいつまでもするだけ。

ただの他人がどうでもいい投稿しかしないから暇つぶしにしかならず、それもtwitterで済むのでわざわざMastodonをする必要がないというのが一つ流行らない理由にあたると思われます。

運営側が流行らそうとしていない

2017年6月ごろ、Mastodonについて語るイベントがあったそうです。

タイトル見た時点で明白ですが「運営側は流行らす気はない」という姿勢です。

ビジネスで独自インスタンスを作ってユーザーを囲い込もうとしているようで企業の都合しか考えていない始末です。

正直そういった囲い込みは不便になるのが大半ですので水面下で終わってほしいと願うばかりです。情報を発信するのであればtwitterでいいんで。

Mastodonはこの現状のまま終わるんだろうなあ

オープンソースでフリーソフトなサービスなのでどこかしらで生き残っていくのかもしれない。しかし昔からある掲示板とtwitterを融合させただけでは魅力は弱い。

しかも運営は流行らせる気はなくビジネスにおける囲い込みしか考えていない。

ユーザーにそんな中途半端な恩恵を与えるようなサービスは弱小のまま終わるんだろうなと考えます。

追記:2017年9月現在の状況

マストドン、聞かなくなりましたね。もう既にオワコンと化しているニコニコ動画の内部リンクにひっそりと「マストドン」って貼ってあるだけだし。

やっぱtwitterと被っている分、あまり必要性がないというのが一番の敗因でしたかね。

まあ今は情報があふれていて見るべき情報を絞る必要があるので仕方ないですね。なんとなく他人からの承認欲求を得たい人は以下のリンクからどうぞ!

スポンサーリンク
Related Post:
.