1月20日は「二十日正月」で、同時に「大寒」の日でもあります。
お正月の1月は、縁起を担いだ行事がたくさんある月ですが、
この日もまた、運気を良くする年間行事として知られています。
今回は、この「二十日正月」と「大寒」の開運行動についてお知らせします!
お正月祝いは、二十日まで!
「二十日正月」とは、毎年1月20日のことを指し、お正月の祝い納めの日とされています。
新年には玄関を飾り、特別な料理やお餅を用意して「お正月祝い」を行いましたが、
それらをいよいよ全部片付け、最終的に納め終える節目となる日です。
現代では、お正月は3日も休めば仕事始めになりますが、
古い時代では20日までじっくりと、お正月気分を味わっていたようです。笑
この20日間に、松の内や鏡開きなどの行事で徐々に「新年を祝うもの」を納めてきましたが、
二十日正月をもって、すべて片付けきってしまうというものです。
そして、お正月のために用意した鰤や鰯を食べ尽くすため、
ご馳走の後に残った魚の骨や頭を煮付けて、これを祝い納めの日に食べていたようです。
食事で取り入れて開運!
このような二十日正月の「祝い納め・食べ納め」の行事は、
食材を最後まで食べ尽くすところから「無駄を作らない」という意味を持ち、
方位術では金運に良い行動とされています。
本来は余りものを煮付けた汁物をいただく日ですが、
現在は「あら汁」や「粕汁」をいただく風習として残っています。
ただ、この日の行事食の内容は、地域によって違うようなので
お住まいの地方の風習にならってみるのも良いかもしれません。
(参考:「いい日本再発見」素敵なサイト様です!)
開運関係ないですが、Googleで「あら汁」を英語検索すると
「Oh juice」と出てくるらしいですねʬʬʬʬʬʬ
二十日正月の食事は、総じて「汁物」が多いようですので
この節句にはオゥ・ジュースをいただいてみてはいかがでしょうか?
大寒生まれの卵は特別!?
寒い季節になると、鶏さんは卵をあまり産まなくなります。
現代のように養鶏の設備が整っていなかった時代には、当然卵の収穫量が減りましたが
そのことから「滅多に産まない卵には、そのぶん栄養が凝縮されている」
と考えられるようになりました。
そこで、一年のうちで最も寒い「大寒」の日には、最も栄養が詰まった卵になると考えられ
この日に産まれた卵は「大寒卵」として、重宝されるようになりました。
大寒卵は、特に成長期の子供に与えると良いとされていますが、
他にも高齢者の健康長寿を願うにも良いと言われています。
もっとも、養鶏の環境が良い現代では、それほど少なく貴重なものではなくなっていますが
寒い時期の卵には変わりないので、今も大事にされている文化です。
大寒卵は金運卵!
そしてこの「大寒卵」もまた、金運を上げる行事食とされています。
方位術の「食風水」において、卵は金運を象徴する食材となっていて
特にその養分が高い大寒卵は、一年間の金運を底上げしてくれると言われています。
※よく「黄色いから金運アップ」と言われていますが、そうではなくて
食風水で金運を表す「金」の五行に、卵が属していることから来ています。
「金」にはタンパク質系の食材が割り当てられる事が多く、
また風水で「金」を表す色は「白」です。
少しややこしい話なのですが、この「風水」や「方位術」で使われる五行の分類は
四柱推命などの「東洋占術」で使われる五行と、内容が少し違います。
東洋占術での五行は、東洋医学とリンクしているため
食材の体への効能や、その人に合わせた五行の摂り方などが根拠づけられていますが、
風水では「金=活力=タンパク質=金運」といった、関連づけの分類がなされます。
この記事では風水系の分類を用いて「金運アップ♡」としていますので、
医学的なエビデンスのない「縁起物」としてお楽しみください。
大寒卵を手に入れよう!
この「金運アップ」の謳い文句が有名なため、大寒卵は探せば割と簡単に入手できます♬
買い求める方法として、
- 養鶏場で予約、または直接購入する
- 直販系スーパーで購入する
- ネット販売で予約注文する
- 1月21~23日頃に売られている卵を買う(生まれた日が記載された物もあります)
などがあります。
「大寒に生まれた」卵なので、1月20日当日に食べるわけではないのでご注意ください。笑
また、最近では「大寒卵を使ったスイーツ」も多く出回っていますので、
こういった美味しくて可愛い開運をお取り寄せするのも良いですね♡
今年は開運日和!
「二十日正月」と「大寒」である1月20日、
この日はなんと、一粒万倍日でもあります。
開運行動をするにはうってつけの縁起良い日でもありますので、
手近な食文化から、運に良いことを始めてみてはいかがでしょうか★
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