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詩人『谷川俊太郎展』がスタート!

谷川俊太郎の個展が〈東京オペラシティ アートギャラリー〉で開催中。ミュージシャンの小山田圭吾らとのコラボレーション空間も話題を呼んでいる。

展示風景。会場グラフィック:大島依提亜、会場構成:五十嵐瑠依。
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展示風景。会場グラフィック:大島依提亜、会場構成:五十嵐瑠依。
展示風景。小山田圭吾(コーネリアス)と中村勇吾(tha ltd.)によるコラボレーション作品。
詩人、谷川俊太郎。photo:深堀瑞穂
ラジオコレクション。STEWART-WARNER Model R108X AN.5438-093 1933年 京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵
国内で最もその名を知られているであろう詩人、谷川俊太郎。1952年に詩集『二十億光年の孤独』でデビューしてから、読み手一人一人の心に届く言葉で、現在も年代問わず多くの人々を魅了し続けている。そんな彼に焦点をあてた展覧会が〈東京オペラシティ アートギャラリー〉で開催中だ。本展は大きく3つに分かれる。
子どもの頃の写真。1942年頃。
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子どもの頃の写真。1942年頃。
『こっぷ』文:谷川俊太郎 写真:今村昌昭 AD:日下弘 1972年 福音館書店
最初は、代表作「かっぱ」などを朗読する谷川の声と映像をもとに、ミュージシャンの小山田圭吾(コーネリアス)とインターフェイスデザイナーの中村勇吾が手がけた“詩”の空間が登場。また次のエリアでは20行からなる詩『自己紹介』を1行ごとに記した柱が出現。谷川が影響を受けた音楽や“もの”、家族写真、大切な人たちとの書簡、ラジオのコレクション、暮らしの断片、知られざる仕事などを詩とともに紹介している。さらに谷川が1986年に出版した『33の質問』をもとに作成した『3.3の質問』も。各界で活躍する人々に投げかけ、その回答を作品としたものだ。詩人“谷川俊太郎”の暮らしと詩の深い関わりが垣間見える、またとない機会をお見逃しなく!

『谷川俊太郎展』

〈東京オペラシティ アートギャラリー〉

東京都新宿区西新宿3-20-2
TEL 03 5777 8600(ハローダイヤル)。〜3月25日。11時〜19時(金曜、土曜〜20時)。月曜休(2月11日、2月13日休、2月12日開館)。入場料1,200円。