UZI

写真拡大

17日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で、ラッパーの宇多丸が、大麻所持で逮捕されたラッパーのUZIこと許斐氏大(このみうじひろ)容疑者に対して複雑な胸の内を明かした。

番組では、許斐容疑者が乾燥大麻600gを所持していたとして、現行犯で逮捕されたニュースを取り上げた。許斐容疑者はラップバトルの番組「フリースタイルダンジョン」(テレビ朝日系)の進行役を務めるなど活躍していた。

コメントを求められた宇多丸は大きなため息をつくと、「ちょっといいですか?」と断って話し始めた。宇多丸はふたつ言いたいことがあるというのだ。ひとつは「なんでわざわざ今大麻ごときでね、日本で捕まるのか理解できない。合法になってる国、アメリカだっていくらでもあるのに。なんでこんなリスクを冒して」と、「一般論」としてコメント。

続けて宇多丸は、「UZIくんは昔からの親友、(ヒップホップシーンを)一緒に盛り上げてきた仲間」であり、「それは胸がメチャメチャ痛い」と本音を漏らした。許斐容疑者がラップバトルの番組をきっかけにいろいろな格闘技のリングアナウンサーまで務めるようになったことについて、宇多丸は2017年夏のライブで会ったとき、喜び合ったとか。

それだけに、宇多丸は今回の逮捕が「悔しいし、何やってんだよ」「日本でヒップホップを根付かせるということをやって、一緒にやってきてんのに、そ…もう!」と心境を語り、「すごい、あの…つらいです」と沈んだ声を出した。

最後に宇多丸は、許斐容疑者が「スーパーナイスガイのホントにいいヤツ」だと強調し、「ちゃんと、また成功してくれることを祈ってます」と話を締めくくっていた。

【関連記事】
宇多丸 図書館の文庫本貸出中止に苦言「図書館で借りる人が文庫買うか?」
「十分ダメだと思う」フランス人女優の“過度なセクハラ告発”非難に指摘
モーリー・ロバートソン氏が大麻使用の過去をポロリ「今はやってないよ?」