米Appleは次期iOSアップデートで、iPhoneのバッテリーが劣化すると自動的に性能を落とす機能をユーザーが無効にできるようにする。ティム・クックCEOが1月17日(現地時間)に公開された米ABC Newsのインタビューでそう語った。
このインタビューは主に、同社が発表した米国での2万人の雇用創出についてのものだったが、インタビュアーのバッテリー問題についての質問に答える中で、2月リリース予定のiOSの次期開発者β版にこの無効化機能が追加されると語った。通常であれば一般ユーザー向けリリースは3月になる見込みだ。
このアップデートでは無効化機能の他に、予告されているバッテリーの状況を表示する機能も追加になる見込み。
Appleは、iPhoneのバッテリー劣化に伴う問題を回避する目的で劣化したバッテリーを内蔵するiPhoneのパフォーマンスを意図的に低くしていたが、これをユーザーに開示していなかったため、批判を浴びた。同社はこれを受け、バッテリーの格安価格での交換プログラムを立ち上げ、その際に今後のiOSアップデートでシステムの透明性を高めると約束している。
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