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福井マンホールカード“敦賀市版”発行 市の魅力、一枚に
名所や名物などがデザインされた全国各地のマンホールのふたを紹介する「マンホールカード」の“敦賀市版”が発行され、敦賀鉄道資料館(港町)で無料配布されている。国の名勝、気比の松原から国の登録有形文化財の立石岬灯台を望み、海上のユリカモメをデザインしたふたを採用した。 カードは、国や下水道関連団体などでつくる「下水道広報プラットホーム」が全国の自治体と発行している縦九センチ、横六センチ。いずれも表にマンホールのふたの写真と設置場所の経緯度、裏にデザインの由来が記されている。敦賀市を含め、これまでに二百五十二自治体、二百九十三種類のカードが作られており、県内では福井、大野、勝山市に続いて四番目。 今回カードになった敦賀市のマンホールのふたは、一九九九年の敦賀港開港百周年を記念して作られたもので、主に栄新町から港町までの市道に設置されている。
敦賀市によると、昨年十二月九日からカードの無料配布を始め、同二十八日までに四百十三人が受け取った。マンホールカードの収集家が多いようで、半数近くが県外の人たちだった。 市下水道課の担当者は「多くの人がカードを片手に、本物のふたを探して市内を散策するきっかけになれば」と、カード発行の効果に期待している。配布は資料館が開館している午前九時~午後五時(月曜休館)。一人一枚で、事前予約や郵送はできない。(問)市下水道課=0770(22)8145 (米田怜央) 今、あなたにオススメ
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