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石川ロシアから?コハクチョウ 渡り鳥 足輪と首に発信機か珠洲の浜木さん撮影珠洲市正院町のアマチュア写真家浜木満喜さん(70)が、町内の水田で足輪をして首に発信機のようなものを付けたコハクチョウの写真を撮影した=写真。 同町では、地域おこし団体「殿山会」を中心に、飛来したコハクチョウに餌を与えるなどの保護活動を実施。地域ぐるみで「白鳥の里」づくりを進めており、浜木さんは十四、五年ほど前から、その姿をカメラで追っている。 浜木さんが十五日朝、撮影していると足輪をしている一羽を発見。写真で確認すると、首に付けた発信機のようなものも分かった。 山階鳥類研究所(千葉県)の担当者に写真を見てもらったところ、「足輪の番号が分からないので追跡は難しいが、赤い足輪と白い発信機のようなものは、ロシアの研究者が北極海沿岸で付けているものと酷似している」と語り、ロシアからの飛来ではないかと分析した。 「撮影を始めて以来、これまで見たことがなかった」と浜木さん。「たまたま撮れた写真だが、コハクチョウがロシアという遠い所から来ているということを実感した」と話した。 (近江士郎) 今、あなたにオススメ
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