ラッパー・UZIが大麻所持で逮捕 「これだからラッパーは」「スジを通せ」の声

ラッパー・UZIが大麻所持で逮捕 「これだからラッパーは」「スジを通せ」の声

ラッパー・UZIが大麻所持で逮捕 「これだからラッパーは」「スジを通せ」の声

(OpenRangeStock/iStock/Thinkstock)

若者たちを中心に流行をみせている「ラップ」ブーム。その中でも「フリースタイル」というMC同士のバトルはますます盛り上がっているが、そのブームを揺るがすニュースが報じられた。

■乾燥大麻600グラムを所持

HIPHOPミュージシャン・UZI(本名・許斐氏大)容疑者(43)が15日に大麻取締法違反(所持)の容疑で逮捕されていたことがわかった。

報道によれば、許斐容疑者は自宅マンションの一室で、約600グラムの乾燥大麻を所持していたとみられる。

許斐容疑者は容疑について「自分で使うために持っていた」と供述しているが、麻薬取締部は大麻を譲り渡していた可能性もあるとみて、引き続き捜査を続けているとのこと。

■Zeebraもコメント

現在のフリースタイルブームを作ったといっても過言ではない『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)。許斐容疑者は進行・ナレーションを務め、「うぇいよー!」という掛け声で人気だった。

出演者同士がラップをバトンする「サイファー」でも活躍を見せ、自身の名前である「UZI」と「話の『スジ』」で韻を踏むお決まりの流れに、心を踊らせていたファンも少なくない。

しかし、逮捕を受けて16日深夜放送予定だった同番組は急遽放送を中止し、総集編が放送された。

また、番組のオーガナイザーであるZeebra(46)は自身のツイッターでこの件について、「楽しみにしていたファンの方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪した。

UZIの件でダンジョンが急遽放送中止や内容変更になってしまいました…。番組のオーガナイザーとして、楽しみにしていたファンの方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです…。

— Zeebra (@zeebrathedaddy) January 16, 2018

■ラッパーのドラッグに「やっぱり」

報道を受けて「残念」の声をあげるファンが数多くみられた。

また、同番組のファンをきっかけに、市民権を得てきた「ラップ」「ヒップホップ」というカルチャーが、アンダーグラウンドに逆戻りすることを心配する声も。「やっぱりラッパーのイメージは悪いまま」という声もけっして少なくない。

フリースタイルダンジョンのおかげでかなりラップがじわじわと市民権の獲得してきてるって時に司会のUZI逮捕は辛いわな。

ラッパーが薬物って、なぜか「やっぱり」って感じするもん。

— fA@デレステ復帰 (@fA_3132) January 17, 2018

UZI逮捕って…
ちょっと痛いけど気のいいおっさんだと思ってたのにやっぱりラッパーはクソ…

— ちゃんP (@big_fucking_bba) January 17, 2018

UZI逮捕の件、業界的にはインパクト大きそう。ダンジョンはライト層に最も近いヒップホップの入口的な役割があるし、これで「やっぱりああいう人は危ない人、怖い人」みたいなイメージが増幅すると思う。

— でっく2256 (@deck2256) January 17, 2018

全然スジ通してねえじゃんよUZIさん…

— まつ (@matsmad_z) January 16, 2018

■顔に「コンプラ」で放送すべきの声も

また、同番組のファンからは「顔にモザイクをかけて放送してほしい」の声も。同番組では、ラッパーたちがバトルの際に、放送禁止用語やコンプライアンスに反した言葉を発言した場合「コンプラ」と字幕と音声を伏せて放送している。

そのため、許斐容疑者の顔にモザイクをかけて「ネタ」として放送すべきといった意見もみられた。

フリースタイルダンジョンなんだかんだ毎週楽しみだったからUZIにずっとコンプラかけたままでいいから放送して。

— レーサ (@reeeeeesa06) January 16, 2018

フリースタイルダンジョン中止なんだ???♂?
「コンプラ」っていつうモザイク使ってUZI隠して欲しかったなー

— からび (@apmet333) January 17, 2018

UZIの顔コンプラかけて放送
これが一番の解決策だな

— nolty (@nolty10) January 17, 2018

■好きな芸能人がドラッグで逮捕されたら…

しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1,342名に「薬物使用で逮捕された芸能人」について調査したところ、半数以上が「ファンをやめる」と回答している。

(©ニュースサイトしらべぇ)

残念なことに、まだまだ「ドラッグ」のイメージもけっして少なくないヒップホップ界だが、はたしてファンはこの逮捕をどう受け止めるのだろうか。

ヒップホップが盛り上がる今だからこそ、「クリーンな業界」をアピールしなければスジが通らないといえるかもしれない。

(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20~60代の男女1342名(有効回答数)

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