2018/01/16 Tue 20:25更新

木造船から7遺体

石川県金沢市の海岸で今月10日に漂着していた木造船から、新たに7人の遺体が見つかりました。船内からは故・金日成主席などが描かれたバッジも発見され、警察は遺体が北朝鮮の乗組員とみて調べています。金沢市の海岸で今月10日に漂着していた木造船の周辺には、ハングルが記されたナイロン袋や無線機の様なものが散乱しています。警察が15日に船内を確認したところ、セーターやトレーナーを着た7人の遺体が見つかりました。遺体は腐敗が進んでいて、かなりの時間が経過しているとみられます。また遺体は船首付近に4人、船の中ほどに3人が折り重なるように倒れていたということです。さらに故・金日成主席と故・金正日総書記の肖像が描かれたバッジのほか、ハングルが記されたたばこも発見されました。このため警察は、遺体が北朝鮮の乗組員の可能性が高いとみて調べています。木造船が発見された今月10日には、15メートルほど離れた場所でも身元不明の1人の遺体が見つかっています。