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1614話
『ふむ、なるほど。現在のところは順調か。だが……こっちだって予算が幾らでもあるって訳じゃないんだ。もう少し節約をだな』
「あら、節約をする為に交渉して、結果として粗悪な品を売られたり、ましてや取引そのものを止めると言われるよりはいいんじゃない?」
マジックテントの前の焚き火に照らされた対のオーブの中で、ダスカーは嫌そうに話し相手のマリーナを見る。
塵も積もれば山となる……という諺の如く、少しでも移動時間を稼げば、最終的にそれがギルム到着までの時間をかなりの期間短縮してくれるのは間違いなかった。
それが分かっているからこそ、ダスカーも強くは出られないのだ。
『けど、さっきも言った通り、こっちだってそこまで予算に余裕がある訳じゃないんだ。特に今は増築工事で出ていく出費も大きい。それは、マリーナだってよく分かるだろ?』
「そうね。出費は大きいでしょうけど……入ってくる収入も多いでしょう?」
ぱちんっ、と。焚き火の中で火が跳ねる音が周囲に響く。
そこら中から虫の鳴き声が聞こえてくる中、対のオーブの向こう側にいるダスカーは沈黙を保つ。
「あら、どうしたの? 私の言ってることはどこか間違ってたかしら?」
『ぐぬぅ』
マリーナの言葉に、ダスカーは短く唸る。
何かを言い返したい。だが、この場で何かを言い返せば、三倍にも四倍にもなって返ってくる。
それが分かっているから、ダスカーは唸ることしか出来なかったのだろう。
そんなダスカーの様子に笑みを浮かべつつ、マリーナは再び口を開く。
「とにかく、そんな訳で私達は馬車と馬を集めながらギルムに期間中よ。このまま上手くそれらを集めることが出来れば、もしかしたら予定よりも早くそっちに到着するかもしれないわね。もっとも、ある程度態勢が整ったら、私達は一旦ギルムに戻るんでしょうけど」
『ああ、そのつもりだ。……こっちとしては、出来れば早く戻ってきて欲しい。護衛の冒険者を雇うのはまだ無理か?』
「レーブルリナ国にいる間は無理じゃないかしら。そもそも、基本的にこの国の冒険者はそんなに腕も立たないし。どうせならこの国を出て、他の国で腕の立つ護衛を雇った方がいいでしょうね」
『それに関しては、俺よりもマリーナの方が冒険者については詳しいだろう。であれば、そっちでいいように判断してくれ』
「ええ。そうさせて貰うわ。……それで、ギルムからやってくるという特使の一団と合流するのがいつくらいになるのかは、分かる?」
『分かる訳がねえだろ。あいつらには、対のオーブなんて便利な物を持たせてねえんだからな。ただ、お前達よりも大分早く出発したし、馬車も特別製だ。普通に移動するよりは大分速い筈だが……それでも、レーブルリナ国までの距離を考えると、な』
普通に馬車で移動すれば、ギルムからレーブルリナ国の首都ロッシまでは、大体一ヶ月程度の距離だ。
そしてレイ達がレーブルリナ国に来てから今日まで、まだ殆ど時間が経っていない。
それを考えると、レイ達がこの調子で進んだ場合、使節団と遭遇するのはもう暫く先になる筈だった。
幾ら使節団の乗っている馬車や馬が特別性でも、すぐに合流するというのはまず不可能な筈だった。
「そうでしょうね。使節団と合流したら、一応そっちに連絡はいれるわ。お互いに色々と情報提供も必要でしょうし」
『そうしてくれ』
そうして、ダスカーとマリーナ……それ以外の者達も、色々と情報提供をしながら、三十分程で対のオーブを使っての通信は終わる。
周囲には、再び静かな雰囲気が戻った……訳ではなく。
「誰か近づいてくるな」
呟くレイが、街道の方に視線を向ける。
日中は雲一つない夏空だったのだが、今は幾らか雲が出てきており、月を隠している。
そんな状況であっても、レイが近づいてくる者の気配に気が付いたのは、やはりその高い身体能力と……今までの経験からだろう。
セトがここにいれば、恐らくもっと早く近づいてくる存在に気が付いたのだろうが、生憎とセトは砂上船の船長室の中にいる。
今のところ、妙な考えを起こしてそこに入ってくるような者はいないが、それでもやはり念の為に誰かを船長室に置いておく必要があった。
「誰かしら。……まぁ、こんな夜に近づいてくるんだから、何か訳ありなんでしょうけど」
ヴィヘラが少しだけ戦闘になるかもしれないという期待を込め、呟く。
他の者達も一応といった風に戦闘の準備を進めていく。
もっとも、近づいてきた気配が一つで、周囲に仲間を伏せている様子もないことから、盗賊の類ではないだろうというのが、レイの予想だった。
(リュータスを追ってきたジャーヤの刺客……の可能性はあるか?)
リュータスが寝ている砂上船の方に一瞬視線を向けたレイだったが、やがて微かに漏れ出る月明かりで、近づいてくる者の姿がしっかりと把握出来るようになる。
だが、近づいてくる者の姿を見て、すぐにレイ達の警戒は解かれる。
勿論完全に警戒を解いたわけではなく、最低限の警戒はしているのだが。
近づいてきた者も、こんな夜にわざわざ自分のような者が近づいてくるのだから、警戒されない……などとは考えなかったのだろう。
少し離れた位置で足を止め、口を開く。
「すいません、ちょっといいでしょうか?」
その声は、まだ若い男の声だ。
ただし、柔らかいその声からは、育ちがいいことを意味しているようにレイには思えた。
この一行ではレイが唯一の男である以上、向こうに侮られないようにするには、レイが代表して男と話す必要があった。
「どうした? 街道ならここじゃなくてお前が来た方にあるぞ」
「ええ、勿論知ってます。ですが、私が用件があるのは、街道ではなく貴方達ですから。それより、もう少し近づいても構いませんか? 折角こうしてレイさん達と会うことが出来たのですから、しっかりと顔を見て話したいですので」
「……へぇ」
名乗ってもいないにも関わらず、自分の名前が出てきたことに対してレイは微かに目を細める。
もっとも、ここ何日かは夜になるごとに砂上船を出してそれを宿泊所代わりに使っており、何より千人近い女達……それも娼婦の格好をしている者が多い集団が移動しているのだ。
そんな集団が噂にならない筈ない。
そういう意味では、このような男が接触してくるのはレイが思っていたよりは遅かった。
初めて砂上船を使った翌日には、もう商人が接触してきているのだが。
ただ、それはあくまでも砂上船を見て、その場でレイ達に接触した方が自分達の利益になると考えた者達であって、目の前にいるようなどこかの組織から派遣されてきた……と思われるような者達でなかったのは間違いない。
「それで、どうでしょう? 勿論、ただでとは言いません。多少ですが、お土産を用意させて貰っています」
「土産、ね。まぁ、そこまで言うのならこっちとしても特に断るつもりはないな。……ただ、一応警告させて貰うと、妙なことは考えない方が身の為だぞ?」
一瞬だけ軽く殺気を放つと、男は焚き火をしている方に近づいてくる足を鈍らせる。
それでも男の足が止まることがないのは、レイ達にとって自分が不利益な行動を取らなければ害されることがないと、そう理解しているからか。
やがて若干歩く速度を落としつつも、男はレイ達の近くに……焚き火の明かりの範囲内に姿を現す。
年齢は二十代半ば程か。柔和そうな印象を受ける顔立ちをしているのだが、今は若干緊張している様子が見える。
その緊張している理由というのは、言うまでもなくレイが放った殺気なのだが……レイは全くそれを気にした様子もなく、そう告げた。
男の方も、自分が怪しいというのは十分に分かっているのか、慌てたように口を開く。
「も、勿論です。こちらに敵意の類はありません。ただ、皆さんのお役に立てればと、そう思いまして」
「俺達の役に、ね。具体的には?」
「馬車と馬。それと食料や服……お望みであれば護衛も用意させて貰います」
「……何?」
男の言葉は、レイにとっても完全に予想外の代物だった。
だからこそ、男の様子を見ていたレイが、一瞬動きを止めたのだ。
男が口にしたのは、間違いなくレイ達が欲している物で間違いはない。
実際、レイ達はこれから寄るだろう街や村でそれらを購入していこうと、そう思っていた。
一つの村や街でそれを用意しない理由というのは、それこそ一つの村や街で用意出来る物資を超えた量をレイが欲していた為だ。
だが、目の前にいる男は、それを用意すると告げたのだ。
男の言葉に驚いたレイに代わり、マリーナが男に向かって尋ねる。
「貴方、レーブルリナ国の人間なのかしら? こう言ってはなんだけど、レーブルリナ国のような小国に、私達が欲している物資を用意出来るとは思えないわ」
正確には、国が本気になればその程度はすぐにでも用意出来るだろう。
しかし、それはあくまで国という存在だからであって、商会がそう易々と用意出来るものではない。
いや、頑張れば用意出来る商会もあるかもしれないが、商会が自分達の利益にならない真似をするとも思えない。
それだけに、どうしてもレーブルリナ国の商会がレイ達に手を貸すとは思えなかった。
(何より、レーブルリナ国でも主な商会は全てジャーヤが強い影響力を持っていた筈。そうなると、ジャーヤと敵対している私達に……いえ、ジャーヤ私達に負けて、更には国の上層部もジャーヤを切り捨てようと……なるほど)
素早く頭の中で考えを纏めると、マリーナはいつもの笑みを浮かべて男を見る。
……いつもの笑みではあっても、それはあくまでもマリーナにとってのいつもの笑みだ。
つまり、女の艶を強烈に感じさせる、そんな笑み。
男の方も、そんな笑みを向けられて平静でいられる筈もない。
雲の隙間から降り注ぐ月光と、焚き火に照らし出されるマリーナの姿は、それこそこれ以上ない程、強烈に女を感じさせるものだった。
その手の……いわゆる、ハニートラップや色仕掛けの類に対して強い耐性を持っている男にして、マリーナの女の艶は簡単に対処出来るものではなく、マリーナの美貌に目を奪われようとしているのを、何とか堪える。
自分は商会を代表してここに来ているのだ。
この取引は、何としても成功させなければならないのだ、と。そう考えて。
小さく深呼吸し、気分を落ち着けてから口を開く。
「はい。私はレーブルリナ国のゾルゲー商会の者で、ギメカラといいます」
「あら、レーブルリナ国の中でも大手の商会じゃない。メジョウゴの一件にもかなり絡んでいたそうだけど、こうして私達と話していてもいいのかしら」
自分達がメジョウゴから脱出してきた集団だと……そしてジャーヤと敵対している集団だということを、一切隠さずにマリーナが目の前のギメカラに尋ねる。
こうして自分達に接触してきた以上、間違いなく自分達がどのような者達か知っての上での行動だと、そう理解していたからだ。
「はい。勿論です。私に行動については、商会長からの指示ですから」
「へぇ。何をどうしたら、そんなことになるのかしら」
「そうですね。正直に言わせて貰えば、沈む船に乗るつもりはないということでしょうか」
その一言で、マリーナは……そして他の者達も、何故ギメカラがこうして自分達に接触してきたのかを理解する。
「つまり、ジャーヤを……いえ、この場合はレーブルリナ国かしら? そちらを見捨てると? そういうことなの?」
「見捨てるというのは、少し人聞きが悪いかと。より良い条件を求め、新たな商機を新規開拓すると、そう表現して貰えれば」
そんなギメカラの言葉に、二人の話を聞いていたレイは呆れの表情を向ける。
「今までジャーヤと君で好き勝手にやってきたのに、自分達が危なくなったと思えば手を切るのか? 正直なところ、お前達みたいなのは信用できないんだけどな」
「それは誤解です。確かに私達は……いえ、ゾルゲー商会は、ジャーヤとも取引をしてきました。ですが、別にジャーヤと組んでいたという訳ではありまえん。あれは、あくまでも商売上の取引でしたから」
「そうかもしれないが、ジャーヤのやっていたことを理解した上で、手を貸していたのは事実だろう? そんなお前が俺達に協力して、自分達だけが破滅から逃れようとしていると知ったら……果たして、メジョウゴにいた連中はどう思うだろうな?」
そう言いながら、レイは雲が晴れて月明かりが照らし出した砂上船に視線を向ける。
ギメカラはレイの言葉に何も言わず……ただ、虫の鳴き声と焚き火が燃える音のみが周囲に響いていた。
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