米軍、B52をグアムに展開 北朝鮮紙はトランプ氏を非難

2018.01.17 Wed posted at 12:35 JST

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ワシントン(CNN) 米空軍は16日までに、核搭載可能なB52戦略爆撃機6機を米領グアムに展開した。一方、北朝鮮の国営メディアは同日、トランプ米大統領を「頭のおかしい人」と呼んで非難した。

B52は300人の空軍要員とともに、ルイジアナ州のバークスデール空軍基地からグアムへ派遣された。

グアムのアンダーセン空軍基地には、すでにB1爆撃機とB2ステルス爆撃機3機が配備されている。B1は米空軍で最大の通常兵器搭載量を誇る主力の長距離爆撃機だが、核搭載能力は削除されている。

B1はB52と交代して本来所属するへ帰還する予定とされるが、それまでの数日間、グアムには3機種の爆撃機がそろうことになる。

軍事アナリストらによれば、米軍が朝鮮半島で軍事作戦を実行する状況になった場合、最初の一撃にはグアムから発進するB2とB52が参加する可能性が高いという。

朝鮮半島では最近、北朝鮮が韓国で開催される平昌(ピョンチャン)五輪への参加を表明し、米軍と韓国軍が合同軍事演習の延期を決めるなど、緊張緩和の動きが進んでいる。

しかし米軍は、五輪へ向けた南北協議の期間中も従来通りの兵力を維持すると強調。爆撃機の展開は、米国がインド太平洋地域の同盟国、友好国に対する責任を引き続き果たしていく姿勢を示していると述べた。

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