ビットコイン100万円割れ 規制強化の流れ不安視
インターネット上で取引される仮想通貨の代表格「ビットコイン」の価格が17日、主要な国内取引所で急落し、一時、昨年11月下旬以来約2カ月ぶりに1ビットコイン=100万円を割った。
世界的な規制強化の流れを不安視し、投資家の売り注文が出たとみられる。
取引所を運営する「コインチェック」(東京)によると、17日午前に99万7千円まで下落した。午前10時現在は125万円前後まで戻した。
仮想通貨を巡っては、韓国政府が取引所の閉鎖を可能にする特別法制定を検討すると伝わっている。仮想通貨交換業「ビットバンク」(東京)の広末紀之社長は「昨年12月の価格急騰の反動や、韓国での規制強化による悪影響への懸念などが急落の背景にある」と分析している。