池上彰「そうだったのか! 学べるカップ焼きそば」
池上 カップ焼きそばとは、即席で焼きそばが作れるインスタント食品です。1970年代に初めて発売され、その後一般化していきました。みなさんも一度は食べたことありますよね。
今回はなかなかニュースでは取り上げられることのない「カップ焼きそばの作り方」について、解説したいと思います。
みなさん、カップ焼きそばと聞いて、まず何を思い浮かべますか? そう、「カップ焼きそば」と書かれた商品のパッケージですよね。実はこのパッケージ、眺めているだけじゃ意味ないんですね。劇団ひとりさん、わかりますか?
劇団ひとり ......剝がさなきゃ、いけない?
池上 そうなんですね! このパッケージ、剝がさなきゃいけないんです。剝がして、フタを開けて、中に入っているかやくやソースの小袋を取り出します。そして、かやくを麺にかける。ここまできたら、次は、お湯を入れましょう。お湯を入れたら......どうするんですかね?
劇団ひとり 飲み干す?
東ちづる かき混ぜちゃうとか。
土田晃之 しばらく待つんじゃない?
池上 土田さん、さすがです。そうです、5分待つんですね。
劇団ひとり はい?(挙手)
劇団ひとり さっき取り出した、ソースの小袋はどうするんですか?
池上 良い質問ですね! こちらのソースの小袋、実はあとで使うんですね。捨てちゃいけないんです。こちらのソース、5分たって湯切りをしたあとに、かけるんですね!
劇団ひとり へぇ〜。
土田晃之 かけるのか......。
池上 みなさん、カップ焼きそばの作り方、わかりましたか? こちらをしっかりと学習したあとで、カップ焼きそばを作ってみてくださいね。
イケダハヤト「まだカップ焼きそばで消耗してるの?」
カップ焼きそばってまずお湯を沸騰させて、その間にかやくをいれておいて、お湯が沸騰するのを待つわけじゃないですか。でも、この待ってる時間ってすごく人生において無駄な時間じゃないですか? いつお湯が沸くかわからないし、動けない。だからスマホかなんかで時間をつぶすしかない。
ひとつの場所に縛られるのってすっごくストレスフルなんですよ。だから僕は会社を辞めて自由な働き方を選んだんです。8時間、同じ場所でじっとしていなければならないって拷問ですよ。カップ焼きそばの場合、まあせいぜい3分〜5分程度でしょうけど、それでさえ、僕は耐えられません。
高知に来てからというもの、移動しながら仕事をすることが多くなりました。これって意外にできちゃうんですよ。いわば旅が仕事。今の環境ならできちゃいます。これからは人々が縦横無尽に移動する時代が必ずやってきます。
カップ焼きそばに縛られない方法はと聞かれたら、僕はこう言っちゃいます。食べるなと。ここからはnoteに有料で公開していますので、興味のあるかたは、購読していただけると。値段もたった100円です。自分で言うのもなんですが、お買い得だと思います。
ネットの情報にお金を払うのを躊躇している人もまだいるようですが、これからはそんなこと言っていたら、あっという間に有益な情報にたどり着くことができなくなりますよ。誰もただで価値のある情報をネット上にアップしたりしません。ネット上の情報は、ほとんどゴミという時代がもうそこまで来ています。
まだカップ焼きそばで消耗してるの?