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おすすめのソーシャルレンディング会社5選~サービスや利回りを紹介

ソーシャルレンディング会社

ソーシャルレンディングとは?メリットとリスクを比較して解説」のページでは、ソーシャルレンディングの仕組みと、そのメリット・デメリットについて解説を行いました。今回は、おすすめのソーシャルレンディング事業者と、そのサービスについて、解説を行いたいと思います。

ソーシャルトレーディング以外の投資について興味がある方に下記リンクから開くページで不動産投資や国債などの投資について紹介しているので合わせてお読みください。

お金を増やす!【初心者向け】初めて投資する前に知っておきたい投資10選。メリット、デメリットで比較




おすすめの会社のサービス内容や利回りを紹介

ソーシャルレンディングの事業者は、何らかのテーマを持って、複数のファンドを持っていることが多いです。貸し出す対象が多く、すべてを対象にすると、リスクやリターンの設定が甘くなることから、得意分野に特化したサービスを行っています。

maneo(マネオ)

maneo

maneoは、2007年創業と、日本では古参の事業者、かつ業界最大手の事業者になります。企業のビジョンとして、『熱い思いを持つ事業者に、投資家が安心して投資できるインフラの提供』を掲げており、ITを活用して健全なマーケットを創出したい、という思いでビジネスを行っている会社です。

ファンドとしては、日本の企業を対象とした、事業性資金支援ローンと不動産担保付きローンの2ファンドが主力商品になります。


利回り
  • 不動産担保付きローン:約4%~6%
  • 事業性資金支援ローン:約5%~8%

利回りは不動産担保付きローンの場合4%~6%、事業性資金支援ローンの場合5%~8%程度で組まれていることが多くあります。不動産担保付きローンは、事業会社が倒産した際に、不動産を担保としてとっているため、元本がゼロになるということはなさそうです。


今後の展望

また、この会社は非上場ながら、決算をHP上で公開しています。直近3年で見ても、売上高は6億円 → 22億円と大きく増加しています。また、投資家からの調達金額である匿名組合出資金は77億円から158億円に倍増、貸付金は69億円から149億円と、こちらも倍以上になっています。

順調に成長しており、基盤も安定しつつあると言ってよいでしょう。また、この会社は多くのベンチャーキャピタルから出資を受けており、もしかすると今後上場もあり得るかもしれません。


SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディングは、SBIホールディングスの子会社です。大手の子会社なので、財務基盤は安定しています。SBIソーシャルレンディングは、3つのタイプの商品があります。

証券担保ローンファンド
証券担保ローンファンド

1つは、証券会社の子会社らしい、証券を担保とした証券担保ローンファンドです。こちらはSBI証券に預けている証券が担保となるため、リスクが少ない商品です。運用期間は約1年間、利回りは2%とリスクが少ない分リターンも限定的です。


不動産担保付きローン
不動産担保付きローン
出典:SBIソーシャルレンディング
https://www.sbi-sociallending.jp/pages/clofund

maneo同様、不動産担保付きローンも行っています。SBIの不動産担保付きローンの相手先は、貸金業者のようです。貸金業者が顧客から担保にとっている不動産をさらに担保にとることで、リスクを低減しています。こちらも利回りは3%~5%程度と、リスクを抑えている分リターンは少ないです。


カンボジアからの技能実習生を対象としたローンファンド
カンボジア技能実習生支援ローンファンド出典:SBIソーシャルレンディング カンボジア技能実習生支援ローンファンド
https://www.sbi-sociallending.jp/pages/skill_training_fund

また、SBIソーシャルレンディング特有のサービスとして、カンボジアからの技能実習生を対象としたローンファンドがあります。これは、カンボジアから日本にくる技能実習生に、渡航までにかかる費用を貸し付けることで、彼らが日本で技能実習生として働く機会を得ることができるという、社会貢献に近いモデルです。

カンボジアの技能実習生が働いてお金を稼ぐとともに、技能を身に着けることで、将来収益を上げてくれるということを期待して、貸し付けを行っているわけです。もちろん貸し出す相手が人であり、担保をとれるわけではないので、リスクは高い商品です。しかしながら、リターンが10%と、リスクに見合ったリターンを得ることができます。


クラウドクレジット

クラウドクレジット

クラウドクレジットは、海外、特に新興国に特化したソーシャルレンディング事業者です。欧州やラテンアメリカをはじめとする海外の消費者ローンや事業者ローン、延滞しているローンが投資対象になります。今まで日本では紹介されてこなかったものを対象にしているのが特徴です。海外の多くのフィンテック事業者と提携をしながら、リスクを抑えていことも大きな特徴の1つです。


目的と投資先
クラウドクレジット
出典:クラウドクレジット
https://crowdcredit.jp/summary/

クラウドクレジットは、新興国の個人や事業者の方に、日本の個人投資家の方の「投資としての資金」を届けて、彼らがもっと事業を成長させることを目的としています。資金需要者と資金提供者がWin-Winの関係を築くことのサポートを目標としています。

ファンドを見てみると、東欧向けのファンドが多く存在します。他にもペルーやカメルーン、スペイン等にも投資を行っています。


利回りとリスク

海外向けの投資のため、利回りは6%~13%と非常に高い期待利回りとなっています。もちろん海外向けのため、為替リスク等はありますが、為替リスクをヘッジした商品もあります。償還期間は7か月~3年と、少し長めのものも存在します。

クラウドクレジットは、対象が新興国であること、為替リスク等が存在することから、リターンについては相当大きく設定されています。運用報告を見ると、実際のリターンは20%を上回ったものもあるそうです。リスクは大きいですが、リターンを大きくとりたい人にとっては、魅力的なサービスと言えるでしょう。


グリーンインフラファンディング

グリーンインフラファンディング

グリーンインフラファンディングは、2016年にサービスを開始した、比較的新しいソーシャルレンディング事業者です。会社の名前の通り、自然エネルギーに特化したファンドを生成しています。

現在はメガソーラー発電と、バイオマス発電事業に対してのローンファンドを販売しています。将来的には、自然エネルギー分野を中心としながら、海外の小規模水力発電事業、海洋温度差発電事業などにも投資先を広げようとしています。

グリーンインフラレンディング
出典:グリーンインフラレンディング
https://www.greeninfra.jp/concept/



グリーンエネルギーは、現在国から補助金が出ることもあり、事業として注目を浴びています。しかし、設備投資にある程度の金額がかかるわりに、銀行からはなかなか貸し付けがされないという事態が起こっていました。

ここに目をつけて、ソーシャルレンディングという形で貸し付けを行っています。補助金等があるため、いったん発電が開始されれば、ある程度の収益は見込めます。それも踏まえて、期待リターンは10%~13%と、非常に高く設定されています。


さくらソーシャルレンディング

さくらソーシャルレンディング

最後に紹介するのが、さくらソーシャルレンディングです。この会社も2016年設立と、比較的新しい会社になります。こちらは地方創生に特化したソーシャルレンディングサービスを行っています。

さくらソーシャルレンディング出典:さくらソーシャルレンディング
https://www.sociallending.co.jp/concept/

地方は都会に比べ、経済が疲弊しており、資金調達を行うのも都会に比べると難しい状況です。その中、地方での不動産開発や、店舗開発の資金を貸し付けるサービスとして、さくらソーシャルレンディングは設立されました。地方を8つに分けて、それぞれでファンドを組成しております。

上記で紹介したファンドに比べて、1件あたりの金額は小さく設定されており、200万円未満のファンドも存在します。利回りも5%~7%と海外ファンドやクリーンエネルギーに比べると、そこまで高くはありません。しかし、不動産を担保にとるなど、地方ならではのスキームを作ることでリスクを抑えています。

投資先は不動産開発関連に加えて、医療・介護など、日本の社会問題を解決しようとしている先にも投資を行っています。



まとめ

ひとことでソーシャルレンディングと言っても、投資対象や利回り、償還年数、持っているリスクなど、様々なタイプのファンドがあることが理解できたかと思います。種類がたくさんある分、得意なところに特化したソーシャルレンディング事業者が存在するわけです。

それぞれの会社の特徴を理解しながら、まずは自分が理解できる部分、興味がある部分に注目してみましょう。あなたの投資があなた自身の収益になることに加えて、社会貢献にもつながります。余剰資金があれば、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。



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